熊本YMCAぷらっとほーむリーダー会
熊本YMCAぷらっとほーむリーダー会
2024/3/17 プレゼンテーション動画
【5月のぷらっとCanp活動報告書】
日時:2024年5月11日(土) 活動場所:熊本市、浦山公園 参加人数:リーダー7人 、子ども9人
5月の活動は、熊本YMCA東部グローバルコミュニティプラザから浦山公園まで片道2キロという道のりを自分たちの足で歩きました。テーマは「私たちを知る」です。このテーマは、普段とは違った環境に身を置くことで普段共にいるリーダーやメンバーがいつもとは違いどんな様子で街や自然、生き物を見るのか、新たな一面をみんなに知ってほしいという願いがあります。実際の活動では、歩いている途中でタンポポを見つけ指輪にしてみたり、においを嗅いでみたり、浦山公園では、虫や野鳥を観察し生き物の生態系に疑問を持ったりと人だけではなく様々な生き物に目を向ける機会が多かったです。今回の Canp では、「知る」ことはできても、より深く追求することができなかったと感じています。追究するのであれば、前の日から調べ学習を行い虫や鳥、花の特徴、種類、生息地等調べ、実際にどんな様子だったのか写真で収める、捕まえてみて自分たちの調べたものとの比べ、新たな課題や疑問を見つける。そういった学びのサイクルを今回作ることができましたがそれを逃してしまいました。
この学びのサイクルによって子どもたちが新たな発見を生み、その発見でリーダーも子どもの新たな一面を見つけることができていたでしょう。まだまだ今年度も始まったばかりです。今回の反省を活かし次回の Canpでは、日常のぷらっとほーむの活動と関連させながら学びや成長のきっかけを子どもたちと共に見つけ、実践・機会・調査できる機会として Canp という活動を行いて行きたいです。
【6月のぷらっとCanp活動報告書】
日時:2024年6月15日(土) 活動場所:熊本YMCA東部グローバルコミュニティプラザ 参加人数:リーダー7人 、子ども11人
「みんなで作り出す喜びを楽しむ」というテーマのもと、みんなで一つの目標に向けて協力をすることはもちろんですが、身近なものだけに目を向けるのではなく、世界という大きなものに非日常感を感じてほしいと思いもありました。グループでプランを立て、買い物、そして調理を役割分担しながらの活動です。
男の子グループは「ケバブ」、女の子グループは「生春巻き」を作ることが決まり、役割をメンバー自身で決めながら積極的に活動できました。買い出しでは 3,000 円という各グループの予算のもと、どのようにすれば予算の範囲内で買うことができるのかということをメンバーたちで考えました。また、お金を持つことが初めての子もいて、買い出しの中にも初めてを体験できた時間となりました。
調理を開始になると調理係のメンバーだけではなく、他の役割の人も手伝ったりしていたので「みんな」で作り出す喜びを楽しむことができたのではないのかと思います。今回の活動を通して、グループで話し合い、役割をもって、そしてグループ内での所属意識を持ちながら協力することができた活動だったのではないかと思いました。また、グループの垣根を越えて、他のグループの料理を食べることで、自身のグループのよさ、他のグループよさに気づくことができた活動となりました。
《買い出しの様子》
《みんなで協力、調理開始!》
《おいしくできたかな?》
【7月のぷらっとCanp活動報告書】
日時:2024年7月20日(土) 活動場所:熊本城周辺 参加人数:リーダー4人 、子ども8人
7月の活動は、熊本城周辺をグループに分かれて散策しました。今回は、「想う」という目的のもと、子どもたちの心の中に誰かの存在があり、その誰かに対して興味や関心、気づかい等感じてほしいという願いで設定しました。普段は、個人で動くことが多いメンバーもこの活動を機にグループで行動することで、グループの仲間たちの動きや興味、関心を持ち自分以外の人や、ものについても感じて欲しいと思っています。活動フィールドは熊本城周辺ということだけは決まっており、そこからどこの施設に行くのか、どの手順で行くのかグループで話し合い、意見をぶつけ合いながらもそのグループ全員が納得できるような仕掛けです。
