30秒でわかる寺川研
【最先端研究】「レーザー×新材料」で未来を創る
レーザー技術分野で、世界でも有名な研究室です。コアとなるレーザープロセシングの強みを活かして、次世代発電、二酸化炭素回収、超高感度センサー、といった物理・化学の最先端研究を行っています。さらに、2026年度より宇宙でのレーザー加工に向けたプロジェクトを開始しています。自分の手で未知の材料や構造を創り出す面白さを実感できます。
【世界基準の実績】「一人の研究者」として世界の土俵へ
在学中に国際学会発表や海外留学を経験する学生の割合は、学科トップレベルです。ご自身の手が届く世界をひろげ、強固な自信を獲得してください。
【高め合える環境】仲間とともに主体的に取り組む文化
高い意欲と力を持った学生が集まっています。簡単にはいかない研究だからこそ、同期・先輩・教員が真剣に向き合い、熱意をもって挑む人を全力で支えます。
【圧倒的なキャリア】一生モノの力を獲得
これまで着実に高めてきた学力や能力を、社会で価値を生む「目的達成能力」へと昇華できます。日本を牽引するトップメーカーはもちろん、戦略コンサル、商社、インフラ、IT、官公庁、ベンチャー、海外研究機関まで、寺川研卒業生は幅広い分野で高い評価を得て活躍しています。
以下、詳細な説明です。興味のある項目をご覧ください。
寺川研では、「レーザーを使って新しいものを創り出す」研究を行っています。
例えば、植物から採取した材料を導電性にする研究、自然界の風・雨・生物の動きのような微小エネルギーから発電する研究、二酸化炭素を集める材料を創出する研究、超高感度のセンサーをつくる研究、といった研究テーマに学生が取り組んでいます。2026年度より、宇宙でのものづくりを目指したプロジェクトも開始しました。
レーザーと材料の相互作用物理を基盤としながら、そこから生まれる新しい材料や構造を応用して、常に新しいことに挑戦し続けています。
高校時代に物理や化学が好きだった人や、光・量子エレクトロニクスの講義で教科書以外の話に多少でも興味を持った人は、是非そのポテンシャルを寺川研で活かして世界の第一線で研究を行ってください。
研究内容、研究室のビジョンと方針の説明、実験室見学、研究室学生との交流といった内容を予定しています。今年の9月にリノベーションしたばかりの学生居室に是非お越しください。
以下のうち、ご都合のよい回にご参加ください。(5回とも内容は同じです)
場所:26棟611室(寺川研学生居室)
第1回 10/15(木) 4限 (14:45-16:30) 3年生実験が長引いた場合、遅れて参加しても構いません。
第2回 10/20(火) 5限 (16:30-18:00)
第3回 10/23(金) 3限 (13:00-14:30)
第4回 10/30(金) 3限 (13:00-14:30)
第5回 11/2(月) 5限 (16:30-18:00)
上記日程のご都合がつかない方は個別の訪問も受け付けています。寺川までメールにてご連絡ください。
少し前のものなので最近の研究内容は含まれていませんが、研究室の雰囲気が伝わるかと思います。
研究室自作版(2020年) (視聴にはkeio.jpへのログインが必要です。)
小学生から大学3年生まで、スキルや知識を「インプット」することに多くの時間を使ってきたかと思います。答えが用意された問題を解いたり、マニュアルが用意された仕事をこなすにはそれで十分かもしれません。
でも、ふと考えてみると、自分が将来活躍するためにこれから何に取り組めばよいのかわからない、そうした人も多いのではと思います。
皆さんの人生の道筋について、誰も答えを用意してくれません。皆さんが歩む道は、用意された解答を目指すものではありません。言い方を変えれば、その範囲に納まらない将来が皆さんを待っています。
新しい企画を立ち上げたり、グローバル水準で活躍したり、誰も達成していないことを成し遂げるには、インプットする力だけを身につけていても太刀打ちできません。
インプットに時間を費やしてきた皆さんが、これから活躍するために、そして予測不可能な未来に進むために必要なのは「アウトプット」する力であり、それを体験することです。
アウトプットと言っても"既に学んだ知識を使う"という意味ではなく、どうやったら成果に結びつくのかを考え、物事の進め方、必要なコミュニケーション、論理的思考、実行力、全てを総動員してアウトプットに結び付けます。スキルや知識はアウトプットに役立ててこそ意味を持つものであり、アウトプットに必要なインプットも適宜行いながら、力を獲得していきます。
寺川研では、この「アウトプットする力」の獲得を重視しています。社会に出る前に、研究を通じて是非その力を身につけてください。それは今しかできない経験かもしれません。
世界レベルの競合相手を意識し、同じ土俵で国際会議で発表し、学生レベルではなく一人の研究者として自分の成果を発表する経験を獲得してください。それは、「手が届く世界を広げた」という経験、そして自信となります。
それが皆さんのキャリアにおいて、大いに役立ちます。
寺川研では、学生、特に大学院生には、ひとりのプロ研究者として接します。
情報化した社会において、広く浅い知識といったものは価値が低下しています。すぐに得られる知識やスキルは、相対的にどんどん価値を失っていきます。
プロレベルで活躍した経験は、実は、ひとつの専門分野に限定された力ではなく、分野や職種が変わっても通用する「高いレベルでの目的達成能力」につながります。知識やスキルをインプットすることを目的にするのではなく、「アウトプット」を高い水準で経験してください。
