NDC:Nippon Decimal Classification(日本十進分類法)はアメリカの図書館学者デューイによる十進方式を、日本の図書館に合わせて再構成したもの。図書館の蔵書を分類するための方法で、近畿大学中央図書館ほか、日本の多くの図書館で採用されています。
NDCでは、図書の主題を0~9の数字を用いて分類し、それらをさらに0~9に分けるという繰り返しで分類を細分化していきます。たとえば夏目漱石の『吾輩は猫である』ならば、
文学⇒900
日本文学⇒910
日本文学の小説・物語⇒913
日本文学の小説・物語(明治以降)⇒913.6
といった具合です。
ビブリオシアターに用いられている近大INDEXという独自分類も、そのベースにはNDCがあります。また、Book: The GatheringのトレカにもNDCの項目があり、対応するキャラクターが描かれています。
Ver.1.0~5.0では、Book: The Gatheringのトレカには日本十進分類法擬人化普及委員会様のNDCキャラクターを使用させていただいていましたが、Ver.6.0より、近畿大学オリジナルのNDCキャラクターが登場しています。(イラスト:揚げ鶏々)
キャラクターの詳細は以下のページで紹介しています。個性あふれるキャラクターたちとともに、NDCの世界をのぞいてみてください!
こちらのNDCキャラクターは、近畿大学在学中にデビューされたイラストレーター、揚げ鶏々さんにご制作いただきました。代表作は様々な元素を擬人化し、独自のファンタジー世界を描いた『元素楽章』。Book: The Gatheringにもクエストとして登場しています。ぜひご一読ください!
揚げ鶏々公式HP:色とりどりの揚げ鶏々