Google広告連携(スプシ方式)に関するQ&Aを記載します。
Google広告管理画面の「ツールと測定」> 「測定」>「コンバージョン」>「アップロード」>「アップロード」から、アップロードの6:00予約設定が実行された結果を確認できます。
結果の種類として、主に下記の4パターンが考えられます。
A:「ステータス:終了(エラーあり) 結果:変更済み●件 エラー●件」となる場合(赤枠)
B:「ステータス:終了 結果:変更済み●件」となる場合(青枠)
C:「ステータス:終了(エラーあり) 結果: エラー●件」となる場合(オレンジ枠)
D:「ステータス:終了 結果: 変更はありません」となる場合(緑枠)
E:「ステータス:未完了 結果:一部の項目が処理されませんでした」となる場合(黒枠)
F:「ステータス:タイムアウトで停止しました 結果:変更 はありません」となる場合(水色枠)
「変更済み●件」や「エラー●件」の部分をクリックすると、どの成果が反映に成功したのか、その成果がどのような理由で反映に失敗したのかを確認できます。
下記ではパターン別に確認方法を説明します。
A:「ステータス:終了(エラーあり) 結果:変更済み●件 エラー●件」となる場合(赤枠)
当社のGoogle広告連携の仕様上、Google広告公式ドキュメントの推奨に従い、成果反映の取り逃がしがないよう前日の成果に加え前々日の成果もスプレッドシートに出力させています。
例えば前日に2件、前々日に2件の成果があった場合、下記のような結果になります。
前々日2件:タイムスタンプおよび GCLID が同じコンバージョンがすでに存在します。ファイルから削除するか、タイムスタンプが正しいことを確認してください。
前日2件:受理
前々日分は、前日にすでにスプレッドシート出力されGoogle広告管理画面に読み込まれているため、「タイムスタンプおよび GCLID が同じコンバージョンがすでに存在します」というエラーが発生し、この分は重複して読み込まれません。
そのため、上記のような状態であればエラーは出ていますが、問題なく正常な状態です。
エラーの場合のステータスが上記文言の場合は、 下記の「エラーの場合のステータス一覧」に従って確認してください。
B:「ステータス:終了 結果:変更済み●件」となる場合(青枠)
当社のGoogle広告連携の仕様上、Google広告公式ドキュメントの推奨に従い、成果反映の取り逃がしがないよう前日の成果に加え前々日の成果もスプレッドシートに出力させています。
そのため、前々日に成果があった場合は、エラーとなりますが、下記のように前々日に成果なし、前日のみ成果ありの場合は、エラーなく全て受理となります。
C:「ステータス:終了(エラーあり) 結果: エラー●件」となる場合(オレンジ枠)
当社のGoogle広告連携の仕様上、Google広告公式ドキュメントの推奨に従い、成果反映の取り逃がしがないよう前日の成果に加え前々日の成果もスプレッドシートに出力させています。
前々日分は、前日にすでにスプレッドシート出力されGoogle広告管理画面に読み込まれているため、「タイムスタンプおよび GCLID が同じコンバージョンがすでに存在します」というエラーが発生し、この分は重複して読み込まれません。
前日の成果なし、前々日の成果のみ発生している場合、全てがエラーとなります。
前々日:タイムスタンプおよび GCLID が同じコンバージョンがすでに存在します。ファイルから削除するか、タイムスタンプが正しいことを確認してください。
そのため、上記のような状態であればエラーは出ていますが、問題なく正常な状態です。
エラーの場合のステータスが上記文言の場合は、 下記の「エラーの場合のステータス一覧」に従って確認してください。
D:「ステータス:終了 結果: 変更はありません」となる場合(緑枠)
当社のGoogle広告連携の仕様上、Google広告公式ドキュメントの推奨に従い、成果反映の取り逃がしがないよう前日の成果に加え前々日の成果もスプレッドシートに出力させています。
前日も前々日も成果が発生していない場合は、こちらの状態になります。
E:「ステータス:未完了 結果:一部の項目が処理されませんでした」となる場合(黒枠)
稀にGoogle広告側の内部エラーが発生するケースがあります。
このエラーが発生している場合は、再度手動でアップロードをお願いします。
このような現象が稀に発生するため、アップロードのスケジュール設定を「6:00」の他に「7:00」にも設定いただくことをお勧めしております。
F:「ステータス:タイムアウトで停止しました 結果:変更 はありません」となる場合(水色枠)
稀にGoogle広告側でタイムアウトが発生するケースがあります。
このエラーが発生している場合は、再度手動でアップロードをお願いします。
