NOAH14(07-χ)『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房 2010年刊)を読み、以下の問いに答えよ。
タイプ:捜読・謎解き(2問構成)
ランク:★★
難易度:B
製作者:えす
本書においては正義への3つのアプローチが提示されている。すなわち幸福、自由、美徳である。
さて、アリストテレスが美徳と正義を結びつけたのに対し、自由と正義を結びつけた人物として本書に取り上げられている哲学者がいる。彼の主張によると、道徳的な「正しさ」とは、正しいことを正しい動機でおこなうことであるという。
この説明のために、彼は「抜け目のない店主と不慣れな客」の例を挙げている。本書ではこの現代版として、メリーランド大学がおこなった署名活動を挙げたが、それは何を撲滅するためのものであったか。本書中の表記で答えよ。