Link-AGで計測された成果をパートナー様のTikTok広告マネージャーに連携させるための設定手順を説明します。
設定いただくことで、成果が発生後ポストバックが行われ、TikTok広告マネージャーへ数分〜数十分程度で反映されます。
こちらのデータをTikTok広告の最適化にご活用いただくことが可能です。
Link-AGからのポストバックを行うために、新しいピクセルを開発者モードで作成する必要があります。
ご自身のTikTok広告マネージャーへログインし、上部の「アセット」>「イベント」を選択し、「ウェブイベントを作成」をクリックします。
「イベントAPI」を選択します。
任意のピクセル名を入力し、
インストールタイプは「イベントAPIを手動で設定」を選択します。
次へを選択します。
ピクセルが開発者モードで作成されていることを確認します。
青枠部分からピクセルID、
赤枠部分からアクセストークンを確認します。
これらは後ほど使用しますので、メモをしていただくようお願いします。
【注意】
「アクセストークンを生成」ボタンを押すと、アクセストークンが発行されます。押すたびにアクセストークンが変更され、更新前のものは無効になりますのでご注意ください。
TikTok広告連携機能でポストバックさせたコンバージョンデータを使って、広告の最適化設定をしたい場合を想定しています。
1.の手順で、ポストバック用ピクセルを新規登録した場合、そのピクセルを使って広告セットを新規作成するためにはピクセルを有効化する必要があります。
こちらの画面でテストポストバックを実行することでTikTok広告側でコンバージョンが発生し、ピクセルを有効化できます。
詳細:
TikTok広告マネージャーで「広告セット」を作成する際、「プロモーション目的」の項目で、最適化に利用する「ピクセル」と「イベント」を選択する箇所があります。
その際に、ピクセルの選択肢には「1回以上CVが発生したピクセル」のみ表示される仕様になっているため、先ほど作成したポストバック用ピクセルを選ぶことができません。
そのため、ポストバック用ピクセルに対して「TikTokピクセルの有効化」機能を使ってポストバックを1回発生させることで、ポストバック用ピクセルをアクティブにすることができます。
それにより、広告セット作成時の最適化設定でポストバック用ピクセルを選択できるようになります。
Link-AGの媒体連携画面から、右上の「新規連携」を選択します。
下記のURLからも遷移できます。
TikTok連携の「①ピクセル有効化」をクリックします。
先ほど作成したポストバック用ピクセルの「アクセストークン」「ピクセルID」「イベント」を入力し、実行ボタンを押します。
【注意】
テストポストバックは1回のみ実行してください。複数実行すると本来発生していないコンバージョンがTikTok広告マネージャーで複数回発生します。
テストポストバックでは、本来発生していないコンバージョンをテストとしてTikTok広告側へ発生させています。本来のコンバージョンとは区別するため、イベントは「検索」 としています。
→【2022/10/05 改修しました】
「イベント」には発生させたい(最適化させたい)イベントを選択してください。広告セット作成時にこちらのイベントが選択できるようになります。
「結果」の部分に「成功しました」と表示されます。
TikTok広告マネージャーを開きます。
該当ピクセルが「アクティブ」となっていれば有効化完了です。(反映に数分かかります)
該当ピクセルの「概要」タブを開きます。
対象期間を本日に設定すると、先ほどLink-AGで選択したイベントのコンバージョンが1件発生していることを確認できます。
「結果」の部分に「失敗しました」と表示されます。
「アクセストークン」「ピクセルID」が正しいか確認してください。
【注意】
TikTok広告マネージャーにて「アクセストークンの生成」ボタンを押すと、その度にアクセストークンが変更されます。そのため、更新前のアクセストークンをこちらで入力すると無効のため失敗します。最新のアクセストークンを使用してください。
「②連携メディアの追加へ」をクリックします。
下記を入力し、登録します。
メディア:連携させたいメディアを選択
トークン:アクセストークンを入力
ピクセルID:ピクセルIDを入力
イベント:ポストバックで発生させたいイベント(先ほど①で有効化したイベント)を選択
【注意】
TikTokマネージャーにて「アクセストークンの生成」ボタンを押すと、その度にアクセストークンが変更されます。更新前のアクセストークンを設定した場合ポストバックが正しく行われないため、必ず最新のアクセストークンを登録してください。
