山梨YMCAユースリーダー会
山梨YMCAユースリーダー会
2024/3/17 プレゼンテーション動画
【5月の活動報告】
Youth Action2024の初回の活動を行うため5月15日(水)にミーティングを行い、6月にフレンドシップデイキャンプ〜Let's create 〇〇 with us in 銀河鉄道の森〜というリーダー同士の交流会を行うことになりました。この活動では子どもの居場所支援や体験格差をなくすという目的を持った場所として、銀河鉄道の森を広く知ってもらいたいと考えています。活動のタイトルにあるcreateは創造・創作するといった意味があります。野外料理や木の名札作りといった実際に作るという意味での創作でもあり、リーダー同士での交流において関わりを生むという意味も含まれています。写真はミーティングの様子です。
【6月の活動企画】
5月のミーティングで実施が決まった、リーダーのデイキャンプの企画のご紹介です。リーダー自身が体験を行うことで、今後のプログラムで注意すべきこと、どんなことをやってみたいかという発想が浮かんだり、ユースリーダーの主体性を高めたりすることが出来るのではないかと思います。沢山の発想を踏まえ今後より良いプログラムを行えるようにしていきたいと思っています。
今回のフレンドシップデイキャンプ〜Let's create 〇〇 with us in 銀河鉄道の森〜がユースアクションの活動の最初の企画となります。今年度に入り山梨YMCAユースリーダー会のリーダーとして新たな参加者もいます。このことをきっかけに、より深い関係性を作り出し、リーダー会の結束を強くしていきたいと思います。
【活動報告】6月23日(日)にフレンドシップデイキャンプ 〜Let’s create 〇〇 with us in 銀河鉄道の森〜を行いました。
学生のユースリーダーや山梨YMCAのユーススタッフなど17名が参加してくれました。当日は、銀河鉄道の森にて、デイワークや野外炊事などのキャンプ体験をする予定でしたが、雨だったため山梨YMCA本館で行いました。自己紹介や以前も行ったことがある署名運動ゲームを行い、自分や相手を知ることを通して緊張がほぐれ和気あいあいとした雰囲気で交流ができました。プログラムとしては竹のストラップ作りやカレー作りを行いました。ストラップ作りでは「自分を表現」というテーマをもうけて、それぞれが色・柄・大きさなどによって表現をしていきました。好きなものを描き楽しい様子を描いてみたり、細い竹を沢山用意しまとめてみたりとそれぞれの気持ちのこもったストラップが完成していました。カレー作りでは一人一人が率先して役割を担い、沢山の美味しいご飯を作っていきました。今回のフレンドシップデイキャンプを通して互いの価値観や考え方を知り、ひとりひとりが主体的に活動できるヒントを得ることができました。今後の活動にどんどん生かしていきたいと思います。
【ご紹介】山梨YMCAユースリーダー`sしんぶん vol 12
第1回目のY's×SDGs Youth Action事業がきっかけとなり発足したユースリーダー会。新聞発行も12号となりました。先日のフレンドシップデイキャンプの記事も載せましたので是非、読んでみてください。山梨YMCAユースリーダー会、頑張っています!
