2021年7月に導入し、無事に立ち上げることのできたSPS装置。
弊所で導入したSPS装置はSPS-3.20MK-IV(富士電波工機株式会社製)です。
基本的な能力は最大電流8000A、最大加圧力200kNであり、
そこから特殊仕様にオーダーしたものとなります。
これまでのSPS装置では対応の難しかったものに対応するべく、
装置メーカー様と打合せを重ねて作っていただきました。
今回はそんな弊所特殊仕様のSPS装置について紹介をさせていただきます!
弊所で導入したSPS装置は富士電波工機株式会社製のSPS-3.20MK-IVです。
基本的な仕様は最大電流8000A、最大加圧力200kNで、SPS装置の中では中型機に分類されます。
主に「研究・開発&半量産」を目的に使用されています。
弊所では上記の仕様に加えて下記のような改造を施しました。
① ロングオープンハイト(300mm ⇒ 450mm)
② 電極大径化(150mm ⇒ 190mm)
③ 高周波誘導加熱コイル導入ポートの設置*
④ オート機能の拡充
⑤ 微分機の設置
⑥ 測温用熱電対の増設 …etc.
※③高周波誘導加熱コイルは今後設置予定となります。
装置仕様等に関する質問やお問い合わせは随時受け付けています。
お気軽にご連絡ください!
今回は弊所に導入したSPS装置についてご紹介させていただきました。
装置メーカー様と協議を重ねたことで世界に1台しかないSPS装置となっています!
焼結・接合試験のご依頼は随時承っておりますので、
お気軽にご連絡ください!
次回はSPS装置の原理や基本構成について解説を行います!