2学期
令和3年12月25日
今日から年末・年始休業(冬休みです)。昨日の終業式で子どもたちに話した内容を紹介いたします。
こうして皆さんと一緒に学校で終業式を迎えることができるのは、とてもうれしいことだと思います。
手を挙げてもらえますか。
1挨拶がよくできた人?
2授業中よく話を聞くことができた人?
3進んで発表できた人?
4掃除をよく頑張った人?
5係や委員会の仕事を忘れずにきちんとできた人?
6お友だちに優しくできた人?
7ペスタ ブンガラヤを頑張ることができた人?
はい、ありがとうございました。
色々な場面で、考える子、がんばる子、やさしい子、協力する子を実践する皆さんの姿を見ながら、校長先生は、とってもうれしかったです。いつも笑顔でひたむきに頑張る皆さんの姿に、元気づけられました。
ここで、校長長先生の2学期の思い出ベスト3を紹介します。
一つ目は、11月22日の朝です。半年ぶりに登校してくる皆さんの手を消毒したり、おはようのあいさつを交わしたりしながら、とても幸せな気分でした。
二つ目は、開催できないと思っていた「ペスタ ブンガラヤ」を開催でき、しかも皆さんの頑張りで大成功に終わったことです。
三つ目は、大成功に終わったペスタですが、校長先生が終わりの挨拶で、スローガンを間違えて言ってしまったことです。「花言葉は勇敢」なのに「合い言葉は勇敢」と言ってしまいました。申し訳ありませんでした。ごめんなさい。この場を借りて、もう一度言います。「花言葉は『勇敢』!~輝け僕らのブンガラヤ~」のスローガンが見事に達成されたことを、心から喜び拍手を贈りたいと思います。
皆さんの2学期思い出ベスト3は何でしょうか?今日はぜひ、お家の方とお話ししてみてください。
明日から冬休みです。休み中は、宿題やお手伝いを頑張って、3学期始業式、元気な笑顔を見せてください。転校していく人は、新しい学校の先生に、元気な笑顔を見せてあげてください。
3学期始業式を楽しみにしています。
令和3年12月24日
2学期が終了します。コロナ禍のために厳しい日々が続きましたが、どのような状況にあってもベストを尽くし、輝き続けた子どもたちに心から拍手を送りたいと思います。様々な場面で成長した姿を見ることができました。保護者の皆様や関係機関皆様のご協力・ご尽力のおかげと、教職員一同、心から感謝申しあげます。
さて、本日の終業式では、通知表をお届けしました。通知表には、2学期の頑張りが、評価・評定や所見(文章)で示されています。ご家族そろって通知表をご覧いただき、笑顔で「よく、がんばったね。」という言葉を添えていただけたらと思います。何よりものねぎらい、喜びとなり、3学期に向けての励みとなるでしょう。
新型コロナ感染が終息に向かい、新年が皆様にとりまして一段と素晴らしい1年となりますよう、お祈り申し上げます。どうぞ、よい年をお迎えください。
3学期始業式での子どもたちとの再会を、今から楽しみにしています。
令和3年12月14日
休校が長く続き、「今年のペスタ ブンガラヤはできないかも」と不安が募った時期もありましたが、本日、第30回「ペスタ ブンガラヤ」を無事開催できたことを、心からうれしく思います。しかも、受験で日本へ帰国する中学部3年生や、2学期末に日本に帰国予定の子どもたちと一緒に開催できたことは、大きな喜びでした。後輩達から感動的なエールを送られ、中学部3年生たちは、さぞ心強かったと思います。
子どもたちは、長く続いたオンライン授業の期間中で、友だちや先生と知恵を出し合ったり、工夫をしたりしながら、一つずつ、一つずつできることを積み上げていくことの大切さを学びました。その経験が見事に発揮されたペスタ ブンガラヤだったと思います。短い期間でしたが、集中して、準備や練習をよくがんばりました。発表の内容に、様々なアイディアや工夫を重ね、友だちや先生たちと声をかけ合い、作品を仕上げていく姿を見て、頼もしかったです。練習を重ねる度に、見違えるような進歩を遂げました。
そして、本番。最高のできでした。一つ一つの動きやセリフ、歌声や演奏に心を打たれました。それぞれの学年が、自分たちの持ち味を思う存分発揮できていました。児童会、生徒会の役員、放送委員たちは、会の進行に力を尽くしてくれました。「花言葉は『勇敢』!~輝け僕らのブンガラヤ~」のスローガンが見事に達成されたことを、心から喜び拍手を贈りたいと思います。一人ひとりが、眩しいほどに輝いていました。今年も立派にペナン日本人学校の伝統を守ることができました。
