【ご紹介】秋田県の"グルメ"

秋田県の一押し"味わいグルメ"たち!

秋田県にはその土地に行ったらぜひ味わいたいおすすめのグルメがいっぱい!古くから地元民に愛されてきた郷土料理はもちろん、話題のグルメや秋田県イチオシのご当地グルメをご紹介!


日本酒

秋田県の日本酒の特徴

・低温でじっくりと仕込む

秋田県は、冬季の寒さが厳しい地域です。そのため、秋田県の酒蔵では、低温でじっくりと日本酒を仕込む「秋田流低温発酵」と呼ばれる製法が用いられています。この製法によって、まろやかでコクのある味わいが生まれます。

甘口が多い秋田県は、かつて炭鉱が盛んだった地域で、炭鉱夫たちが好む甘口の日本酒が造られてきました。そのため、秋田県の日本酒は、甘口が多い傾向にあります。

酒米にこだわる

秋田県は、酒米の産地としても有名です。秋田県産の酒米には、「秋田酒こまち」「美山錦」などがあり、これらの酒米を用いて造られた日本酒は、上品な香りと味わいが特徴です。

稲庭うどん

約350年の歴史を誇る「稲庭うどん」は、江戸時代の初期に秋田県南部の稲庭地区で、地元産の小麦粉を使って干しうどんを製造したのが始まりとされています。

なめらかな舌ざわりと、つるつるとしたのどごしの稲庭うどんは、この上なく上品と昔から食通の皆様の評価も高く、佐竹の殿様も当時の贈答品等としてご利用され好評を博しておりました。

江戸時代の有名な紀行家、菅江真澄の著書「雪の出羽路」にも稲庭うどんは美味しいとの記述があり、当時から「知る人ぞ知る」逸品でありました。



きりたんぽ

起源は、“マタギ”の携行食にあるようです。炊きあがったご飯を“半殺し(粒が残る餅状)”にしたものを杉の串に巻き付けて囲炉裏で炙り、串から外したもの(槍の穂先に付ける“たんぽ”に似ている)を切る事から付けられた名称です。

鍋として食するのが一般的ですが、共に料理される鶏肉・舞茸・ネギ・里芋・ゴボウ・セリなどの食材は、山で獲れるものの代替品として広まったものです。



ハタハタ

あきたの魚といえば“ハタハタ”!

ハタハタは魚偏に神で「鰰」。冬の訪れに轟く雷(神鳴り)と共に打ち寄せる獲りきれないほどのハタハタは、まさに神様が遣わした魚

と信じられています。

冬のはじめに大量に獲れることから、保存に特化した調理法も残され、秋田の発酵食文化にも大きな影響を与えています。

ヤマブドウ

秋田県北部の八幡平山麓の山深い場所にある、山ぶどうは希少な果実です。

その果汁を使用した菓子やジュースは、素朴な味で郷愁を誘います。

いぶりがっこ

いぶりがっこは秋田を代表する漬物で、秋田県の内陸南部地方に伝わる秋田を代表する漬物です。 

原料の生の大根を囲炉裏の天井に吊るして薪を焚き、燻煙乾燥(秋田弁で、いぶる)という独特の乾燥法で昼夜干していきます。

しっかりと干し上げた大根を主に米糠、塩、ザラメ等の材料で樽に漬け込み、低温で2ヶ月以上発酵熟成させて作ります。

とんぶり

秋田県の「とんぶり」は、アカザ科のホウキギの果実を加熱加工した食材です。別名「畑のキャビア」とも呼ばれ、魚の卵のような食感が特徴です。

とんぶりは、江戸時代から先祖伝来の特殊技法で加工され、食されています。収穫時期は9月末から10月で、採ってすぐ食べられるものではありません。加工して出荷されるまでには驚くほどの作業工程があります。

とんぶりは、味は無味無臭ですが、食感を楽しむ食材として使われることが多く、クセがないので何にでもあわせやすいです。納豆に入れたり、お造りに合わせたり、酢の物に入れたりと幅広く使えます。

じゅんさい

秋田県三種町は、日本のじゅんさいの収穫量日本一で、全国で収穫されるじゅんさいの9割以上が三種町産です。三種町の森岳地区には、角助沼、惣三郎沼という沼があり、じゅんさいが自生していました。

じゅんさいは清らかな水で育ち、ツルツルとした食感が特徴でくせのないたんぱくな味わいです。独特な舌触りを活かした酢の物や汁物のほか、鍋料理などにも使うことができます。

じゅんさいは、古くから食用にされ、万葉集や古事記にも登場します。日本各地の環境悪化により、今ではほとんど生育地が無くなってしまいました。

比内地鶏

比内地鶏は、秋田県の比内地方で飼育されている地鶏です。江戸時代には「比内鶏」と呼ばれ、そのおいしさから年貢として納められていました。昭和17年には国の天然記念物に指定され、現在では日本三大地鶏のひとつとして知られています。比内地鶏は、肉質がきめ細かく、脂肪が少ないのが特徴です。また、独特の風味とコクがあり、一度食べたら忘れられないおいしさです。比内地鶏は、焼き鳥、親子丼、鍋料理など、さまざまな料理で楽しむことができます。秋田を訪れた際には、ぜひ比内地鶏を味わってみてください。