2023年9月14日、15日
宇宙線で繋ぐ文明・地球環境・
太陽系・銀河 2023
東北大学 青葉山キャンパス 理学研究科 合同C棟 N507
趣旨:宇宙空間に存在する放射線(宇宙線)は、宇宙の成り立ちや物質創生・循環においても非常に重要な役割を担っている。本研究会では、太陽・惑星・銀河といった多様なスケールにおける宇宙線の役割を整理し、現状の結果および未解決な問題を集約する。そして、今後の将来計画および観測において、解明が期待できる部分や新たな共同研究の種を探す。さらに、自由闊達な議論のもと、理論・実験の両輪によって駆動できる研究体制を整え、分野の垣根を越えた研究者間の有機的な繋がりによって、宇宙線研究で戮力協心するグランドビジョンを構想する。
世話人:木村成生、藤井俊博、藤井悠里、松本徹
招待講演者(予定):
(敬称略, 50音順)
岡 知彦(立命館大学)
櫻井 駿介(大阪公立大学)
辻 直希(京都大学)
寺田 健太郎(大阪大学)
冨田 沙羅(東北大学)
中 竜大 (東邦大学)
馬上 謙一(北海道大学)
古家 健次(国立天文台)
三宅 晶子 (茨城高専)
三宅 芙沙(名古屋大学)
支援:
- 科研費 基盤研究(A) 21H04470 「新型大気蛍光望遠鏡アレイによる極高エネルギー宇宙線天文学の開拓」
- 科研費 若手研究 22K14028「ブラックホール降着流での宇宙線加速過程とニュートリノ放射」
- 科研費 若手研究 22K14086「氷衛星内部におけるリンの存在状態の解明:生命を育む衛星の形成環境」
- 科研費 若手研究 21K13981 「宇宙風化模擬実験から探る、太陽系小天体表面の有機物の化学進化」
- 学際融合グローバル研究者育成東北イニシアティブ(TI-FRIS) 「令和5年度研究成果発表支援及びセミナー開催支援」
- 白眉プロジェクト 「小惑星リュウグウとイトカワの試料から探る宇宙における固体の進化と変遷」