【活動報告】清走中：甲府編 大成功！

7月18日、株式会社Gabの企画、山梨YMCAユースリーダー会主催により山梨県初となるゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」を開催しました。当日は天候にも恵まれ、甲府市内の子ども達とその保護者、大学の授業でこのイベントを知った大学生、おそらく最年長参加者であった甲府21ワイズの松村豪夫様ご夫妻など、小さなお子様からご高齢の方まで、130名を超える参加者の力により、約90分で甲府市に落ちていたゴミ50kgを回収することに成功しました。イベント後のアンケートからは「ゲーム感覚で楽しみながら家族で参加できた。自分たちの住む甲府市が少しだけ綺麗になって嬉しい。」や「町に意外とゴミが多くびっくりした。ゴミを拾いながら、こんな道があるのかとあらたな発見や自分の街を大切にしようという地元愛も生まれる気がします。」との声を寄せていただけました。

株式会社　Gabの北村さんの言葉、「多くのゴミが川を通って海に流れ、たくさんの海の生物の命を奪ってしまっている。でも今日、これだけのゴミをみんなが拾ってくれたおかげで、海を汚さなくて済んだ。今日、このゴミを拾ってくれたみんながヒーローだ！」という言葉は、拾ったゴミを前にして語られると本当に説得力があり、それを聞いて目をキラキラと輝かせた誇らしげな子どもたちの姿が、主催させていただいたわたしたちにとっては一番の「ご褒美」でした。

ユースアクションの推薦団体でもある甲府21ワイズメンズクラブからは、ユース支援ご担当の藤原様、水越様に企画段階からご協力を頂き、当日は軽トラックを出していただいた佐藤様、市川様、お出かけ前に会場設営をお手伝いくださった荻野様が早朝から駆けつけて下さり、佐藤理事と寺田様におかれましてはイベントの最初から最後まで現地にて参加者への応援をいただきました。前述の松村ご夫妻は、自前のビニール袋と軍手を片手に参加者としてゴミ拾いをしてくださり、最後はまさかのハンターとの追いかけっこ（！）までしていただきましたこと、本当に感謝です。何より特筆すべきは、今回のメインキャラクターでもあった「武田信玄公」の甲冑まで、甲府ワイズの渡辺徳之さん手作りのものをご用意いただけたのには、企画会社のGabさんも大変おどろかれていました。「YMCAさんの主催だったからこそ実現できたイベント」とのコメントを頂きました。YMCAのネットワークのすばらしさに誇りと感謝を感じました。夏休み終了後は2回目の清走中に向けて、動き出していきたいです。

報告：菊池央人（ひろっちリーダー）

【活動報告】「清走中」〜甲府編vol.2〜　ゲーム感覚ゴミ拾いイベント

7月に続き「清走中」〜甲府編vol.2〜を12月24日に開催しました。今回は、甲府の町にゴミをまき散らす悪の組織に怒った武田信玄公がサンタクロースに助っ人を頼み、2人がタッグを組んで参加者に清掃を呼びかける設定です。甲府市中央商店街の各店舗にもご協力を頂き、アイテム交換所やレアゴミ（金のペットボトル）を置かせてもらうなど、より地域に密着したイベントとなりました。集められたゴミは7月の倍！109kgとなりました。また、アメリカ人、ネパール人、ウクライナ人など多くの外国籍の方が運営ボランティアや参加者として関わって下さったことも特筆すべき特徴でした。甲府市長や市議のみなさん、甲府市教育委員会、そしてワイズメンズの各クラブの皆様には強力なサポートを頂き、「みつかる・つながる・よくなっていく」を目指すYMCA運動のひとつの形が地域の中で一つ小さな実を結んだことを実感しています。

【清走中甲府編Vol.2】主催：山梨YMCA　企画・運営：株式会社Gab
●参加者：大人61名、子ども55名、未就学児11名　計127名
●集めたゴミの量：計109.628kg
●ボランティア数：高校生10名、大学生9名、社会人1名、合計　20名
●ワイズメンズクラブ助っ人隊
軽トラック…市川將來（甲府21）、佐藤利之（甲府21）
ゴミ集計…輿水順雄（甲府21）、佐藤重良（甲府21）、仙洞田安宏（甲府やまなみ）、寺田善長（甲府21）
運営・準備…藤原琢也（甲府21）、渡辺徳之（甲府）

【トピックス】ワイズメンズクラブ国際協会100周年記念・東西日本区25周年記念 第3回東西日本区交流会が神戸の地で開催されました。当日、Y's×SDGs Youth Action2022の報告会があり、活動報告を発表する機会を頂きました。やまなしアクション2022の活動の様子を多くの方に聞いていただきました。ゲーム感覚で楽しみながら多くの方に参加いただいた清走中のイベントや地域を巻き込んだ取組みに高い評価を頂きました。皆様からも今後の活動に期待するとの励みの言葉をたくさん頂きました。大変貴重な機会を頂きありがとうございます。