1) 校区の地理的条件
ア 本校区は広大な笠之原台地の南側の一端にあり,鹿屋市街地の東に接し,寿台地の住宅地帯南部と肝属川流域水田地帯に含まれる新川町から成っている。校区内を縦横に走る通学路は道幅が狭い上に交通量が多い。土地利用としては畑や水田も残っている。
イ 校区は県道68号線以南にあり,宮崎南部から曽於市,志布志市,鹿児島市を結ぶ交通要衝の地であり,周辺地域を含め,今後ますます発展が予想される。また,校区内には私立高校や私立保育園,私立幼稚園,スーパーマーケット,大型量販店,各種大手企業の支社などがあり,活況を呈している。
2) 校区住民
業種が多様で,給料生活者が多く,近年,夫婦共働き家庭も多くなってきている。校区外出身者の割合が比較的高く,都市的感覚も感じられる中,5つの各町内会では子ども会活動等の地域行事が伝統的に続けられている。校区住民の教育に対する考えは多種多様であり,学校の果たすべき役割と責任がより一層求められるとともに,保護者や校区住民の学校教育への理解とそれぞれの役割を再確認していく必要性が年々高まっている。
3) 現在の寿小学校
児童数の増加から昭和58年4月,県道68号線を境にして南北に分離,寿北小学校の創設をもって適正規模の寿小学校として再出発した。平成24年度からの本校舎・西校舎の大規模改築改修工事は平成25年度に完工し,新校舎と共に学習環境も整備された。平成27年3月には学校周辺区域が「ゾーン30」に指定され,児童の安全確保に努めている。令和5年度に北校舎の空調設備の改修工事や体育館の大型改修工事を予定している。
「豊かな心 輝く瞳 きらめく汗の寿っ子」
「正しく 強く たくましく」
*正しく(知)
よく学び、粘り強く考え、自分なりの子ども
*強く(徳)
優しく、心を持ち、相手の立場に立って係り行動のできる子ども
*たくましく(体)
何事にも挑戦し、進んで体を鍛える子ども
◇安全で安心して勉強できる学校
◇1人1人を大切にして伸びる学校
◇郷土への理解を深め、愛情を培う学校
◇地域や保護者に信頼される学校
◇躍動している学校
◇よく学び、粘り強く考え、自分なりの考えを表現できる子ども
◇優しく、思いやりの心をもち、相手の立場に立って考え、係り行動のできる子ども
◇何事にも積極的に挑戦し、進んで体を鍛える子ども
◇子どもを愛し、子どもと共に学ぶ教職員
◇向上心と使命感を持ち、互いに切磋琢磨し合う教職員
◇授業を大切にし、授業改善に努める教職員
◇子どもから敬われ、信頼される教職員
寿小学校ホームページへのご訪問ありがとうございます。
本校は、創立82年を迎える歴史と伝統ある大規模校です。鹿屋市の中心に位置し、昔ながらの田園地域の面影を残しつつも、新興住宅地域や商業地域が広がっており、学校教育に対する保護者・地域の期待や関心は非常に高いものがあります。
学校教育目標を「豊かな心 輝く瞳 きらめく汗の寿っ子」と定め、校訓は「正しく 強く たくましく」とし、人権教育を基盤に,これからの社会の変化に主体的に対応し、創造的に生きていくために、「確かな学力(知)」、「豊かな人間性(徳)」、「健康・体力(体)」等、生きる力を育むことをめざしています。
目指す子ども像は、
〇よく学び、粘り強く考え、自分なりの考えを表現できる子ども
〇自他のWell-being(ウェルビーイング)の向上を目指し,互いのよさを認め,優しく、思いやりの心をもち、相手の立場に立って考え、関わり行動のできる子ども
〇何事にも積極的に挑戦し、進んで体を鍛える子ども
です。
本年度は,全校児童593人、教職員45人(R7.5.1現在)が,笑顔いっぱい元気いっぱいで毎日を楽しく学校生活を過ごしています。
私たち教職員一同、Well-being(ウェルビーイング)をキーワードに,夢や希望に向かって主体的に学び続ける子どもの姿を目指した教育活動を推進してまいります。令和7年度もよろしくお願いいたします。
校長 中津 朋広