熊本博物館の展示物、館内のプラネタリウムでは星座について解説を聞きました。ドラえもんの特別映像も!また熊本城本丸、最上階では熊本の町の景色を堪能しました。今回の活動で、グループのメンバーが少しグループから離れることがあってもその人を待つ。展示物を見学する時も誰かを連れてきて一緒に見る、共有する。グループを飛び越えて他のグループのことを気にかける。グループ内だけでなく一般の方たちにも席を譲る、順番を譲る。保護者や活動に参加できなかったリーダーのためにお土産を買う。といった多くの所で誰かを「想う」ことが出来たように感じます。この活動の後でもメンバーたちの中に、少しでも誰か想うこと機会が増えること、想う対象が増えることができるのであれば今回の活動が良いものになると思いました。
【9月のぷらっとCanpの活動報告】
活動場所:熊本YMCA東部グローバルコミュニティプラザ 参加人数:リーダー3人 メンバー12人
今回の活動は、テーマは「ぷらっとParty」というテーマを設定しました。設定の意図としては、「知る」をいう目標のもとメンバー自身が知るためには話し合いが不可欠だと思い、グループ内で話し合ってゴールを作り上げることが必要であると考えました。しかし、これまでのぷらっとCanpでもそのようなことを何度も行ってきたので今回はパーティーという形で何かを生み出し、それをグループ同士で共有して最後はパーティーのように楽しい思いをして帰ってほしいと思いテーマを設定しました。
パーティーの内容としては「マリオパーティ」というゲームの要素からお互いにミニゲームを午前中に作成を行い、午後からそれぞれのグループで作ったミニゲームを行いました。ミニゲームを行う時にはミニゲームの名前を書いた紙をタイルに貼りそれを2ペア作り、それを真剣衰弱のようにして、次のミニゲームを決める際にもわくわく感をもって楽しんでほしいと思いメンバーと用意しました。実際に行ったミニゲームとしては「モルック」「東部グローバルコミュニティプラザ全体を使ったかくれんぼ」「ドッチボール」などを行いました。そして勝利したほうにポイントを画することができるようなシステムをメンバーと作りました。2時間メンバーとリーダーと遊んで、最後は片づけをおこなった後お菓子とジュースを用意して本日のパーティを楽しみました。
今回の活動を振り返って、目的の「知る」ということについてはミニゲームの中に「この人には〇〇が得意だからこのミニゲームは任せた。」という声掛けが出てきたため、メンバー自身が他者を知ることができ、そこから活動を良くしようとしている姿が見られたためよかったと思いました。次回はこの「知る」から発展することができるように、チャレンジの中に生かすことができるようにしていきたいと思いました。
【10月の活動報告書】
10月21日(月)に特別プログラムとして熊本YMCA東部グローバルコミュニティプラザ「東部わいわい祭り」にリーダー6名、メンバー5 名で参加しました。「東部わいわい祭り」は、熊本YMCA東部グローバルコミュニティプラザで開催された地域イベントです。ぷらっとほーむでは、①シャリ感(果物の缶詰を凍らせたシャーベット提供)、② スーパーボールすくい・ヨーヨーすくい、③ フォトスポット(風船などで作ったフォトスポット)の3ブースを出店しました。
メンバーが主体となり看板デザインや商品準備を行い、外部から来館されたお客様への接客や話すことが苦手なメンバーが順路を示す矢印を設置するなど、自分の得意分野を活を活かして役割を担う姿も見られました。今回の活動を通して、メンバーは“誰かのために”を考え行動する経験を得ました。普段接する機会の少ない地域の方々に声をかけたり、積極的に関わる姿勢が見られました。この経験を活かし、今後は地域や外部の方々との交流をさらに深める活動にチャレンジしてほしいと考えています。また、リーダーと共に新たな目標を設定し、メンバーが成長を実感できるような活動を展開していきます。
【11月の活動報告:八代ワイズメンズクラブ主催 ヨットクルージング体験】
11月9日(土)、ぷらっとほーむのリーダーとメンバーが八代ワイズメンズクラブの主催するヨットクルージング体験に参加することができました。出航時は天候にも恵まれ、八代海上の穏やかな景色を楽しむことができました。航海中、メンバーがヨットの運転を体験する機会があり、初めての挑戦に緊張しながらも楽しむ姿が見られました。三角西港について昼食をとり、昼食後には参加者全員で「海のピラミッド」に登るなど、現地の観光も楽しみました。帰りは天草方面の 1 号橋付近まで進んだ後、八代内港に戻るルートを取りました。移動中もメンバーは船上から見える景色を楽しみながら、非日常感を満喫していました。参加したメンバーからは、「楽しかった」、「初めての体験だったのでドキドキした」、「また挑戦したい」という声が聞かれました。
