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ねえ、気をつけてくださいね。私たちの恋を人に知られないようにしてね。晴れた日の青い山はだをくっきりと横切っていく、あの白い雲みたいに、私にはっきり好意をあらわして、笑いかけたりしてはだめよ。

これは本書にて紹介されている、ある恋歌の現代語訳である。この歌の作者は、一族を背負う［？］であり、万葉集中屈指の女流歌人でもある、と本書中で解説されている。空欄に当てはまる語を答えよ。