分子科学研究所、通称「分子研」では、分子レベルで様々な基礎研究を行っています。分子研は自らのミッションとして、
豊かな自然において多様な物質循環、エネルギー変換を司っている「分子」についての知識を深め、卓越した機能をもつ分子系を創成すること
国際的な中核共同研究センターとして、国内外の分子科学研究を先導すると同時に、生命科学・天文科学などをふくむ分子が関与する広汎な関連分野の研究者と協同して、科学の新たな研究領域を創出すること
の2点を掲げ、以下に取り組んでいます。
第一線の分子科学者を結集した研究所として
化学・物理・生物等のバックグラウンドを持つ教員が分子科学における最先端の研究を推進しています。
例えば
スーパーコンピューターを使って新しい分子を創ってみる
新しいレーザーの開発(自動車等への応用)
新しい物質の開発(触媒等)
タンパク質構造の解明 等
国内外の研究者をサポート
分子科学および化学に関連する唯一の大学共同利用機関として、国内大学研究者と協力して多数の共同研究を進めるとともに、大型の研究施設や汎用先端機器を広く共同利用に提供しています。年間3000名程度の国内外の大学研究者に利用いただいています。
人材育成に対する取り組み
学生の教育を行い、次代の分子科学を担う研究者の育成に貢献してきています。
所 名 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 分子科学研究所
創 設 1975年
人 員 約300名(内 技術職員 35名前後)
所在地 愛知県岡崎市明大寺町西郷中38番地(東岡崎駅より徒歩約10分)