障害のある人の教育や就労、さらに様々な地域生活を考える時、それぞれの場面で生じる障害(社会的障壁/Disability)を除去・軽減するために、どのような選択肢やリソースを構築・活用をすることができるでしょうか。また、このような視点も踏まえて、様々な場面での文化を生み出したり、それぞれが尊重し合えたりする社会のあり方を問い続けることも大切になると考えています。


京都大学ディスアビリティ・インクルージョンセンター(DIIN Center/ディーインセンター)は、このような課題認識について大学という組織がどのように貢献できるかを問うために設立されました。特に、京都大学が取り組んできたDRC(障害学生支援部門)での経験やノウハウをいかして、それらを社会還元していくこと、さらに、そのようなDIINセンターでの様々な実践等を通じて得られた実績や知見を、再度、高等教育における教育や支援にいかしていくという循環を目指しています。


※DRC(障害学生支援部門):https://www.assdr.kyoto-u.ac.jp/drc/