子どもたちは、ペナン日本人学校にかかわる全ての人たちの自慢です。誇りです。
令和3年12月2日
昨日の朝礼で子どもたちに話した内容を紹介いたします。
12月の始まりを皆さんと一緒に学校で迎えることができ、とってもうれしいです。 友だちと学習したり、お話ししたり、遊んだり、皆さんが生き生きと活動する様子を見ながら、やっぱり学校はいいなあと実感しています。オンライン授業中はできなかったお友だちや先生方との交流を、思う存分楽しんでください。
さて、学校の再開とともに、今年で第30回目となる、ペナン日本人学校の伝統行事「ペスタ ブンガラヤ」に向けての取組が始まりました。今年は開催できないかもしれ ないという不安がありましたが、最高のチャンスがやって来ました。しかも、受験を控えた中学部3年生たちが帰国する前に、開催できそうです。
スローガンは『花言葉は「勇敢」!~輝け僕らのブンガラヤ~』です。わくわくしてきます。いつもより練習や準備の時間が少なくてたいへんですが、「考える子」「がんばる子」「やさしい子」「協力する子」を実行し、「ペスタ ブンガラヤ」の成功に向けて、勇敢に挑戦して欲しいと思います。皆さんがどれだけキラキラと輝けるか、楽しみです。 みんなの笑顔があふれる「ペスタ ブンガラヤ」になるといいですね。
さて、新型コロナウィルスはまだまだ手強いです。ソーシャルディスタンスに気をつけ、うがい、手洗い、消毒を心がけることも忘れないようにしましょう。窮屈で不便な生活は続きますが、みんなで心と力を合わせたら、どんな困難も乗り越えていけそうです。
充実した12月を過ごし、2021年を締めくくりましょう。応援しています。
令和3年12月1日
11月22日(月)、学校が再開しました。重い荷物を抱えてスクールバスや車から降りてくる子どもたちに「おはようございます」と声をかけながら、何とも言えない幸せな気分でした。「やっと本物の先生や友達に会えた」という声が聞こえ、思わず笑みがこぼれました。
授業が始まると教室から、子どもたちの発表の声や笑い声が聞こえてきます。休み時間には運動場でボール遊びをしたり、走りまわったり。竹馬や一輪車を楽しむ子どもたちもいます。PJSはあっという間に活気を取り戻しました。
12月がスタートしました。学校で子どもたちと一緒に12月のスタートを切ることができるのは、この上ない喜びです。ペナン日本人学校伝統の学習発表会「ペスタ ブンガラヤ」は12月14日(火)に開催予定です。昨年同様、無観客でオンライン配信での開催となります。
今年のテーマは『花言葉は「勇敢」!~輝け僕らのブンガラヤ~』です。さっそく練習が始まり、ますますペナン日本人学校は活気づいています。
子どもたちも教員も多くが期間限定でペナンに暮らしています。今日と同じ日が、永遠に続くものではないことを肝に銘じ、2 学期、そして 2021 年のまとめとなる 12 月を過ごしていこうと思います。
以前、「学校が一番楽しいです。」と、天真爛漫な笑顔で話してくれた子どもがいました。厳しい状況は続きますが、子どもたちの期待に応え続け
ていきたいと、決意を新たにしています。
新型コロナ感染予防につきましては、引き続き、安全対策に十分努めてまいります。また、子どもたちの疲労や健康状態を十分考慮しながら、無理はさせない方針で、教育活動を進めて参ります。一方で張り切りすぎての反動があるかもしれません。気を付けて観察や見守りに努めます。
令和3年11月2日
昨日の朝礼で子どもたちに話した内容を紹介いたします。
今日から11月です。校長先生は昨日市場で買った柿を食べて、日本の秋をなつかしみました。
あさって11月3日は、日本では「文化の日」で祝日です。さて、去年も同じ質問をしました。覚えているでしょうか?この文化の日を中心にした、10月27日から11月9日までの期間を何と呼ぶでしょうか?そうです、読書週間です。この期間、日本全国あちらこちらで、「本に親しみましょう。読書を楽しみましょう」という運動が行われます。
読書週間は、第二次世界大戦が終わって2年後の1947年から、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という願いで始まりました。今年で、第75回目の読書週間となります。『読書週間』は、日本の国民的行事として定着し、おかげで、日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。
