私たちは、糸島でのビーチクリーニングと美術の先生のアートスタジオの体験に密着してみました!
[Dover’s Art Studio]
今回私たちは Mr.Dover のアートスタジオに行きました!アートスタジオでは7年生が外の歩道に自由に絵を描き、8年生は初めは7年生と一緒に外で絵を書いた後、室内の床に9年生と一緒になって絵を描いていました。9年生は室内の地面に絵を描きました。一人一人の個性が溢れ出ており、形やお花を描く生徒もいれば、色をグラデーションさせて楽しんでいる人もいました。また、Mr.Dover の使用している絵の具は普通のものとは少し違うのを知っていますか。先生は絵の具を無駄しないために再利用しているんです!私が最初見た時はこの絵の具で大丈夫なのと疑問を感じた時がありました。しかし、絵の具が大量に使われないまま水に洗い流されて無駄になることを考えればとても環境に気を遣っている先生だなと思いました。さて、Mr.Dover のアートスタジオに入れる時間も終わりに近づいた頃にはみんな集中しすぎて疲れたのかMr.Dover の猫や犬と触れ合って癒されていました。
[ビーチクリーニング]
私たちリンデンホールスクール中高学部の前期課程は、糸島にある福岡県の名勝である二見ヶ浦で海岸で清掃活動をしました!生徒たちは、海岸で宝探しのようにゴミを見つけて、はしゃいでいました。例年に比べゴミの量が減って、ゴミの種類も食品トレーの破片などの小さなゴミが多く全体的サイズが小さいものが多かったです。それでも、岩の間などにはペットボトルやタバコ、ライター、お菓子の包装などがたくさん落ちていました。また、落ちているペットボトルの中には、固形物に定着しないと生きていく事ができないものがひっついてました。拾ったゴミのなかで一番印象的だったのが、
「probiotics(プロバイオティクス)」と表記された薬の容器を拾ったことです。一緒にビーチクリーニングをしていた science (英語で行う理科)を担当している先生から、「アジアの多くの国では1日の食事で身体に必要な栄養が十分に摂れない人が多いからこれを飲んでいるのだと思う。そしてそれの容器がここまで流されてきたのではないか」と聞いて心が痛くなりました。もちろんビーチクリーニングをすることも大切だと実感したのですが、それ以上に自分が周りの環境について考えることができる余裕があるのが当たり前ではないのだと確認できました。
編集:アボカド、パクチー