くす星翔中学校

修学旅行

実況中継

テーマ 

全力

〜安全・学ぶ・楽しむ〜

1日目 学校(7:00 出発) 〜 水俣(水俣病資料館・親水公園・昼食) 〜 球磨川リバーラフティング  〜 人吉クラフトパーク石野公園 〜 清流山水花あゆの里(人吉) 

2日目 山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム ~ 熊本市内散策 ~ 司ロイヤルホテル(玉名)

3日目 八千代座(山鹿) 〜 グリーンランド 〜 学校着(18:10)

1日目

出発式

 朝の集合。決して余裕を持った集合ではなかったけれど、生徒たちは、これから始まる2泊3日の旅に、大きな期待と少しの不安を感じている様子でした。荷物を開け、持ち物チェックを終えた後、実行委員会の進行で出発式を行いました。

さあ、いよいよ始まります

実行委員会のメンバー

3日間お世話になる添乗員さんと運転手さん

運転手さんの挨拶にみんなで拍手

バスの中では、「ハウルの動く城」

水俣病資料館は、水俣病の歴史と現状を正しく認識し、悲惨な公害を再び繰り返してはならないという切なる願いと、貴重な資料が散逸しないよう収集保存し、これを後世へ継承していくことを目的として、平成5年1月に開館しました。それ以来、国内はもとより全世界から年間約4万人が見学に訪れています。また、公害学習・環境学習だけでなく、人権教育の場としても活用されています。

一生懸命に話を聞く様子が見られました。

「あなたはどんな未来を創りますか?」私達に問われています。

水俣病慰霊セレモニーを参加者全員で行いました

3組集合写真

1組集合写真

わっぱめし弁当。とても美味しくいただきました。

小学校の頃から「ミナマタ」のことを学んできました。その知識をもってしても、現地で話を聞くと、そこに住む方々の思いが強く伝わり、強く心を動かされます。過去のことを教訓に、今を創り、さらに未来を創造していこうとする生き様に多くのことを学ぶことができました。

球磨川リバーラフティング

(ランドアース社)

 ランドアースは球磨川でラフティングを展開して【30周年】を迎えることができました。これも全て、足を運んでくれたお客様や、支えていただいた方々のご支援や、側にいてくれた沢山のスタッフのお陰です。

 令和2年豪雨災害から、ランドアースの社屋は7割程の復旧をしております。まだ完全ではないためにご不便をおかけすることをお許しください。

コロナ禍ですが、出来る限りの対策をして営業をさせていただいております。

球磨川の恵みをいただき、激アツな猛暑を、涼しく、楽しく、安全にツアーをしています。ツアー後のお客様の笑顔に励まされ、またその笑顔が見たくてこの仕事をしています。こんな世の中ですが、笑って今を楽しみましょう♪

         2022.8.5 代表 迫田重

迫田社長の歓迎のあいさつ

準備オッケーです。

さあ、出発

ランドアース社が今回たくさんの写真と動画を取ってくれました。後日アップ予定です。

3年生から「楽しいぞ!」と聞いて、期待していた「ラフティング」。予想を遥かに超えて、「楽しかった!」という声、声、声でした。!協力して波を乗り越えたり、ボートの外に落ちた仲間の救助にあたったり、初めての体験に大きな歓声が上がっていました。みんな童心に帰り(先生方も)、大自然を相手に、全力で楽しんだラフティング。貴重な体験となりました!

人吉クラフトパーク石野公園

ラフティング組に負けないよう、クラフト組も、少数精鋭で頑張りました!素晴らしい作品が出来上がったようでした!

夕ご飯は「黙食?!」でした!

実行委員が一日の振り返りをします

実行委員が班長に反省を伝えます。

全体会で確認をします。

部屋の中で野球観戦

リラックスタイムでーす!

就寝準備はバッチリです。


10時の消灯後、少し「こそこそ話」はあったようですが、11時過ぎにはどこの部屋の生徒もぐっすりと就寝についたようです。(後で判明しましたが、1つの部屋のみ12時を過ぎても話に花が咲いていたようで、ローカで先生のありがた〜い指導をもらったようです)。

今日は、時間意識や意思表示、服装のことが課題としてあげられたようですが、今日一日だけ見ても、時間意識が向上し、意思表示する人が増えているのは確かです。服装は、個人的な問題ですが、それを許さない集団に成長してほしいと願っています。明日は、お互いの関わり合いの中でさらなる成長を感じさせてくれることでしょう!

