郊外型商業施設の1,2階を子育て福祉施設に改修するプロポーザル案である。

もともと商業施設であった点なども考慮し定期健診などの用事以外の時でも日常的に訪れて過ごすことができるような屋内公園のように使える施設の在り方が良いのではないかと考えた。

施設の用途が幼児から高齢者まで多岐にわたり、窓口や機能の多様さが建物の印象を複雑なものにしてしまうと考え、建物の中心に丸い吹き抜けを設けることで来館者が施設の構成を理解しやすいように計画した。

また吹き抜け周りは日常的に過ごせる居場所を隣接させたり、沿わせたりすることで、屋内公園としての印象をわかりやすくし、開かれた交流施設を目指した。

横井創馬建築設計事務所時担当