SKA precursorによる星間物質研究ワークショップ2022
2022年6月27日(月)〜 28日(火)
国立天文台 大セミナー室
更新履歴
Jun. 2, 2022 プログラムを更新しました。
May 27, 2022 プログラムページを更新しました。
May 20, 2022 会場ページを更新しました。
Apr. 26, 2022 Webページを公開しました。
Apr. 12, 2022 Webページを作成しました。
ワークショップの趣旨
現在、南アフリカに建設されたMeerKAT、オーストラリアに建設されたASKAPなどのSKA precursorの本格的運用が始まっています。これまでHIガスなどの星間物質研究はJVLAやATCAなど既存の電波望遠鏡によるものが主流でしたが、今後はMeerKATやASKAPなどのSKA precursorによる研究が主流になっていくと考えられます。実際にSKA precursorによる研究成果が出始めており、既存の電波望遠鏡をはるかに凌駕する質のデータで議論がされ始めています。したがって、SKA時代に国内の研究者が最先端の研究 を推進していくためには、SKA precursorによる最新の研究成果を網羅的に把握し、このデータを使った研究を推進していくことが必要です。
このような背景のもと、MeerKAT、ASKAPによる研究成果を網羅的に勉強し、 データの扱い方について学び、SKA時代に推進すべき星間物質研究について議論することを目的として本ワークショップを開催することにいたしました。本ワークショップでは、多くの研究集会で行われるような講演者各自の研究に関する報告ではなく、SKA-MIDのprecursorであるMeerKAT、ASKAPによる星間物質の研究成果に関する論文を紹介することをメインとし、最新成果に関する論文を網羅的に紹介するため、参加者全員で分担するようなスタイルで開催することにいたします。1日目にはASKAPおよびMeerKATの解析に関する講演、2日目午後には今後の戦略について議論する場を持ちたいと思います。
論文紹介の形式等に関する詳細は、参加申し込み後にお伝えいたします。
不明な点は世話人へお気軽にお尋ねください。
世話人
◉ 中西 裕之(鹿児島大学)
立原研悟(名古屋大学)
山本宏昭(名古屋大学)
榎谷玲依(慶應義塾大学)
町田真美(国立天文台)
酒見はる香(鹿児島大学)