寺川研の卒業生の進路(下に掲載)をみると、名だたる企業名ばかりが並んでいることに気づくかと思います。この就職先一覧は、有名な企業だけを選んで抽出しているのではありません。隠さず漏らさず、寺川研卒業生が活躍している全ての企業名を記載しています。既に「将来は絶対にIT関係に進もう」と決めている人にとっては他の研究室の方がよいかもしれませんが、それ以外の人にとっては、魅力的な企業名が並んでいるのではないでしょうか。慶應理工の中でも、就職先実績は圧倒的だと思います。
就職活動というと、サマーインターンなど長期間にわたって苦労して取り組む印象があるかもしれません。しかし、寺川研の学生は短期間で内定を獲得してくる学生が多い傾向があります。自信をもって語れる「何を成し遂げたか」、主観ではなく客観的な「学生レベルよりも高い水準の実績」、リアリティしかない「困難に対してどう取り組んだか」、など、研究活動から得られることは、就職活動においても大きなアピールポイントになります。もっと正確に言えば、研究活動から得られる力は、あらゆる分野に通用する力になります。
OBOGの就職先は多岐にわたります。卒業生は、企業の研究開発職はもちろんのこと、戦略コンサル、商社、シンクタンク、IT、鉄鋼業、インフラ、国内外の大学の教員等、様々な分野で活躍しています。
Alumni Party(同窓会)を開催したり、卒業生が研究室に立ち寄ってくれたりしますので、社会人になった先輩と接することで刺激を受ける機会があります。
(以下、順不同)
メーカー・製造業:
トヨタ自動車株式会社(4名)、ソニー株式会社、日立製作所(2名)、株式会社キーエンス(3名)、本田技研工業株式会社、株式会社豊田自動織機、三菱重工業株式会社、株式会社リコー、 キヤノン株式会社、株式会社 東芝、ミネベアミツミ株式会社、レーザーテック株式会社、三菱電機株式会社、日本製鉄株式会社、コーニングジャパン株式会社、パナソニックエナジー株式会社、TSMC Japan Design Center
サービス・コンサルティング・調査・ベンチャー:
マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティンググループ、アーサー・ディ・リトル、アクセンチュア株式会社(2名)、野村総合研究所(3名)、PwC Japan合同会社(2名)、株式会社メディヴァ、EY Japan株式会社、株式会社リクルート、Zenken株式会社、プラチナバイオ株式会社
大学・研究教育機関:
プリンストン大学(研究員)、防衛医科大学校(教官)
ソフトウェア・システム:
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)、野村総合研究所、日立製作所、株式会社東芝、アクセンチュア株式会社、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
インフラ・設備:
東京ガス株式会社、電源開発株式会社(J-POWER)、九州電力株式会社、NTT東日本、三機工業株式会社
官公庁・公社・団体:
特許庁、京都市
商社・金融:
三井物産株式会社、三菱商事株式会社、三井住友信託銀行
意欲がある学生が集まり、研究を通じて切磋琢磨しています。"やる気"は学生間で伝搬しますので、有意義な時間を過ごしたい人にとって寺川研は有益な環境だと思います。
実験研究を中心としていますので、研究室メンバーが交流しながら研究を進めています。意欲のある仲間が、お互いに刺激を与えています。そして、真剣に取り組む4年生に対して、先輩学生も寺川も真剣に向き合います。特に、先輩が後輩をしっかりサポートしているのが寺川研の特長です。
学生による積極的な国内学会・国際学会発表、多くの受賞、積極的な論文投稿、共同研究のための海外留学、成績が良い学生の割合が多い、等、そうした情報だけをみると、もしかすると寺川研は厳しいようなイメージを持つかもしれません。
しかし、実は寺川研には宿題のようなノルマのようなものはありません。ひとりひとりの学生が主体的に自分の研究に取り組み、試行錯誤し、先輩や同期と相談しながら研究を進め、研究室の環境を有効利用して活躍の場をひろげています。
ただ、平日の9:45-14:45はコアタイムとして設定しています。メンバー全員が研究室にいる時間を設けることで、重要な情報の迅速な共有、相談しやすい環境の構築、同期や先輩とのコミュニケーションの円滑化といったことが容易になります。
長すぎない範囲でのコアタイムがあることで、「研究室に行っても誰もいないからやる気が出ない」「実験で困っているのに先輩に相談できない」といったことが生じません。
大事な時間を過ごす研究室だからこそ、メリハリをつけて過ごしたい人に向いている環境を用意したいと考えています。
寺川研では、これまでに5名の博士号取得者がいます。それぞれ、企業の研究開発者、大学教員、コンサルタント、IT企業社員、プリンストン大学の研究者として活躍しています。その全員が寺川研在籍中に海外の大学に半年間程度は留学しています。
ひとりのプロフェッショナルとして研究成果を出し、共同研究のための留学を行い、海外の仲間をつくり、国際水準の高い能力を獲得しています。
その進路が研究者でももちろん良いと思いますし、違う職種で活躍してくれているのも嬉しい限りです。
20代の時間は貴重です。大事な時間だからこそ、将来につながる力を得るために時間を費やしてほしいと考えています。
皆さんが「学生時代に自分はこれをやり遂げた」「自分の世界をひろげた」と胸を張って言えるよう、寺川研での経験を有効活用してください。