このような現象が稀に発生するため、アップロードのスケジュール設定を「6:00」の他に「7:00」にも設定いただくことをお勧めしております。
エラーの場合のステータス一覧
この名前のコンバージョン アクションは関連付けられているアカウント内に存在しません。
コンバージョンアクション名がLink-AGとGoogle広告の設定で異なっている場合インポートされません。
半角全角空欄などに注意し、全く同一の名前で設定してください。
タイムスタンプおよび GCLID が同じコンバージョンがすでに存在します。ファイルから削除するか、タイムスタンプが正しいことを確認してください。
すでに反映済みの成果が読み込まれた場合にこちらのエラーとなります。Google広告側で重複した読み込みをしないよう、こちらのエラーを出力しています。
また、当社のGoogle広告連携の仕様上、Google広告公式ドキュメントの推奨に従い、成果反映の取り逃がしがないよう前日の成果に加え前々日の成果もスプレッドシートに出力させています。
前々日分は、前日にすでにスプレッドシート出力されGoogle広告管理画面に読み込まれているため、「タイムスタンプおよび GCLID が同じコンバージョンがすでに存在します」というエラーが発生し、この分は重複して読み込まれません。
そのため、前々日の成果があった場合、重複となりこちらのエラーが発生しますが、問題ございません。
このコンバージョン アクションはまだ処理中です。4 時間経ってからもう一度お試しください。
Google広告の仕様上、コンバージョンアクションの作成直後はスプレッドシートのインポート設定ができません。コンバージョンアクションを作成してから4時間以上経ってから再度手動でアップロードを実行してください。
Google広告管理画面に反映される成果は、ユーザーが広告をクリック後90日以内に発生したものが対象です。
90日以上経過後に成果が発生したものはGoogle広告管理画面に反映されません。
基本的には、前日に発生した成果が翌日9:30頃にGoogle広告管理画面に反映されます。
ただし、Google広告の仕様により、ユーザーが広告をクリックしてから成果が発生するまでの時間が長いほど反映に時間がかかり反映に数日かかる場合もあります。他に考えられる不備がない場合、数日様子を見てください。
Google広告管理画面にて、検索日付を単日で絞った場合、Link-AG上の発生成果と件数が乖離しているように見えることがあります。
Google広告管理画面の「すべてのコンバージョン」はGoogle広告がクリックされた日をベースとしているため、クリック日と発生日が異なっている場合はクリック日の件数としてカウントされるためです。
「すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)」ですと、コンバージョンがした日(成果発生日)ベースで表示されるため、Link-AGの成果とイコールになり、わかりやすいかと思います。
乖離が発生して見える場合の例
例えば、あるメディアでLink-AG上で2/2に2件、2/3に2件成果が発生しているとします。
Link-AGでは2件に対し、Google広告管理画面では1件しか反映されていないように見えますが、これはGoogle広告管理画面の「すべてのコンバージョン」はGoogle広告がクリックされた日をベースとしているためです。
今回の場合、Link-AGで発生していた成果のうち1件は2/1にクリックされていたため、Google広告管理画面の「すべてのコンバージョン」では2/1に1件、2/2に1件というカウントになります。
「すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)」の項目を追加する方法
「表示項目」>「表示項目の変更」をクリックします。
「掲載結果」から「すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)」を選択し、適用します。
すると、「すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)」列が追加され、2/2で絞った場合に2件と表示されます。
対象の成果で正しくgclidが取得できているかどうかをご確認ください。
gclidとは
例)Google広告をクリック→メディアへ遷移(https://media.com?gclid=hogehogehoge)
gclidが取得できているかの確認方法
Link-AGの成果一覧>成果詳細>外部パラメータからご確認いただけます。
gclidが取得できていない原因例
リダイレクト先のメディアにGoogle広告用タグが正しく設置されていない
対象のメディアから発生した成果全てにgclidが取得できていない場合はこちらのケースが考えられます。
