能楽研究会宝生流は、慶應義塾大学の公認学生団体です。
能楽は宮中での舞楽や神社での舞、お寺での延年などを元として、室町時代に観阿弥・世阿弥によって作られた日本の伝統芸能です。
戦国大名や江戸期の武士の嗜みとして、さらに明治以降は多くの人たちによって行われるようになりました。
お面を付けて、扇を持ってすり足で舞う。その主人公たちはユニークなことに幽霊たちが多いのです。
21世紀の今に、古くて新しい古典の世界を体験してみませんか?
当サークルは慶應の塾生の皆さんの参加をお待ちしています!
能楽の謡(うたい)は各地に伝わる伝承や説話、古典文学などを題材にしています。高校で古典にいまいち興味がなかった、苦手だったという人も、歌詞を追っていくうちに自然に古典の世界に入っていくことができます。
能楽の舞(まい)はすり足を基本として、様々な役になりきります。
ある時は源平時代の武士、ある時は古典の姫君、ある時は妖怪や神様まで。演劇でありつつ、抽象化された舞は時代を超えて愛されています。