1.開催日時・場所

2024713日()〜14日(
前夜祭7月12日)) 
宮崎県日南市 日南商工会議所・油津商店街

2.開催概要

ローカルリーダーズミーティング、略してLLMは、地域創発の産業を担うリーダーや、企業、研究者などが集まり、お互いに持っているノウハウや知見、哲学などを共有し、それぞれが実践につなげることを目的としている合同戦略会議です。

LLM2024in宮崎県日南市では、「つながるって、前進だ!!」をテーマに「それぞれのまちの特長を活かして、それぞれのまち“らしさ”が光る施策ってなんだろう?」と〈オルタナティブな地域の未来〉について考えます。日本全国にとどまらず、日本と同じ課題に立ち向かう世界の国や地域も含め、ともに未来のローカルを担うプレイヤーと研究者たちの知見やノウハウ、哲学を持ち寄って、まぜまぜにして、それぞれの現場に持ち帰ってカスタマイズする。そんな濃い2日間をめざしています。

主なコンテンツは、①フィールドワークと②ロカデミック・まーけっと!(略:ロミケ)です。
①フィールドワークでは「人材」「農業」「企業連携」「小売業」の4つをテーマに、日南市の実践者たちを訪れ、実際の取り組みからインプットやインスピレーションを受け取ります。
②ロカデミック・まーけっと!とは、ローカル×アカデミック×コミックマーケット=ロカデミック・まーけっと!、略して「ロミケ」です。来場者をわくわくさせるコンテンツがズラッと並ぶ「コミックマーケット」のような雰囲気の中、油津商店街周辺のスナックや会議室にて、ローカルと結びつきの深いテーマを専門とする研究者を囲んで、ざっくばらんに語り合う参加型コンテンツです。

.プログラム概要

【7月12日(金)前夜祭】

宮崎県日南市にようこそ!
前日入りしている皆さんでこの2日間が熱く充実したものになるよう盛り上げていきましょう!

18:30-20:30 前夜祭@油津商店街(参加費4,400円)

【7月13日(土)DAY1】

「つながるって、前進だ!」をテーマに、日南市の事業から学び、また地方創生や産業創出など或る分野で熱心に研究したり取り組んでいる実践者同士が繋がる場です。ご自身の関心がある分野の研究者や実践者と、油津商店街のスナックを会場に熱く語る1日です。

08:30-09:00 受付
09:00-11:00 4つのコースに分かれたフィールドワーク(参加費4,400円)
11:10-12:50 オープニング&基調講演
12:50-13:30 昼食(昼食代1,100円)
13:30-14:30 ロカデミック・まーけっと
14:50-15:50 ロカデミック・まーけっと
16:10-17:10 ロカデミック・まーけっと
18:00-     懇親会@ホテルシーズン日南(会費5,000円)

※上記予定は調整中です。当日までに変更となる可能性もございますので予めご了承ください。

【7月14日(日)DAY2】

1日目のインプットを振り返りつつ、「それぞれのまちの特長を活かして、それぞれのまち“らしさ”が光る施策ってなんだろう?」と〈オルタナティブな地域の未来〉について考えます。1日目に繋がれなかった研究者や実践者の方とも繋がれるチャンスです!

08:30-09:00 受付
09:40-12:00 ロカデミック・まーけっと
12:20-13:00 クロージング

クロージング後、油津商店街にて後夜祭(BBQ)を行います。(参加費2,200円(事前払い)※当日払いの場合は3,300円となります。)

※上記予定は調整中です。当日までに変更となる可能性もございますので予めご了承ください。

4.ロカデミック・まーけっとの詳細

来場者をわくわくさせるコンテンツがズラッと並ぶ「コミックマーケット」のような雰囲気の中、油津商店街周辺のスナックや会議室にて、ローカルと結びつきの深いテーマを専門とする研究者を囲んで、ざっくばらんに語り合う参加型コンテンツです。繋がりたい人・一緒に語りたい人のブースや、興味のあるテーマのブースにご参加ください!