設置方法は、Google広告連携 設定手順 >「5.メディアへのGoogle広告用タグ設置」をご覧ください。
Google広告を踏んでいない
Google広告を踏まず直接メディアに到達した場合は、gclidが発行されません。
対象のメディアから発生した成果の一部でgclidが取得できていない場合はこちらのケースが考えられます。
A. スプレッドシートのアップロード設定後、「アップロード」>「保留中のアクション」にエラーが出ている場合、状態別に下記をご確認ください。
「 サービスアカウントメールアドレス」が正しく設定されているかご確認ください。
「 サービスアカウントメールアドレス」の設定確認方法
Link-AGの「Google広告アカウント画面」から「 サービスアカウントメールアドレス」を確認します。
Google広告管理画面の「ツールと測定」> 「測定」>「コンバージョン」>「アップロード」>「日程」から「Googleスプレッドシート」すると赤枠部分に「サービスアカウントメールアドレス」が表示されます。Link-AGで設定してるものと一致しているかご確認ください。
「ステータス:このコンバージョン アクションはまだ処理中です。4 時間経ってからもう一度お試しください。」となっている場合は、コンバージョンアクションを作成してから4時間以上経ってから設定してください。
Google広告の仕様上、コンバージョンアクションの作成直後はスプレッドシートのインポート設定ができません。
A. Link-AGの「Google広告アカウント詳細画面」から、「ユーザーGmail」にご自身(Google広告管理画面にてスプレッドシートのインポート設定をされる方)のGmailが入力されているかご確認ください。
A. 有効なアドレスか確認してください。
ユーザーGmailには有効なGmailアドレスを入力してください。
また、空白がある場合このようなエラーが出るためご注意ください。
A. Google管理画面の手動アップロード機能を使用することで実行できます。
Link-AGでの媒体連携を作成する前に発生した成果を、遡ってGoogle管理画面に反映させたい場合等に今回の方法で対応可能です。
Link-AGにてgclidが取得できていることが前提になります。
Google広告用引き継ぎタグを設置していないなど、gclidが取得できていないケースは対応できません。
gclidが取得できてるかは、成果詳細画面から確認できます。
昨日発生分の成果は、翌日分として反映されます。一昨日以前発生の成果について反映させたい場合はこちらの手順を実行してください。
広告がクリックされてから発生までに90日以上経っている場合は反映されません。Google広告管理画面に反映される成果は、ユーザーが広告をクリック後90日以内に発生したものが対象です。
①パートナー様にて新たに空白のスプレッドシートを作成してください。
(パートナー様のGmailアカウントで作成してください)
②作成したスプレッドシートに下記の雛形をコピーします。
その際、「Parameters:TimeZone=insert_timezone」となっている部分を
「Parameters:TimeZone=+0900」に変更します。
③Google広告アカウントサービスメールアドレスを、編集者に設定します。
サービスアカウントメールアドレスの確認方法はこちら をご参照ください。
④Link-AGのパートナー画面成果一覧にて対象の成果を検索します。
⑤CSVダウンロードをしてください。
⑥ スプレッドシートの「Google Click ID」「Conversion Name」「Conversion Time」欄に、⑤を参考にしながら入力をしていきます。
Google Click ID:⑤に記載のgclidを入力
Conversion Name:Google広告管理画面で設定したコンバージョンアクション名
Conversion Time:⑤に記載の発生日時を入力
【ご注意】
その際、フォーマットに注意してください。
Link-AGからダウンロードされたCSVでは、「例:2022/04/09 15:17:33」となってますが、
Googleに読み込ませるためには「例:2022-04-09 15:17:33+0900」のようなフォーマットに変換する必要があります。
このようなイメージで入力していきます。
⑦パートナー様のGoogle広告管理画面にて、⑥をインポートする
・コンバージョン>アップロード>アップロードから、+マークをおす
・ソース:Googleスプレッドシートを選択
「既存の Google スプレッドシートをリンクします」を押して、④のスプシを選ぶ
・適用
・その後、しばらくしてインポート一覧に「変更済み●件」となっていたら完了