【活動報告】7月に入り全4回のミーティングを行いました(3日、17日、26日、31日)。7月17日のミーティングではユースアクションの活動に対するコアメンバーの共通認識・意識を再確認する場とし、その中で次回の活動のコンセプトや自分達がこの場で何を目的としたいのか、どういう意味のプログラムにしたいのか考え、改めて確認をする時間となりました。ミーティングを重ねる中で大きな目標と小さな目標を立てました。
【大目標】よりどころ(人との出会いによって新たな発見につながる場所)
【小目標】人との出会い→発見・繋がり・交流(繋がりのために個人の強みを知る・相手を知るという機会の提供)
私たちだからこそできる!!という強いこだわりをもっていきたいと思います。次回は9月末に活動を行う予定です。
山梨YMCAユースリーダー`sしんぶん vol 13を是非、読んでください。
【8月の活動報告】
8月20日と22日にミーティングを行いました。内容は以下の通りです。
7月の活動報告の際に銀河鉄道の森で9月末に活動を行う予定とお伝えしていましたが、活動の変更をいたしました。9月22日(日)に「ユースたちの夏休み日記 大公開SP」という企画を行うこととなりました。この企画では山梨YMCAユースリーダー会のリーダーによるこの夏の活動紹介や感想の共有などを行います。せっかく沢山の活動があったのに、共有する場がないという状況がもったいない、私たち自身も他のリーダーの活躍を知りたいと考えこの企画を行うことになりました。
山梨YMCAの野外活動や学童保育などで活動してくれたリーダー、そして山梨YMCAを飛び出して日本そして外国でのスタディーツアーや、フォーラムなどで学びを深め輝いてきたリーダーがお話をしてくれます。ユースたちが今考えていることを共有そして知ることのできる場を設けたいという目的があります。この企画を通して私たちの大きな目標である、よりどころへと繋がるそしてサポートしてくださる人々との関わりを大切にしていきたいと思います。当日はユースはもちろん、いつもユースのために沢山のサポートしてくださっているワイズメンズクラブの皆さんにも参加をお声がけをさせていただきたいと思っています。
【9月の活動報告】
9月22日にはユースアクションの第2弾として「ユースたちの夏休み日記 大公開SP」を行いました。この会は山梨YMCAのユースリーダーの夏の活動・学んだことの共有、そして交流を行なった場です。山梨YMCAの野外活動であるアウトドアクラブや、学童保育で活動してくれたリーダー、そして山梨YMCAを飛び出し東日本区ユースボランティアリーダーズフォーラム、タイでのスタディーツアー、広島でのピースフォーラムへ参加し学びを深めてきたリーダーがお話をしてくれました。それぞれの想いのこもった発表があり、1人1人にしっかりとした軸と考えがあることを強く感じました。
発表後はグループごとに感想を共有し全体で質問タイムを行ったり、会の締めには2年前の全国リーダー研修会の為に作られたキャンプソングの「なないろのうた」を参加者全員で歌いました。今回はユースリーダーだけではなくワイズメンズクラブ・常議員・YMCAスタッフの皆さんも参加してくださいました。ユースリーダー11名、総勢25名の参加でした。ユースリーダー用・大人用のくじを作り、座る座席とグループを決めました。そのグループで意見交換やお話をする時間がありましたが、この時間が大変大盛り上がり!この時間がもっと続いていたら良いのにと思ってしまうほどでした。
銀河鉄道の森を活用したプログラムを行うにあたって、ユースアクションのコアメンバーと他ユースリーダー、ユースリーダー全体の繋がりの弱さを痛感していました。その繋がりを深めるため、そして夏の活動の発表という点において、子どもにフォーカスしている面があり、実際活動に対して目を向けやすく考えが深まるのではないかと考え、今回そして6月の「フレンドシップデイキャンプ」と2度の交流会を行なってきました。参加したユースリーダーからは、他のユースリーダーや山梨YMCAに関わる多くの方々との交流から、今まで気がついていなかった自分の思いや考えに気づけたといった声をいただきました。交流や沢山の会話から繋がりが強まり、それぞれの想いや考えを知ることが出来ました。これまでの活動を経てそんな山梨YMCAのユースリーダーたちと共に、銀河鉄道の森を活用したプログラムを12月に実施予定です。「私たちだからこそできる!」人との出会い・場づくりを行なっていきます。
【10月活動報告】
10月に3回のミーティングを行いました。
これまで行ってきた2つの交流会を踏まえて、実際に銀河鉄道の森で子どもたちを対象にしたプログラムを企画しました。その企画は「STARtingキャンプ」というデイキャンプです。今回は児童養護施設の子どもたちを対象に行おうと考えています。貧困や体験格差といったことがテーマの活動になっています。経済的な理由の貧困というだけではなく、人間関係の希薄さや自己肯定感や学習意欲の低下など(時間・心・関係性の貧困)も考えていきたいと思っています。
