TEAM INSTYLE のみんなへ
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
今この文章を、高度1万メートル(だったかな?)上空で、
「西村様、明けましておめでとうございます、日本時間で、新年でございます」
って言われながら書いています
ハワイに着いても、
現地はまだ(また)31日なんだけど、
飛行機を降りて、ネットに繋いだら、たくさんの新年メッセージが来ているだろうから、
大晦日なんだか新年なんだかよくわからない1日を過ごすことになるんだと思います
そう、俺は基本的に機内では、Wi-Fiをよっぽどの時でもないと繋ぎません
飛行機やホテルで、ある程度外界と遮断され、
紙とペンを握る瞬間が、一番クリエイティブで、付加価値のある仕事が出来ていると思うからです
そして、昔から、移動時間中に出張費用以上を稼ぐって決めてるので、
この時間にしっかりと価値を生み出せる仕事をしようと思います
俺の価値を生み出せる仕事は、このグループの未来を作ることです
だから、1年の締めくくりの大晦日という日を、アディショナルタイムのように、
もう1日もらって、日本では新年を祝い始めたころに、
このメッセージをまるで何かに間に合わせるかのように、
間に合わせられたかのように書いています
グループの一人一人に誠実に向き合うことが、
グループと世界にとって、一番価値を生み出せるものと知っているから、
薄暗く灯りが落ちた飛行機の中で、一年の終わりなのか始まりなのか、よくわからない不思議な時間に、
この後に及んで読書灯を頼りに駄文を連ねています
2022年はみんなにとって、どんな一年だっただろう
俺にとっては、あっという間で、みんなといられて、楽しくて、充実した一年だったよ
幸せな一年だった
ありがとう
一方で、この先もずっと「今年も何もしてねえな」って思うだろうけどね
個人での仕事をゆっくりと手放して、チームでの動きにシフトしていったときから、
この思いは強くなるばかりで、
まるで付き合い慣れた持病のように、
鈍い痛みと、少しの倒錯感のある安心感と共に、
「これはあいつが、コレはあの人が、そっちはあのチームが」成し遂げたこと
って思うようになった
個人プレーからチームプレーにシフトした証拠と言おうか、弊害と言おうか、
奇貨と言おうか、
この喪失感と、焦燥感と、少しの達成感に苛まれながら歳を重ねて、
気がつけば起業してから26年、GROUPの母体であるINSTYLEが作られてから数えても、
15年が過ぎた
光陰矢のごとしとはよく言ったもので、
時の大切さは身に染みてわかっているはずなのに、
だから折に触れて、こうして節目節目で、気をつけているはずなのに、
気がつけば何年経っても同じような間違いを繰り返して、
同じような場所で、似たようなことを言い続けている気がするよ
時が経つのは早いね、今年こそ、来年こそ、何かしっかり成し遂げたいね、ってね
誤解してほしくないのは、とはいえ、基本的には前述したように、
幸せを感じながら、幸せにやらせてもらってる
満たされずに足掻いてるわけでもないし、
一生拡大、成長したいって幻想に駆られるような世代でもない
過分に与えられた現状に、感謝をしながら受け取りつつも、
せめて与えられたものに少しでも、より良く、ふさわしい俺でありたいだけ
だからせめて、これからも、今年も、来年も、
人を大切に、時間を大切に、今を大切に、誠実に事に向かいたいと思います
いつもありがとう
感謝しています
2023年はみんなにとって、どんな一年になるだろうね
2023年も充実して、みんなが成長して、より獲得しながら、
チームで大きな仕事を実現する年になれたらいいなと思っているよ
そのためにも、
一人一人のやりたいことが、実現できるリソースのあるグループでいたいし、
一人一人のやりたいことを、本当の意味で知っている俺でいたいから、
2023年も、色々聞いたり話したり、共に走ったりさせてほしいなと思ってる
頼むね
忘年会でも話したように、俺はみんなが大好きで守りたい、
群れを大きく、快適にしたいボス猿である一方で、
各個人にも強く成長もしてほしい、わがままな野郎です
