特別支援教育研修課
特 別 支 援 教 育
令和5年7月更新
特別支援教育とは?
特別支援教育は,障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,
幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するた
め,適切な指導及び必要な支援を行うものである。
また,特別支援教育は,これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく,知的な遅れのない発達障害も含めて,特
別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において実施されるものである。
さらに,特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、障害の有無やその他の個々の違いを
認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の
社会にとって重要な意味を持っている。
(平成19年 文部科学省 「特別支援教育の推進について(通知)」 特別支援教育の理念 より)
学校教育法の一部改正(平成19年4月1日施行)
○ 盲・聾・養護学校は,障害種別を超えた「特別支援学校」に一本化する。
○ 特殊学級は,「特別支援学級」に改める。
○ 特別支援学校は,障害により教育上特別な支援を必要とする小・中学校等の児童生徒等の教育に関し,必要な
助言又は援助を行うよう努める。
○ 小・中学校等においては,教育上特別な支援を必要とする児童生徒等に対して,障害による学習上又は生活上
の困難を克服するための教育を行う。