RINNE HIRANO 平野凛音
現代美術作家
RINNE HIRANO 平野凛音
現代美術作家
2005年 愛知県岡崎市生まれ
2026年 女子美術大学アートデザイン学科ファッション表現領域在籍
東京と福島県会津を拠点に活動している。
女子美術大学ファッション表現領域に所属。予備校時代に水粘土の触感から大型造形への関心を深め、人体やその領域を超える規模の表現を求めて現専攻を選択した。
しかし、繊維粉塵アレルギーによって「布を切る」という服飾の根幹を諦めざるを得なくなったことで、ファッションを学びながらも布に依存しない独自の制作スタイルを模索し始める。
タフに生きる」自身と自身を包むT-シャツを題材に写真やオブジェクトを組み合わせたインスタレーション作品の制作や「くりかえす日々」をテーマとしたパフォーマンストリオとしての活動、福島県・西会津・奥川地区の真ヶ沢集落を拠点にする「まんまヶ沢創作隊」のメンバーでもある。主な展覧会に『やあ』(ゴリラの森 / 東京)。
月に一度、気分が高まると部屋の家具を根底から動かしてしまう感覚、空間に対する固定観念を解きほぐすための訓練のようでもある。ベッドすら動かすその衝動は、個人の部屋を飛び出し、他者や地域社会との関係性にも応用される。
そのエネルギーが最も鋭利に爆発する場が、自作の衣装を纏うキャラクター「フンフン」として展開するインスタレーション音楽ユニット「圧倒的フンフン」である。
活動拠点の1つととなっている福島県西会津町では、女子美術大学の学生7名で構成される福島県・西会津・奥川地区の真ヶ沢集落を拠点に地域活性化のための調査、表現活動チーム「まんまヶ沢創作隊」のメンバーとして、その土地や集落の時間の流れの中に自らをどう「レイアウト」できるかを思考している。
こうした多岐にわたる領域への横断は、単なる手法の多様化ではなく、内側で膨らむ強大な衝動をそのつど適した形式へと変換し、放出し続けるタフな姿勢に裏打ちされている。
混沌とした爆発力と繊細なフィールドワーク、矛盾や飛躍を孕んだまま形を変えて繰り出される活動全体が、ひとつの力強い表現基盤を形作っている。
その他、パフォーマンスやサウンドなど活動は多岐に渡る。