本画面で登録後、再度アクセストークンの生成をした場合は、編集画面からアクセストークンを変更してください。
【2022/10/05 追記】「イベント」には、ポストバックで発生させたいイベントを登録して下さい。先ほど①で有効化したイベントと同じものを選択してください。
上部の「広告」を選択し、「広告セット」>「作成」をクリックします。
キャンペーンを新規作成する場合は「新規作成」、しない場合は「既存の広告セットを使用」を選択します。
※TikTokマネージャーでは「既存の広告セットを使用」という表示になっていますが、「既存の広告キャンペーンを使用」が正しい内容かと思われます。
広告セットを新規作成します。
任意の広告セット名を入力します。
「プロモーション目的」では、「ウェブサイト」>「外部ウェブサイト」を選択し、下記を入力します。
TikTokピクセル:1.で作成したポストバック用ピクセルを選択
最適化イベント:2.でLink-AGに登録したイベントと同じものを選択
各項目を適宜入力し、「次のステップ」へ進みます。
広告を新規作成します。
任意の広告名を入力します。
各項目を適宜入力します。
「誘導先ページ」>「URL」を入力します。
こちらは、ユーザーがTikTok広告を見て「誘導アクション(例:お試しプレイ、今すぐ登録)」をクリックした際のリダイレクトURLを設定する項目です。
末尾に「?ttclid=__CLICKID__」を付帯してください。
メディアのURLを入力する場合、加えて別途「4.メディアにTikTok用タグ設置(遷移先がメディアの場合のみ)」の対応が必要になります。
※注意:「?ttclid=__CLICKID__」に空欄が入っていた場合、ポストバックが成功しない可能性がありますのでご注意ください。
A. 直リンクの場合:
直接クライアントのLPに遷移させたい場合は弊社発行のアフィリエイトリンクを入力します。
https://cl.link-ag.net/click/メディアコード/バナーコード?ttclid=__CLICKID__
B. 記事LPの場合:
メディア様の記事LPへ遷移させたい場合は記事URLを入力します。
加えて、別途「4.記事LPにTikTok用タグ設置(遷移先がメディアの場合のみ)」の対応が必要になります。
https://media.com/lp.html?ttclid=__CLICKID__
「ttclid」とは、TikTok広告の「誘導アクション」をクリックした際に発行される30日間有効な一意の識別子です。
TikTok広告マネージャーにて広告作成時、「URL」の末尾に「?ttclid=__CLICKID__」を付帯することで発行されます。
リダイレクトしたURLの末尾にパラメータが付与されます。
Link-AGでは、アフィリエイトリンク(https://cl.link-ag.net/click/メディアコード/バナーコード)にパラメータとして付与することで、Link-AGシステム内にttclidを保存することができます。
各項目を適宜入力し、「送信」します。
審査が開始され、半日~1日程度で完了します。
審査の状況は、広告セット・広告の「ステータス」欄で確認できます。
「3.TikTok広告マネージャーでの設定⑵」>「②広告の作成」で誘導先ページにB. 記事LPのURLを入力した場合のみこちらの対応が必要になります。A. 直リンクの場合は対応不要です。
メディア(TikTok広告をクリック直後に遷移するページ)の「bodyタグ内最下部」に下記のタグを設置してください。
※リダイレクト方式、ダイレクト方式、クロスドメインケースに対応しています。
【TikTok広告をクリック直後に遷移するページに設置】
<script src="https://set-parameter.link-ag.net/link-ag.js"></script>
※クッションページを挟む場合とは:TikTok広告をクリック直後に遷移するページにアフィリンクを設置しておらず、その次のページにアフィリンクを設置している場合など
【TikTok広告をクリック直後に遷移するページに設置】
<script>var set_parameter_target_domain = "www.youtube.com";</script>
<script src="https://set-parameter.link-ag.net/link-ag.js"></script>
※「www.youtube.com」の部分を、クッションページのドメインに置き換えてください。
【アフィリンクを設置しているページに設置】
<script src="https://set-parameter.link-ag.net/link-ag.js"></script>