大阪大学D3 センター
データビリティプラットフォーム研究部門

私たちの研究部門では、IoTやAIを活用し、Society 5.0実現に向け現実空間のデータを収集・分析・共有するプラットフォーム技術や、オープンサイエンス推進のための研究データ管理エコシステムの構築について研究を実施しています。

Society5.0実現に向けたデータ利活用プラットフォーム

IoT技術やAI技術をはじめとする情報分析技術の進展により、現実空間の情報をサイバー空間で高度に分析し、その結果を現実空間にフィードバックすることによって人間社会の様々な社会課題を解決しようというSociety5.0の実現が求められています。そこで、現実空間から得られる多様かつ大量のデータを、様々な目的でのデータ利活用を想定して収集、蓄積、分析、共有するためのプラットフォームの構築技術について研究を行っています。

オープンサイエンス推進に向けた研究データ利活用プラットフォーム

オープンサイエンスの世界的な潮流によって、オープンデータとオープンアクセスによる研究データの利活用を促進する動きが高まっており、適切なデータ利活用を実現するための研究データ管理の重要性が増している。特に、オープンサイエンス、研究公正の観点から体系的、組織的に研究データを管理していくことが求められています。そこで、研究データを適切に管理するためのプラットフォームの構築・連携、研究データの公開・利活用に至るまでの研究データエコシステムの構築、さらにはそのシステムを有機的に循環させる研究データ管理の研究を推進しています。

春本教授メッセージ

私たちの研究部門はデータビリティフロンティア機構サービス創出・支援部門を前身として、2024年10月にD3センターデータビリティプラットフォーム研究部門として新たに立ち上がりました。附属図書館研究開発室甲斐准教授を迎え、新しい体制でデータ駆動型大学のプラットフォームについて、データ利活用の視点で研究を実施してまいります。具体的には、多様なネットワーク環境上でのデータ配信、取集、検索等の利活用に関する研究、多様なデータ学術研究の基盤とするためのデータビリティ知識処理基盤システムの企画・構築、さらにオープンサイエンス時代における研究データエコシステム構築などを進めてまいります。

アクセス

大阪大学D3 センター データビリティプラットフォーム研究部門

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-8 テクノアライアンス棟C503