2022年度重力研究集会
東京大学地震研究所 特定共同研究(B) 2022-B-04
「重力観測の高度化に基づく固体地球ダイナミクス研究の新展開」
東京大学地震研究所 特定共同研究(B) 2022-B-04
「重力観測の高度化に基づく固体地球ダイナミクス研究の新展開」
重力観測は地震・火山活動など固体地球変動に伴う地下質量の時空間変動を把握するのに最も有効な手法の1つです。本研究集会は、東大地震研特定共同研究「重力観測の高度化に基づく固体地球ダイナミクス研究の新展開」(2022-B-04) の2022年度における研究の進捗や、広く重力や測地学に関する研究について報告・議論しあう場です。多くの皆さまのご参加、および活発なご議論をよろしくお願いいたします。
期日: 2023年3月9日(木)午後 ~ 3月10日(金)午前
場所: 山梨県富士山科学研究所(+Zoom会場)
詳細: https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/erib-grav-fy2022/
参加申込: https://forms.gle/uB3f6tFiV38Prt689
申込〆切: 2023年3月3日(金)
連絡先: 京都大学理学研究科・風間卓仁(takujin@kugi.kyoto-u.ac.jp)
13:00 [00] 風間卓仁(京大理)「はじめに」
13:05 [01] 大柳諒(京大理)ほか 「1970年代から現在にわたる桜島火山内部の質量増加」
13:30 [02] 小田雄大(京大理)ほか 「LaCoste型相対重力計の重力連続観測で検出されたトンガ噴火の気圧変動に伴う重力変化」
13:55 [03] 西山竜一(東大地震研) 「点圧力源による円錐地形の変形と重力変化」
14:20 [04] 西上直志(京大理)ほか 「地震時変形のモデル計算における球対称モデルと半無限一様モデルの比較:2011年東北地方太平洋沖地震を例に」
15:00 [05] 若林環(京大理)ほか 「日本縦断測線を用いたバネ式相対重力計のスケールファクター検定」
15:25 [06] 市川隆一(NICT)ほか 「光原子時計の重力赤方偏移に起因する不確かさ評価を目的としたNICTでの各種測地観測とgPhoneXの検定観測結果」
15:50 [07] 新谷昌人(東大地震研)ほか 「小型絶対重力計による野外観測」
16:15 [08] 風間卓仁(京大理)ほか 「ラコスト重力計を分解してみた」
08:45 [09] 本多亮(富士山研)ほか 「富士山の重力観測網整備状況」
09:10 [10] 今西祐一(東大地震研)ほか 「富士山における絶対重力測定(2022年)について」
09:35 [11] 丸藤大樹(産総研)ほか 「CG-5による5合目の重力鉛直勾配と5合目・富士山研間での相対重力測定」
10:00 [12] 堀川卓哉(産総研)ほか 「貯留層モニタリングにおける相対重力計の感度検定について」
2022年度富士山キャンペーン観測の論文化について
FG5を用いた重力鉛直勾配の直接測定について(見学含む)
今年度の予算使用状況について
来年度の観測予定について
新宿 → (中央本線特急かいじ) → 大月 → (富士急行線) → 河口湖
新宿 → (中央本線特急富士回遊) → (富士急直通) → 河口湖
バスタ新宿 → (富士急行バス) → 河口湖駅
※3月9日(木)のお昼に河口湖駅から会場まで送迎が必要な方はご連絡ください。12時30分ごろに河口湖駅までお迎えに行きます。
風間が3月8日(水)まで箱根火山で重力測定をしている予定です。
研究集会の前日(3月8日水曜日)に小田原から山梨側に向かいたい方は公用車でお送りしますので、必要な方は風間までご連絡ください。
京都 12:33 → (東海道新幹線ひかり650) → 14:38 小田原 14:56 → (箱根登山鉄道) → 15:06 入生田 → (徒歩) → 神奈川県温泉地学研究所 → (京大公用車) → 富士河口湖町
2023/02/13 このページを公開しました。
2023/02/14 講演プログラムを修正しました(市川さんの発表を追加、堀川さんの発表を2日目に移動)。