養護施設の子どもたちを対象にといってはいるものの、養護施設や子どもたちの背景について知らないリーダーがほとんどでした。そのため私たちリーダーが養護施設の子どもたちについて知り、学ぶ機会が必要であると考え11月に学習会を設けることになりました。児童養護施設に勤めていた経験のあるYMCAの職員の方に、お話をしていただけることになりました。子どもたちはどのような背景があり、児童養護施設で生活をしているのか?子どもたちはどのようなニーズを持っているのか?…などユースアクションのテーマとの関係を考えたり、ひとりひとりが疑問を持ったりしながら学習会に参加していきたいです。
プログラム名のSTARtingには、格差をなくすとはみんなが同じスタートラインに立てるようにすること、という意味を持っていたり、STAR(星)という言葉には、無数にある星に、世の中に様々な年齢や国籍、生きやすさや生きづらさを抱えていることを当てはめたりしています。今回は写真立てにどんぐりなどをデコレーションするネイチャークラフトや野外料理としてほうとうの麺作りなどといったことを計画しました。山梨YMCA銀河鉄道の森という自然の場で、みんなで作り・みんなで遊ぶそんな日常を一緒に楽しみたいと考えています。何気ない日常を子どもたちと共に一緒に作っていきたいです。
【STARtingキャンプ準備報告】
12月に実施するSTARtingキャンプの準備が大詰めを迎えています。リーダーたちで話し合い、プログラム内容を変更をしたり、県内の児童養護施設に声を掛けご参加いただけることになりました。そのような中、11月13日には「ユースアクション勉強会~児童養護施設について~」と題して、児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設などの福祉施設、そして私たちが持っている権利などについて学びました。人と人との関わりの中で生まれる葛藤や成長についてのお話を伺うこともできました。その中で児童福祉施設で生活をしている子どもたちの背景や課題、支援する人たちが向き合ってきたものについて知りました。施設や子どもたちに関して新たな知識を得るだけではなく、大切にしたいことは経験を重ねることで段々変化していくこと、ユース世代だからこそできることがあることも学びました。参加したユース1人1人が焦らずにゆっくりと成長していけば良いと考えられるようにもなっていました。今回の学習会を活かしてSTARtingキャンプに臨んでいきたいと思います。
【活動広告:STARtingキャンプ】
12月7日にSTARtingキャンプを行う銀河鉄道の森にて、リーダーでの事前練習を行いました。プログラムであるほうとう作りを実際行ってみたり、森の中の状況を改めて把握するなどし、STARtingキャンプ当日に臨むことができました。
そして12月15日に銀河鉄道の森にてSTARtingキャンプを行うことができました。今回は1つの養護施設に絞って声をかけさせていただき、5名のお子さんが参加してくれました。一方的な支援ではなく、やりたいことを選択してもらうという考えを持ちながら参加リーダー一同、同じスタートラインでどんな体験が一緒にできるのかワクワクした気持ちでした。今回はプログラムとしてほうとうオリエンテーションを行いました。銀河鉄道の森を最大限に活用し、森の中に隠されているほうとうの材料探しの旅に出たり、その材料を使って何をやりたいのか子どもたちに選択してもらい、麺担当、材料カット担当に分かれてほうとう作りを行いました。ほうとうを食べたことはあるが作ったことはなかったというような、初めての体験も沢山あったようですが多くのことに興味津々な子どもたちでした。自由時間には森の頂上まで登ってみたり、ブランコに乗ってみたり、森に落ちている竹や木を用いて音楽隊が結成されていたりと銀河鉄道の森を大いに活かし、子どもたちの自然体な姿を見ることができました。今回のキャンプを通して子どもたちの興味の幅や考えに方に非常に圧倒されました!!そして子どもたちの「やってみたい」を実際に「できた!」に変える体験を、自分の力で作ることができたことに意味があったと実感しました。
【~感謝~】
ユースアクションに2期連続で選んで頂きありがとうございました。この活動に挑戦できたことで、得たことや沢山の縁に巡り合うことができました。2024年度のユースアクションの活動は終了いたしますが、今年度の活動だけで終わらせるのではなく、得たことや反省点を活かして来年度の活動に繋げていけたらと強く思っております。ユースアクションの活動に関しまして、Y's×SDGs Youth Action 2024報告会で詳しくご報告させていただけるのを楽しみにしております。今後とも山梨YMCAユースリーダー会を応援してください。ありがとうございました。
(山梨YMCAユースリーダー会:渡邊結菜)
オンライン報告会動画(2025年3月16日)