今回の活動がメンバーにとって新たな挑戦や成長のきっかけとなったことが伺えます。特に「できた」という成功体験や「初めて」という新鮮な経験は、今後の自己肯定感やチャレンジ精神を育む良い機会となりました。また、ぷらっとほーむと八代ワイズメンズクラブが合同で活動するのは今回が初めての試みでした。リーダーやメンバーは新しい人々との交流を通じて、人間関係の面でも多くの刺激を受けたようです。このような活動を通じて、地域の団体同士の連携を深めることができ、今後の協力の可能性を広げる一歩となりました。これからもこどもたちが非日常的な体験を通じて成長できるようなプログラムを積極的に取り入れたいと思います。八代ワイズメンズクラブの皆様に心より感謝いたします。
【11月活動報告】
11月17日(日) 、ぷらっとCanpチームで熊本YMCAチャリティーランに参加しました。チャリティーランは障がいのある子どもたちの体験活動を支援するチャリティーイベント(駅伝大会)です。参加費が支援募金となりますが、ぷらっとCanpチームの参加費は熊本Nスピリットワイズメンズクラブから支援を頂きました。心より感謝申し上げます。
今回の活動は、「繋がる」をテーマのもと活動しました。テーマの意図としては、ぷらっとほーむの子どもたちが、誰かと一緒に走ることで少しきつくても走りきることができる、みんなとやりきることでぷらっとほーむの繋がりを強くしたいという意図があります。また、普段繋がる機会がすくないワイズメンズクラブの方々や他の団体の子どもたちそして、障害を持つ方など様々な立場の人と共にする時間を作りぷらっとほーむが徐々に社会とつながっていければと思い参加しました。参加するにあたって、ただ参加するだけだと少しもの足りなさを感じたため子どもたちを中心にリーダーが着るウェディングドレスを作成しました。みんなウェディングドレスは、遠くで見ることや写真でのみ見たことしかなくどのように作るのかと自分たちのイメージを基に作っていきました。時には、実際に着たことがある保護者の方のアドバイスをもらいながら完成に近づけました。チャリティーラン当日でも多くの方が、ウェディングドレスに注目していただくことができ制作した子どもたちも満足そうな表情だったと思います。また、当日は子どもたちもそれぞれ仮装して参加しました。1人で仮装するには少し勇気がいります。でも、みんなで仮装して走ると少し恥ずかしくてもなんだが楽しめる、少し特別になれる、みんなと繋がることができたのではないかと感じています。とはいえ、子どもたちもまだまだ成長できると思います。ぜひ、自分たちだけでなく外部のことに対しても少しずつ関心を持つことができるように引き続き Canp を通して成長できる機会を設定していきます。
【12月のぷらっとCanp活動報告書】
日時:2024年12月21日(土) 活動場所:熊本YMCA東部グローバルコミュニティプラザ 参加人数:リーダー4人 、子ども21人
12月のぷらっとCampでは、子どもたちが友達の良いところを見つける機会を持つことを目的に、「鍋パーティー」を開催しました。始まりの会では“つながり”を意識してもらうために、キャンプソング「絶対もっとすきになる」をみんなで歌いました。歌詞を見やすい場所に貼り出したことで、自然と歌を覚えたり、歌詞の意味を考えている様子も見られました。
鍋を作る人、おにぎりを握る人など子どもたちに役割を持たせて活動しました。準備の中では、困っている仲間を助けることや、リーダーより先に気づいてアドバイスをするメンバーの姿が見られました。また、「ありがとう」や「すごいね!」といった声掛けも多く、活動全体が温かい雰囲気で進みました。パーティーの配膳もメンバーが率先して行い、「みんなが楽しむために」と考える姿が印象的でした。食べる前には再度「絶対もっとすきになる」を歌い、パーティーが始まりました。
天気が良かったため、近くの河川敷へ遠足に出かけましたが、到着後に雨が降り始め、濡れながらも東部センターに帰りました。帰った後は追いかけっこやピアノ演奏、百人一首など、それぞれが友達と楽しく過ごしました。今回の活動を通して、メンバーたちは「誰かのために」という意識を持つことができました。帰りの会では、「〇〇君の良いところを見つけたよ」と報告する子もおり、「楽しかった」「また参加したい」という声が多数聞かれました。つながりを大切にするという目標を達成できたと実感したため、1 月の Camp ではこの成果をさらに発展させられるような活動を計画したいと考えています。
オンライン報告会動画(2025年3月16日)
視聴者からのコメント紹介
・子供だちがゲームの内容や行きたい場所決めることを促進しているからこそ、自主性が育まれるのだなと感じました。