本当の意味での仲良しだけど、年功序列じゃない、実力主義の終身雇用を目指して、
ブラックじゃない、むしろホワイトなファミリー経営を目指してる
「うちはみんな仲良しです」って「家族経営」を言い訳に使いながら、
ブラック労働にNoを言えない環境で、たくさんの苦笑いの上に、
やりがい搾取やサービス残業を横行させたいわけじゃないし、
ぬるま湯で、ここにいても成長出来ないなって思わせるような、つまらないグループを作りたいわけでもない
働きたいやつは働きたいだけ働かせてやりたいし、
ワークライフバランスを取りたいやつにはしっかり良い条件でバランスとらせてやりたい
各人それぞれのQoLを向上できるグループでありたい
夢は追える環境でありたいし
夢を全員に強要しないままでいたい
個人を尊重したいし、チームワークは大事にしたい
心の底から、信頼できる人間に囲まれ、頼り頼られ、人生を謳歌したいし、してもらいたい
それが俺の思うこのグループの在り方で、求めるところのひとつ
ハーバード大学の研究でも、
人が幸せな人生を送るために必要な要素は、金やら富やら健康なんやらじゃなく、
志を同じくするコミュニティで頼り頼られ生きる、良好な人間関係にあるって結果が出てる
だから俺はずっと言い続けてる、
みんなに幸せであってほしい、と
そのために必要なもの、必要なことを、俺は日々探し、見つけ、改善し、
捨てたり拾ったり、壊したり直したりしながら、
こうあるべきと思う姿に向けて、日々を過ごしてる
ずっと、迷いながら、間違いながらね
だから、その中でなんとなく微かな頼りとして、
「数字は嘘つかない」って言いながら、数字を追ってる
グループ年商が上がって、
チームの平均年収が上がって、
チームの平均勤務時間が下がって、
チームの生産性が上がっていくことを追ってる
そこに個人の、チームの、成長、達成、獲得があると思ってるからね
六本木オフィス、神宮前オフィスチームの合計111人(BARCAと43Fと22Fで合計111席になるように設計してる笑)で、
年商300億、400億って、しっかり確実に成長して、結果出して、
ホワイトなのに“平均“年収1千万、みたいなチームが作りたい
そんな数字が、俺が追いかけてる数字の一つ
けど、個人もチームも、成長をするためには、負荷がいる
どのくらい身体をやわらかくするための「イテテ」を許容するのか
筋トレもストレッチも過負荷は身体壊すけど、適正な負荷がないと、なにも成長しない
40度の油にエビを2時間漬けても天ぷらは出来ないし、エビも油も無駄にする
昨日と同じ重さのバーを同じ回数上げ下げしても、筋力は上がらない
だからこそ、艱難辛苦を乗り越えてでも、手にしたいものがある者には、
適正な負荷と成長の機会を、
今いる場所をしっかりと守り通して、一定量の求められる結果を出すことで、
他の自分にとって大切な何かを守ることを一番に思う者には、
適正な時間、作業、責任の配分と、それを本当に良しとできる体制を、
それぞれ用意したい
面接でもよく言うけど、
「一生面倒を見るつもり」や「ファミリーと思う」事を標榜することで、
養って、食わせていく父親像のようなものを思わせている節があることを
俺自身否定しないけれど、
保護者気取りで調子に乗って見下し、依存させたいわけじゃないし、
それぞれの人生の選択と自主独立性は重んじていたい
安心してほしいけど、依存してほしくないだけ
こうやって、
余すことなく伝えようと思って、書けば書くほど、
我ながら無茶言うぜって思うよ
でも言うよ、でもやるよ、でも目指すよ
起業家とミュージシャンが理想を語らなかったら、
世界はもう少しつまらないものになるからね
俺は俺の理想を目指すよ
今日も、今年も、来年も、5年後も10年後も、
「素直ないい奴が、経営者マインドや当事者意識を持って、一生懸命働いて、結果を出す組織。なのに、ホワイトで休みが多くて給与・待遇がいい。みんなが楽しそうに、仲良く助け合いながら働いて、結果出してる会社」として、
笑顔で幸せでいながら、成長できるグループであれるようにね
そのためにも、
2023年は270億〜300億に向けて、努力と成長を続けます
