公開授業当日は、多くの先生方に来ていただきありがとうございました。アンケートで、いくつか質問がありましたので、本ページで回答させていただきます。
Q&A
Q1.児童は、いつ情報活用能力チェックシートを記入しているのでしょうか。
A:児童は、単元テストを行った後に、チェックシートを記入します。
Q2.情報活用能力チェックシートの頻度を教えてください。
A:各教科の単元テストごとに行っています。単元のテストのない教科(図工や体育や総合的な学習の時間など)は、単元の節目や活動の節目に記入しています。
Q3.情報活用能力チェックシートの意図しているタイミングを教えてください。
A:本校では、教科や単元のねらいにせまることを大切に授業づくりをしています。なので、毎時間ごとのふりかえりは、教科や単元のねらいにせまることを意識し、単元の最後に情報活用能力の振り返りを行っています。
Q4.情報活用能力チェックシートでチェックしたものを児童は自分の学びにどのように活かすのでしょうか。自己調整力などを発揮して、個々でこれから意識しようとするポイントなどを見出しているのでしょうか。
A:チェックシートを使い、情報活用能力の成長を視覚化することで、チェックシートのどの項目を伸ばしたいかを児童が気づけるようにしています。また、教員もチェックシートを確認することで、どの項目を重点的に育むのかを意識して授業の計画を立てられるようにしています。
Q5.『チャレンジ問題』についてはじめて取り組む際の注意事項や子どもたちへの声かけなど教師側が共通理解しておくことはありますか。
A:注意事項や子どもたちへの声かけは以下の通りです。
【注意事項】
◯1〜6年生までが楽しめるように作っています。低学年は、タイピングができないですし、簡単すぎると高学年は取り組まなくなるからです。
◯起こりそうなトラブルを先読みして、ルールを設けています。例えば、「好きな場所を写真で撮ろう。」の問題では、撮っていい場所・ダメな場所(トイレや更衣室など)を子どもたちに知らせています。これらのルールから自然と『情報モラル』も身についてくれればと思っています。
◯何を目的に行うのかは、教員側で共通理解しておく必要があります。
【子どもたちへの声かけ】
◯「楽しんで、シンキングツールや学習者用端末を使う。」ことを意識して取り組んでいます。「やってる」「やってない」の視点も大切ですが、「楽しかった?」と声をかけるようにしています。
Q6.チャレンジ問題の作り方やチャレンジ問題の提出方法
A:チャレンジ問題は、ロイロノートで作っています。
【問題の作り方】(教師の作業)
1.共有ノートを作成する。
2.児童・生徒は共有設定で「閲覧のみ」にする。
3.チャレンジ問題を作成する。
4.新しい提出箱を作る。
【提出方法】(子どもの作業)
1.「新しいノートを作る」で自分のノートを作る。
2.「共有ノート」で問題をコピーする。
3.自分のノートで「ペースト」をする。
4.『チャレンジ問題』を解く。
5.「提出箱」に提出する。