※各ブースの情報は確定次第、順次更新予定。

木藤亮太氏 
「タイトル未定」(セッション日時調整中)
株式会社ホーホゥ代表取締役/株式会社油津応援団取締役/株式会社バトンタッチ代表取締役/地域間連携推進機構株式会社取締役/株式会社4WD代表取締役
専門:旅芸人/まちの応援団づくり/福岡LOVE FM76.1MHz@まちづくりラジオDJ

油津の人にとっては「元月額90万円の男」。全国公募で333人から選ばれ、2013年より約4年で“猫さえ歩かない”油津商店街に25を超える新規出店、企業誘致等を実現。商店街再生の好事例として大きく評価。その後は自らのルーツがある福岡県那珂川市にてJR博多南駅前ビル「ナカイチ」を再生、創業39年の老舗喫茶店「キャプテン」を継承、「旅する学校/問いを立てる/漕ぎ出す学校おおいた」校長、豊後大野市「関係人口交流拠点施設cocomio」、 JR古賀駅西口「るるるる」、JRの宇島駅前「ZigZag」などエリマネや拠点づくり。移住業界最大のコント「九州移住ドラフト会議」コミッショナー(北部九州担当)を務める。

セッション内容:調整中

メッセージ:ようこそ奇跡の商店街”油津”へ!「どこが奇跡やねん、誰も歩いてないやんww」と笑ってください。ぜひ人々の声に耳を傾けてください。「今も厳しいよコロナもあったし、でもこれまで10年間何もしなかったらどうなってたか・・」。再生しない”再生事業”がじまって10年。「まちづくり」「地方創生」「SDGs」分かっているようでよく分かっていないキーワードを考える上でのヒントが無数に散らばっている”油津”のまちをぜひ堪能してください。

茨木いずみ氏 
「徹底議論!地方での起業へと至る10の分岐点」(セッション日時調整中
ロキイズム代表
専門:地方における起業

宮崎県高千穂町出身。中高は熊本市内。一橋大学社会学部卒。在学中にパリ政治学院へ交換留学(1年間)。卒業後は株式会社ベネッセコーポレーションに入社し、DM営業に従事。 その後岩手県釜石市で復興支援員(釜援隊)として、まちづくり会社の設立や、組織マネジメント、高校生とのラジオ番組づくり、馬文化再生プロジェクト等に携わる(2013年~2015年)。2015年3月にNPO法人グローカルアカデミーを設立。事務局長を務める。並行して東京大学大学院総合文化研究科修士課程を修了。現在は高校のコーディネーターやライター、謎解きを活用した探究学習を支援する謎解きトレーナー等、フリーランスで活動中。

セッション内容:インタビュー調査を基に、地域で活躍するローカル起業家がどのような分岐を経て「地方での起業」に至ったのかを分析しています。ローカル起業家には大きく分けて移動先行型と事業先行型の2タイプがあり、それぞれの層に対して有効なアプローチは大きく異なります。各人・各自治体の事例を突き合わせ、リアルタイムで仮説の検証・修正を行いながら、ローカル起業家予備軍が求めている支援策を、参加者全員で検討していきます。
メッセージインタビュー調査は全て地方での起業に「至った」方の事例なので、「至らなかった」事例の情報も含めて議論できたらと思っています。地方で起業してみたい、すでにしている、地方での起業を増やしたいという方は、ぜひ一緒に議論しましょう!

今永典秀氏 
インターンシップは、地域を救うのか?ーコーディネーターの愛はどこまで響くのかー」(セッション日時調整中
古屋産業大学経営専門職学科准教授/Co-Innovation University ボンディングシップアドバイザー(2026年設立予定)
専門:地域イノベーション、インターンシップ、共創の場 

大学卒業後、民間企業2社での勤務、岐阜大学地域協学センターを経て、現職。近年は、実務経験を活かし、企業や中間支援団体の長期・プロジェクト型インターンシップ研究やアドバイス、大学における教育プログラム開発などを多数実践。社会的企業、NPOなどの外部アドバイザーなども担う。主な著書『長期実践型インターンシップ入門』ミネルヴァ書房(編著者)、『企業のためのインターンシップ実施マニュアル』日本能率協会マネジメントセンター(共著)、『共創の強化書』中央経済社(共著)。

セッション内容:日本のインターンシップの現在地はどこにあるのか、そして、中間支援団体のコーディネーターはどのような効果があるのか?実践的な観点で、学生、大学、企業、コーディネーター、それぞれが、良いインターンシップ・悪いインターンシップに向けて、どんな成功・失敗を生み出しているのか。実践者らの状況、観察結果、他の研究、追跡調査などを踏まえ、考えたいと思います。
「インターンシップは、日本を変える、未来を創造する」
Now Forever インターンシップ愛を叫ぶ