キツイことも多いと思うけど、ついてきてほしい
皆んなで遠くに行きたいからね
事業の概要と簡易スケジュールは追ってもう少し共有しますが、
あと3ヶ月で新オフィスへの入居日である4月1日がやってきます、着工日です
2023年の4月1日は土曜日なので、
月曜日である4月3日には(2021年に翌年分として早割予約されていた笑)メビウスの忘年会を有効活用するためにズラした、
リッツカールトンでのランチ会が開催される予定です
ランチ会が終わったら、内装工事前の空っぽのオフィスをみんなで見に行って、
がらんとしたオフィスから来る寂しさやワクワクを味わったり、
そこから3〜4ヶ月して、工事が終わって、家具が入って、引っ越したあとに、
新しい仲間が増えて、チームがもっと一体になって、成果を出している自分や、
チームの笑顔と情熱で溢れている様を、想像の世界で味わったりしましょう
そしてその前向きなイメージを必ず、より良い形で、チームで実現させましょう
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」とジュール・ヴェルヌは言いました
2023年も俺達らしく、俺達それぞれの領域で、世界に価値を提供し、
成長と達成と獲得とを繰り返し、
例えば
2023年の大晦日や2024年の元旦を、
2024年の大晦日や2025年の元旦を、、
2025年の大晦日や2026年の元旦を、、、
今年も幸せだった、今年も楽しかった
今年はこれを成し遂げた、獲得した、成長したって言いながら、思いながら、
年を納めて、
今年も頑張ろう、今年も楽しくやろう、今年もよろしく、って思いながら
年を始められるように、
それを続けられるように、
適正な量、適正な方向性で、適正な努力を続けていきましょう
俺もベストを尽くします
飛行機はその航路の90%以上をフライトプランから外れて過ごしますが、
ほぼ100%の確率で、目的地に到着します
プランを立てること、それ自体が大切だという証左だと思います
今日ここで語った理想は、俺にとってのフライトプランで、
INSTYLE GROUPという飛行機は、同じようにその90%以上をフライトプランから外れて過ごすかもしれません
逆風の時もあるかもしれません
乱気流に巻き込まれるかもしれません
それでも必ず、俺が機長として、責任を持って、安全に目的地に到着させます
まずは2023年は1つ目の目的地として、270億〜300億での着地を予定しています
何年先になるかはわかりませんが、
「素直ないい奴が、経営者マインドや当事者意識を持って、一生懸命働いて、結果を出す組織。なのに、ホワイトで休みが多くて給与・待遇がいい。みんなが楽しそうに、仲良く助け合いながら働いて、結果出してる会社」として、
六本木オフィス・神宮前オフィスチームが年商400億、500億と売り上げて、
111人の“平均”年収が1千万になるような、
(ワークライフバランスを取りたい奴が600万の年収の時、同じ数だけ、働きたい奴が働きたいだけ働いて、
1400万の年収を得ているようなイメージ)今はそんなイメージが、俺なりの少し遠めに置いた目的地です
今はそこに、全体幸福の最大化の鍵があると思っているからです
これからもフライトプランから外れることはもちろんのこと、
下手をすれば最終目的地が変わるかもしれません
なぜなら、幸せな旅をすること、幸せに過ごすこと、全体を幸せにすること、
が俺の「目的」で、「目的地」はそこに目的とするものがあると思うから目指すものだからです
スノーボードを楽しみたいという目的があるならば、
ハワイは目的地たり得ないように、目的によって目的地は変わります
2023年も2033年も、
俺自身の現役も引退も、パスをする事もシュートを自ら撃つことも、
俺の目的は生きてる限り、いつも同じ、一生同じ、全体の幸福の最大化です
そのためにまずはこの1年、全てのファミリーにとって2023年をより良いものにするために、
ベストを尽くします
改めて、
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
INSTYLE GROUP 代表
西村豪庸