裾野市役所1階の改装 ”頼りになる窓口”
裾野市役所1階の改装 ”頼りになる窓口”
市役所に行くとマイナンバーカードに関する窓口が、共用部に増設されている風景を目にすることがある。便利になっているはずが、どこか複雑に感じたり、煩雑に感じられたりする。
電子申請化に伴った窓口の運用、職員の配置やフロアレイアウトとが連動することが、便利で安心感が持てる市役所のあり方だと考えた。
裾野市が掲げる"頼りになる窓口"は総務省による自治体フロントヤード改革のモデル事業としてのプロジェクトである。
全国の庁舎の多くが築50年を迎えるとされている中で、裾野市役所もまた同様の築年数になる。
財源捻出が厳しい現代に、築50年の市役所が行政サービスの質を向上させながら使われ続けられるように、低予算で再現できることを目指した。