学校が休校のため、図書室の本の貸し出しができません。読み聞かせの機会もなくて、寂しいです。でも、お家の中を見渡してみましょう。読みたいと思って、そのままになっている本はありませんか?前に読んだ本を、もう一度手に取ってみるのはどうでしょう。この読書週間に、ぜひ本を読んでください。校長先生は「泣いたあかおに」という絵本が大好きで、小学生の頃から何度も読んでいますが、読むたびに新しい発見があります。
中学生は「勉強がたいへんで...。」と思うかもしれませんが、落ち着いて本を読む「心のゆとり」をもつことも大事です。今年の読書週間のスローガンは「最後の頁を閉じた 違う私がいた」です。読書の秋です。本を読むことで、日本の秋を感じてください。
令和3年11月1日
国家回復計画第4期への移行が待ち遠しい日々です。KL やジョホールなど、マレーシア国内の日本人学校が徐々に再開し、「ペナン日本人学校も?」と期待が高まりますが、現段階でペナン州教育局からの連絡はありません。
長い間ご心配をおかけいたしましたが、日本で待機していた教頭と教諭の2名が無事ペナンに着任、10月21日(木)に着任式を終えました。オンライン授業が続くため、学校で子どもたちと対面することはできませんが、私たちと同じペナンで職務に励んでいると思うだけで心強いです。
先日、日本の家族とビデオ通話で話をしました。上着を羽織ったり、首にスカーフを巻いたり、服装に秋の深まりを感じました。冬の訪れも間近のようです。両親と話すと、子どもの頃を思い出します。秋祭りでは神輿の乗った軽トラを引っ張って町内を一周。ご褒美に駄菓子の詰め合わせをもらうのがうれしくて、大切に食べたものです。11月になると、こたつが登場。甘みが増したみかんは、こたつで食べると一層おいしく感じられました。毎年、祖母が渋柿を焼酎で処理した柿を届けてくれました。柔らかい食感と甘い味がなつかしいです。日本の秋が恋しいです。
バーチャル運動会を開催し、盛り上がっていた学級がありました。「やれば楽しめる!」子どもたちの創造力に感激しました。1年の折り返しを過ぎました。学校の再開を祈りつつ、子どもたちの頑張りを見守る日々です。
令和3年10月4日
先週の朝礼で子どもたちに話した内容を紹介いたします。
10 月がスタートします。来週火曜日 10 月 5 日は、何の日でしょうか?そうです、10月 5 日は、ペナン日本人学校の開校記念日です。ペナン日本人学校のお誕生日です。ペナン日本人学校は、1974 年 10 月 5 日に、正式にペナン州の学校として認められ、スタートしました。10 月 5 日で 47 歳になります。学校ができたとき、中学部はありませんでした。小学部だけで全校児童数 14 人、先生も 2 人だけだったそうです。日本から遠く離れた異国の地に学校をつくるのは、大変な苦労だったはずです。それでも、ペナンで生活する日本の子どもたちに日本と同じ教育を受けさせたいという強い願いで学校がつくられました。学校ができた3年後には、中学部がつくられ、それから子どもたちの数も増え、たくさんの子どもたちがこの学校で学び、巣立っていきました。開校記念日を迎えるにあたり、皆さんにぜひ知って欲しいと思い、お話ししました。
さて、なかなか学校が再開しません。オンライン授業がしばらく続きそうです。でも、ペナン日本人学校のオンライン授業は、この一年間でものすごく進歩しました。こうして全校朝礼ができています。紹介式、お別れ式、始業式、終業式もできるようになりました。1年前の1学期は、録画した授業を見るだけで、先生やお友だちとやりとりできませんでしたが、今は違います。発表したり、質問したり、グループ活動だってできるようになりました。
7月に中学部では、マレーシア国内にある、クアラルンプール日本人学校、ジョホール日本人学校、コタキナバル日本人学校、そしてペナン日本人学校の全生徒がオンラインで交流し、お互いの学校を紹介したり、レクリエーションを楽しんだりしました。どんなときも前向きに、できることを一つずつ、積み上げていくことが大切なんだなあと思います。思うようにできないことが多くて苦しいけど、今できることに全力を尽くしてください。校長先生は、皆さんがグループ活動に取り組む様子を見るのが大好きで、いつも感心しながら見ています。少ない人数だからこそ、メンバーの協力が大切です。素晴らしい意見だったね、良い勉強になったね、協力してくれてありがとうと、お互いに褒め合うことができるようなグループ活動ができるといいなあと思います。まだまだ、たいへんな毎日が続きますが、今できることに全力を尽くしてください。
