2025年度 イベント・ニュース
2025年度 イベント・ニュース
2025.8.4 山上教授の母校の茨木高校の「京大研究室訪問」行事の一環で、茨木高校の1年生、2年生が当研究室を訪問されました。当日は、茨木高校OBの和田特任教授、当研究室の共同研究者である松本特定助教が研究内容を紹介し、宇治川オープンラボラトリーの施設体験をして頂きました。高校生の皆さんに、水防災について少しでも考える機会になればと思います。
2025.6.20-8.24 英国・Loughborough大学 博士課程学生のRufus Dickinsonさんが招へい研究員として当研究室に滞在し、植生近傍の乱流現象の解明を目的とした水路実験に取り組んでいます。当研究室とLoughborough大学の研究グループの間では以前から植生乱流に関する共同研究を行っており、今回の滞在はその交流をより一層深める機会となりました。
2025.7.22 津波グループ・D2のCharles Mateoさんの津波ボアの研究について、Marine Systems & Ocean Technology誌(Springer)から掲載決定通知を頂きました。この研究では、宇治川OL第2実験棟のLDV付直線水路を瞬間開放ゲートを取り付けて水理計測を行いました。津波ボアの流速、水深を詳細に計測、底面せん断応力の非定常変化を解析したことが評価されました。
2025.6.23-27 シンガポールで開催された41st IAHR World Congressに松本特定助教[ダム再生研]およびD1金子が参加し、セルフライニングによる土砂バイパスの摩耗対策に関する研究、および風による浮子輸送への影響に関する研究についてそれぞれ口頭発表を行いました。
2025.6.21 ILASセミナーで、1回生8名が、宇治川OLの施設体験や水路を使った実験を行い、水災現象を学びました。
2025.5.27 幕張メッセで開催されたJpGU2025(Japan Geoscience Union Meeting 2025) に参加しました。当研究室からは、山上教授が火星居住施設(Marsglass)の水理模型実験について口頭発表しました。京大総合生存学館・山敷研の研究チームとも交流を深めました。
2025.5.16-17 応用力学シンポジウム(京大宇治キャンパス)に参加しました。当研究室からは、山上教授(人工重力)、松本特定助教[ダム再生研](3点照射PIV)、D2マテオ(津波ボア)、D1金子(風流木)、D1呉(セルフライニング)が、口頭発表しました。
2025.4.17-18 九州地整にご協力頂き、防災研の角先生チームと熊本県球磨川の支流・川辺川の仮排水路を視察しました。粗度G代表として山上教授が参加しました。粗度Gの実験研究の成果が、この仮排水路に設置予定の魚道・セルフライニング桟粗度の設計に活かされます。乱流の基礎研究が、いよいよ現場実装と繋がります。写真は仮排水路の出口です。
2025.4.15 新4回生を迎え、2025年度の活動が始まりました。初回の研究室ゼミでは、風波Gと粗度Gの研究についてDiscussionしました。