メッセージ地域が最先端になる時代、尖った人ほど重宝される時代に変わってきました。そこには、専門領域にとらわれず、私自身のアンテナ、感度を大切にして、いろんな人との共創が研究でも実践でも、私自身の楽しみ・生きがいにもつながります。昼も夜も、真面目なところもフランクなところも、その全てにきっかけがあると思います。あ、素敵な本出してます。ポッドキャスト始めます。聞いてくださいー^^ 

岸田泰則氏 
「タイトル未定」(セッション日時調整中
釧路公立大学非常勤講師
専門:組織行動論 

法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了。専門社会調査士。重工業メーカーに勤務の傍ら、高齢者雇用政策を研究。法政大学優秀博士論文出版助成により『シニアと職場をつなぐ―ジョブ・クラフティングの実践』を上梓。『全能連マネジメント・アワード』アカデミック・フェロー・オブ・ザ・イヤー受賞。人材育成学会奨励賞(研究部門)受賞。現在、釧路公立大学のほかに、法政大学、千葉経済大学、東京経済大学の非常勤講師も兼任。M-GTA研究会 世話人、労働政策研究・研修機構「デジタル人材の能力開発・キャリア形成に関する研究会」委員、神戸大学経済経営研究所客員研究員としても活動中。

セッション内容:調整中
メッセージ私もいろいろなところに越境し活動しております。みなさまとお話しできるのを楽しみにしております。

近藤一郎氏 
「タイトル未定」(セッション日時調整中
株式会社おでん代表取締役/近藤商会BOSS/北海道大学公共政策学研究センター研究員/厚真町起業型地域おこし協力隊
専門:小規模自治体の地域振興、飲み会幹事 

青森県八戸市出身。現在は厚真町起業型地域おこし協力隊として活動中。20代前半に北海道に移住し漁師として15年くらい働き、町議会議員を2期4年経験。「ノリと勢い」で町長選に出馬するも惨敗…。その後、30代後半で学びなおしのために北海道大学公共政策大学院に入学。小規模自治体の地域経営を研究テーマとして産業振興、観光、教育など広く浅く学ぶ。修士課程で学んだ知見を社会実装するため、厚真町では高校2年の時から続けているサーフィンの経験を活かし『サーフィン×まちづくり』をテーマにしたサーフィン大会のディレクションや、株式会社「おでん」を起ち上げ『ばーちゃんたちの小遣い稼ぎと生きがいの場創り』を創造中。

セッション内容:調整中
メッセージ最近のニュースで一番ショッキングだったのは「自治体職員の退職者が増加している」という記事でした。(自治体退職者10年で2倍 目立つ若手、待遇不満も(共同通信)なぜならば、小さな町になればなるほど地域の大企業である役場のマンパワーが失われることは、地域の衰退を招く大きな要因の一つであると考えるからです。
人手不足による行政機能の低下は住民の生活に大きな影響を与えます。そして、まちづくりを担うプレイヤーにとっても深刻な課題と言えるのではないでしょうか?誰を主人公にするかで見方は大きく変わりますし、すぐには答えの出ない課題ですが、「行政目線・民間目線・ガヤ目線」といった様々な視点からこの社会課題について一緒に議論してみませんか?

伊東将志氏 
「タイトル未定」(セッション日時調整中
一般社団法人つちからみのれ ファウンダー/株式会社ONDOホールディング・株式会社温泉道場  監査役/株式会社旅する温泉道場 取締役/UROCO代表/NPO法人G-net社外理事

三重県尾鷲市在住。18歳で地域の商工会議所に22年勤務、その後、まちづくり会社を経て、現職。「そのまちならでは」の取組みを全国各地で支援。地域資源活用における実践として、尾鷲ヒノキの間伐材の利活用を促進する100のありがとう風呂などを企画、全国展開し、2015グッドデザイン賞、ウッドデザイン賞審査委員長賞を受賞。2022年からは、地元尾鷲の電力会社の撤退に伴い、変わりゆく街に呼応し、ジャストトランジションをテーマに一般社団法人つちからみのれを設立。新たな挑戦を始める。

セッション内容:調整中
メッセージローカルで試行錯誤しながら、活動をされているみなさんにお会いできるのを楽しみにしております。紀伊半島の小さな町で、時に愛され、時に刺されてきた30年の七転び八起きな取組みの数々をお話したいと思っております♪

フィールドワークの詳細

「人材」「農業」「企業連携」「小売業」の4つをテーマに、日南市の実践者たちを訪れ、実際の取り組みからインプットやインスピレーションを受け取ります。

特定地域づくり協同組合の(自称)成功事例!今アツい北郷にGO!