日目

山の中の海軍の町にしき ひみつ基地ミュージアム

本日案内してくれるスタッフのみなさんです。

館内で説明を受けました。

見張り台のあった場所。今は入れません。

いよいよ魚雷製造工場のあった基地跡に入ります

爆発したときのために、コンクリートで強化されています

魚雷の模型で、当時を想像します。

真剣に話を聞いています

当時の兵士が寝泊まりをした兵舎壕。湿気が多く、ジメジメしていました。本物のコウモリに驚かされる場面もありました。

生徒代表がお礼の言葉を述べました。

平和について、実際に目で観て、肌で感じて、考えることができた今回の学習。山の中になぜ海軍基地があったのか?米軍の予定していたオリンピック作戦とはどんな作戦だったのか?今の日本の平和は、どんな経緯を辿ってきたのか?ぜひ、自分でその答えを見つけてほしいと思います。

熊本市内班別研修

熊本城二の丸広場でお弁当を食べた後、自分たちで計画したコースを巡ります。班で協力して、目的地での研修を成功させましょう!

さあ、生徒は自分たちの立てた計画を実現できたでしょうか。チェックポイントにいた先生方に様子を聞いてみると、「時間が短縮される中、しっかりと班で協力をして、計画を立てた場所に行くことができたようです。」「時間いっぱい楽しそうに班活動を楽しんでいましたよ」という声を聞く反面、「途中から班がバラバラになり、困った生徒が出ていた。」「チェックポイントで待っていたけど、来なかった。」というような声も聞きました。さぁ、今回の班活動を、生徒たちはどう評価するのか、自分たちの行動をどう振り返るのか、夜の活動が楽しみです。

入館式

スペシャルゲストの登場です!

美味しくいただきました


夜の集会

班会議で一日の総括をします。

就寝前のリラックスタイム。

本日の成長の足跡(実行委員会より) 

成長:集合時間が早くなり、整列も自分たちででき始めた。自主研修時に、班で協力する姿が見られた。その時の状況を判断し、考え、さっと行動する姿が見られた。意思表示をしっかりできるようになってきた。

まだまだ成長途中:移動のとき、整列ができていない。ボタンを外したり、体操服の上着を出したりと服装に乱れがあった。電車の中で大声で喋っっている人がいた。班別行動のとき、勝手な行動する人がいた。またそれを許してしまう雰囲気があった。

とっても明るい、優しい雰囲気の中で2日目は活動できていました。ただ、その中で「このくらいはいいや」「そんくらい、いんじぇねぇ」とお互いの身勝手さに、目をつぶってしまう甘さも見え隠れしてきました。お互いを高め合う集団、そこにいる全員が前向きに進んでいくという雰囲気をどう作っていくか。最終日の活動に大いに期待したいところです!

日目

100年前にタイムスリップ!

見事な天井の装飾

山鹿灯籠踊り保存会の皆様

廻り舞台下のせり

2階席からの眺め

全員で集合写真

八千代座を出る頃には雨は…

グリーンランド

https://www.greenland.co.jp/park/

全力でたのしんでま〜す! リアルタイム更新中! 雨も上がり晴れてきました!

4時間半、全力でグリーンランドを楽しみました。天気もどんどん回復し、途中から青空も出てきました。朝から雨で停止していた絶叫系も復活し、「絶叫マシーン・ニオに7回乗りました」、という強者もいました。出会う生徒ちはたみんな、良い表情をしていました。

修学旅行を終えて

全力で学び、全力で楽しんだ修学旅行が終わりました。

「あ~、まだ終わりたくな~い」帰りのバスの中でつぶやいていた生徒の声。家族から離れ、仲間同士で過ごした3日間は、本当に充実したものだったのでしょう。

3日前、集合時間に全員が揃うことができない状況で、修学旅行がスタートしました。「時間意識」学年集団の課題でした。しかし、その点だけとってみても、旅行中どんどん成長する姿が見られました。特にホテルにおいては、窮屈なスケジュールの中、お互いが早め早めの行動を心がけ、時間通りに活動をすすめることができました。


全員がルールを守り、お互いを高めあう集団になっているのか、できないことを他人のせいにしてはいないか、まだまだ課題があるのも確かですが、今回の修学旅行で付けたパワーは、必ずや、後期生徒会、星翔祭、そして、学校をリードする3年生へとつながっていくと確信しています。


3日間、大きく体調を壊した生徒もおらず、大きなトラブルもなく、無事に終了できました。

保護者の皆様のご理解、ご協力、旅行社の方々、バス運転手の方々、宿泊施設の方々、見学場所でガイドをしてくださった方々、そして、いろんなところで支援をしてくださった方々、心よりお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。