応援しています。
令和3年10月1日
画面越しではありますが、子どもたちの笑顔に励まされる日々です。
さて、10月5日はペナン日本人学校の開校記念日です。今から47年前の1974年(昭和49年)のこの日、ペナン州知事の開校宣言によって開校式が盛大に挙行されました。当初は小学部のみで児童数は14名と少なかったようですが、安心して日本と同じ教育を受けられる学校があるということで、開校を契機に日系企業の進出も増加したと聞いています。今日に至るまでの多くの方々のたゆまぬ努力と日本人学校を受け入れ、支援してくださるペナンの人々の温かさに深く敬意を表します。そして、ペナン日本人学校で働けることを感謝し、一層の発展に力を尽くしていきたいと改めて決意いたします。コロナ禍にあって厳しい環境ではありますが、できることを一つずつ積み重ねながら、伝統を守っていきたいと思います。
2学期が始まって1か月が経ちました。オンライン授業はすでに4か月近くになり、過去最長です。不自由な生活が続き、友だちとの交流が思うようにできず、子どもたちのストレスは相当なものと思われます。
学校では、保護者の皆様からいただいた欠席や欠課等に関わる情報や、教員が授業中に得た子どもたちの健康に関わる情報をスマホのアプリを使ってリアルタイムで共有し、子どもたちへの声掛けや指導に有効に役立てています。また、担任への相談等も含め、気になることがあれば、閉校時対応メールを利用して保護者の方と連携しています。
令和3年9月1日
2学期がスタートしました。画面越しではありますが、再びPJSに活気があふれて きました。子どもたちの元気一杯の笑顔に、教職員も一層ファイトがわいてきます。長 い夏休みの間、ご家庭ではお世話になりました。子どもたちの夏休みの成長や成果が、 2学期の学習や活動に発揮されることを楽しみにしています。そして、10月の学校再 開を祈るばかりです。
去年は7月途中に学校が再開、8月7日1学期終業式、8月24日の2学期始業式も 子どもたちと一緒に学校で迎えました。新型コロナの状況は良くなっていくと信じてい ました。手帳を開くと、10月1日のマレーシアの新規感染者数は260人、ペナンは 1人。1年後、まさかこのような状況で2学期を迎えることになろうとは、夢にも思い ませんでした。改めて新型コロナの脅威を感じます。
しかし、そのような状況の中、新しい光が見えたような行事がありました。7月22 日に開催された、マレーシア4校日本人学校交流会です。クアラルンプール、ジョホー ル、コタキナバル、そして PJS の中学部の生徒たちがオンライン上で集い、各校の紹 介をしたり、小グループに分かれてレクリエーションを楽しんだり、素晴らしい時間を 過ごしました。140名ほどが参加、オンラインだからこそ実現できた行事であり、新 しい扉が開かれたような気がしました。PJS の生徒も司会や学校説明、そしてレクのま とめ役として大活躍でした。
夏休み明け、少しでも早く、生活のリズムを取り戻してくれたらと思います。学校で も気をつけて観察や見守りに努めます。今学期もよろしくお願いいたします。 始業式で子どもたちに話した内容を紹介いたします。
おはようございます。スラマ、パギ。
学校が再開できなかったのは残念ですが、皆さんの笑顔を見ていると元気が出ます。 夏休みはどうでしたか?ゆっくり休んで、リフレッシュできましたか?お家の方と一 緒に過ごせる時間を楽しむ事が出来ましたか?宿題は、計画を立てて取り組めました か? お手伝い、たくさんできましたか?
校長先生の一番の思い出は、オリンピックです。校長先生は野球が大好きなので、日 本チームが金メダルをとった瞬間は、思わず拍手をしながら大喜びしました。勝っても 負けても、自分のことのように喜んだり、くやしがったり、オリンピックをおもいっき り楽しみました。オリンピックを見ながら、いつかまた、皆さんがサッカーやドッチボ ール、鬼ごっこ、竹馬、一輪車、フラフープ、鉄棒、ブランコなど日本人学校の運動場 で思う存分楽しむ姿を見ることができたらいいのになあと思いました。
2学期も「考える子」「がんばる子」「やさしい子」「協力する子」を実行して、きら きらと輝きましょう。皆さんの2学期の目標は何ですか?校長先生の目標は、皆さんが 一生懸命勉強する姿をしっかり参観することです。楽しい2学期になるといいなあと思 っています。応援しています。がんばってください。