特定地域づくり協同組合とは、地域の仕事を組み合わせて年間を通じた仕事を創出し、組合で職員を雇用し事業者へ派遣することで地域の担い手を確保する制度です。現在全国に約100組合あり、日南のACにちなん事業協同組合は設立して2年目。組合員19事業所、派遣職員7名で運営を行っています。

今回のフィールドワークでは、「南いちご農園」と「道の駅北郷」の2事業所と、派遣職員1名にACにちなん事業協同組合の話をお伺いします。

「南いちご農園」は栽培方法にこだわり、夜のいちご狩りやキッチンカーの運営など幅広く活動されており、「道の駅北郷」は昨年10月にオープンし、インクルーシブ公園も併設している道の駅です。

また、ACにちなん事業協同組合の話だけではなく、現場でそれぞれ独自の取り組みについてもお話し頂きながらご案内いただく予定です。

<訪問先>ACにちなん事業協同組合、南いちご農園、道の駅北郷
<案内役>ACにちなん事業協同組合:事務局 榎本 朱里
<メインスピーカー>道の駅北郷:駅長 小道 修平
          みなみ農園株式会社:代表 南 浩二
          ACにちなん事業協同組合:派遣職員 池邊 いずみ

攻める日南の簡易郵便局の裏側と今後の展望

日南星倉簡易郵便局は今年の4月から再開した簡易郵便局。1階部分は簡易郵便局、2階部分は宿泊施設という珍しい形で運営しています。

今回のフィールドワークでは、日南星倉簡易郵便局が地域の困り事を解決できる拠点となるためにどのような取り組みを行なっているのか、再開する過程で起こった裏話や今後の展望などもお話しします。

共創ラボから繋がり、今年度日本郵政からの出向社員として移住してくれている石井勇佑(ゆうすこ)プレゼンツなので、企業連携に興味がある自治体・企業の方にもおすすめです。

<訪問先>日南星倉簡易郵便局、Post House Tuzuri、道の駅酒谷(今後再開予定地)
<案内役>株式会社ことろど 石井 勇佑
<メインスピーカー>日南星倉簡易郵便局 局長 有衛 優美

日南発!グローバルな取り組みで農業を盛り上げるローカルベンチャー

ネイバーフッドは農林水産省の「GFP(グローバル輸出産地企業)」にも選出されており、産地をとりまとめて輸出を行っている日南のローカルベンチャー企業。完熟したみかんを丸ごと搾った、果汁100%ストレートみかんジュースは楽天市場で2億商品の中からデイリー2位にもなっている人気商品です。

今回のフィールドワークでは、活動についてのお話を直接伺い、現場をご案内いただく予定です。

<訪問先>株式会社ネイバーフッド
<案内役>株式会社ことろど 森山 義也
<メインスピーカー>株式会社ネイバーフッド:代表取締役 田中 伸佳

日南といえば絶対に外せない戸村!地方小売業の今後の展開について学ぶ

小さな肉屋から始まった戸村精肉本店。他の都道府県はエバラが売上を独占するのですが宮崎県では戸村のたれがシェアNo1!今では、宮崎県で焼肉のタレといえば戸村と言われるほど、日南を知るには欠かせない企業です。地域に根ざしたお店づくりを続けてきて、地域の方に支持されています。そんな戸村精肉本店は2021年にマルミヤストアにM&Aされることとなりました。

今回のフィールドワークでは、M&Aの経緯や今後の展開についてお話を直接伺います。地方の小売業の今後について考える機会になること間違いなしです。 

<訪問先>株式会社戸村精肉本店
<案内役>株式会社ことろど 田鹿 倫基
<メインスピーカー>株式会社戸村精肉本店管理部:庭田 紀之

.前夜祭&後夜祭

現在、準備中です。今しばらくお待ちください!

7.日南市までアクセス

航空

東京(羽田空港)から 90分
大阪(伊丹空港)から 60分
福岡(福岡空港)から 40分

宮崎市内からの所要時間:約45分(高速道路未利用の場合は約60分)
宮崎空港からの所要時間:約35分(高速道路未利用の場合は約50分)

鉄道(JR)

JR日南線 宮崎駅から油津駅まで 約75分

8.会場について

メイン会場①

日南商工会議所(宮崎県日南市園田2丁目1-1)

JR油津駅から徒歩10分程度

メイン会場②

油津商店街(宮崎県日南市岩崎3丁目10-6

日南商工会議所より徒歩5分程度、JR油津駅から徒歩5分程度

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