第4回 リアルワールドデータ研究のための統計学セミナー
はじめての因果媒介分析
〜考え方から実装まで〜
はじめての因果媒介分析
〜考え方から実装まで〜
重要なお知らせ
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概要
本セミナーでは,曝露がアウトカムに影響を与えるメカニズムの一端を明らかにする方法の一つである「媒介分析」を解説します.回帰モデルによる従来の媒介分析が抱える制約を整理した上で,反事実モデルに基づく「因果媒介分析」の理論を解説します.具体的には,直接効果・間接効果の定義や,曝露と中間変数(媒介変数)との交互作用を考慮した効果の分解と解釈,推定に必要な仮定とモデル設定の指針を提示します.
後半では,実際の応用例を示しつつ,RのmediationやCMAverseパッケージを用いた実装を示し,データ整形から結果の解釈,図表への出力までを学びます.さらに,発展的なトピックとして,時間依存性交絡など複雑な状況への対処法も概説し,各分野での研究へ応用可能なスキルの習得を目指します.
これから勉強したい方はもちろん、知識を整理したい方、経験豊富な方まで、広くご参加頂ければ幸いです。参加無料です。
文部科学省科学研究費学術変革領域研究コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA) チームD: バイオメディカルデータ解析支援 の活動の一環として実施されます。
本プロジェクト(CoBiA)に関して:https://square.umin.ac.jp/cohort/index.html
主催:久留米大学バイオ統計センター:http://www.biostat-kurume-u.jp/
共催:文部科学省科学研究費学術変革領域研究コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA) バイオメディカルデータ解析支援
開催日
2026年3月5日(木) 13時00分 〜 16時50分
開催形式
・Zoomによるオンライン開催
・Zoom URLはセミナー前日までにご案内します。
スケジュール
13:00 - 13:20:室谷健太(久留米大学 医学部 医療検査学科/バイオ統計センター)
「はじめに:本セミナーの位置づけとCoBiAについて」
13:20 - 14:40:篠崎智大(東京大学大学院情報学環・准教授)
「因果媒介分析(入門編):効果分解の定式化」
要旨:曝露がアウトカムに影響を及ぼす経路を考えるための出発点として,反事実モデルに基づく因果媒介分析の枠組みを導入します.従来型の媒介分析との違いを整理した上で,直接効果・間接効果,さらなる効果の分解の定義を示し,後続の実装や応用を理解するための理論的基盤を解説します.
14:40 - 14:50:休憩
14:50 - 15:50:佐藤俊太朗(長崎大学病院臨床研究センター・講師)
「媒介分析の実例とRを用いた実装」
要旨:入門編で導入した効果の考え方を踏まえ,実例を示しつつ,具体的なデータを用いて因果媒介分析を実装します.統計解析ソフトRのmediationおよびCMAverseパッケージを用い,モデル設定,推定,結果の解釈,図表化までの一連の流れを示し,理論と実践の接続を図ります.
15:50 - 16:00:休憩
16:00 - 16:40:篠崎智大(東京大学大学院情報学環・准教授)
「因果媒介分析(発展編):効果分解が難しくなる場面と対応策」
要旨:入門編,実例編で扱った基本設定を基点として,曝露と媒介の交互作用や時間依存性交絡など,単純な効果分解が成立しにくい状況を取り上げます.これらの問題が生じる理由を整理した上で,因果推論の観点からの拡張的な考え方と実務上の対応策を概説します.
16:40 - 16:50:中杤昌弘(名古屋大学大学院 医学系研究科 )
「閉会の挨拶」
対象者・定員
テーマに興味がある方ならば、どなたでも無料で参加頂けます。科研費研究課題の代表者、分担者、またはそれらの指導を受けている学生の参加を特に推奨します。
定員:最大500名*
*定員を超えた場合は科研費取得者を優先いたします。
参加申し込み
申し込み期間:申し込み期間:参加登録開始 〜 2026年3月4日13時 (時間厳守)
下記より参加登録をお願いいたします。
★【重要】登録いただいたアドレスへ締切後にURLを送付します。メールアドレスは正確に入力するようにしてください★
問い合わせ先
久留米大学 バイオ統計センター セミナー係
運営担当連絡先: biostat_seminar[@]kurume-u.ac.jp
※アットマーク [@] は半角の@に変換して使用してください