多目的刺激呈示システム(学術研究用)
Multi Trigger System
Multi Trigger Systemで刺激提示ができる代表的な課題のサンプル条件をご用意しております。(※1)
興味のある条件がございましたら、ご自由にダウンロードしてご活用ください。(※2)
また、Multi Trigger Systemをお持ちでない方も、気になる条件がございましたら、お気軽にお問合せください。
現在掲載しているサンプル条件は画像刺激のみに対応しておりますが、
製品版では、「音・画像 / 音のみ / 画像のみ」の3ラインナップを提供しておりますので、必要に応じてご相談ください。
※1 Multi Trigger System Ver.2.70.191(MTriggerTest Ver.2.70.197)以降で動作確認済みです。
※2 ファイルは圧縮(zip形式)されておりますので、ダウンロード後は必ず解凍してください。
各条件フォルダは、「C:\MTS-Condition」直下に配置してください。
※ Multi Trigger Systemは、2024年7月現在、Windows 10 まで対応しております。
※ Windows XP, Windows 7 版をご利用の場合、Windows 10 版への有償アップグレードもご利用頂けますので、お問い合わせください。
条件や構成に関するご相談やご質問がございましたら、以下のお問い合わせフォーム、またはお電話にてお問合せください。
・お問い合わせフォーム
・TEL:042-332-6102
●オドボール課題
識別可能な2種類の間隔刺激をランダムに、かつ、呈示頻度に差をつけて(低刺激頻度:高刺激頻度=2:8)被検者に呈示し、低呈示頻度の刺激に応じて所定の反応を行わせる課題です。
本刺激は、P300の測定に適しています。
サンプルの条件では、ターゲットを赤い丸とし、赤:青=2:8の頻度で呈示します。
赤い丸が表示されたら、手押しボタンスイッチ押すよう指示して測定します。
動画の最後に、測定した結果が表示されます。
※ 動画上の測定結果はイメージです。
●パターンリバーサル VEP課題
VEPとは、網膜に光刺激を与えた時に、網膜や大脳視覚野に生じる反応です。
サンプル条件は、白と黒の格子の色が200ms間隔で反転するパターンリバーサル刺激を呈示します。
※ モニタの解像度・サイズによって、格子模様の見え方が異なります。使用環境に合わせ画像を作成される場合は、「C:\MTS-Condition\VEP\Image」フォルダ内の画像と差し替えてください。
●Stroop課題
ストループ効果とは、同時に二つの情報を与えると、二つの情報が干渉し反応までに時間がかかる現象です。
サンプル条件は、以下の2種類です。
① Stroop-文字色赤でスイッチ.trm
黒色「赤」、赤色「赤」、青色「赤」、緑色「赤」の4種類の刺激が、各15回(計60回)ランダムで呈示されます。
文字の色が赤色の時のみ、スイッチを押すよう指示して測定します。
② Stroop-文字「赤」でスイッチ.trm
赤色「黒」、赤色「赤」、赤色「青」、赤色「緑」の4種類の刺激が、各15回(計60回)ランダムで呈示されます。
文字が「赤」の時のみ、スイッチを押すよう指示して測定します。
2種類の上記で測定後、それぞれの反応時間・正誤判定結果を比較することで、色の情報と意味的情報の処理時間の差が分かります。
※ 動画上の測定結果はイメージです。
①「Stroop-文字色赤でスイッチ.trm」での測定画面イメージ
②「Stroop-文字「赤」でスイッチ.trm」での測定画面イメージ