アートは人々をつなげる共通の言語としても機能し、文化やアイデンティティの形成にも繋がる。
アートに触れ創造的な世界に没入するということは、私たちの日常を豊かにし人間の深層に触れる感動や想像力、創造性、精神的な成長をもたらしてくれる貴重な経験になる。
多くのオブジェや芸術に関連のある施設があり、吉賀町出身の偉大なアーティストたちがインスピレーションをうけた美しい自然がある吉賀町でぜひ、そんな体験をしてほしい。
ART MEETS YOSHIKA MAP
アートマップ詳細
落差22mの神秘、大魚切りの滝
柿の木にある平栃には5つの滝があり、その中でも安全な遊歩道で行くことができる大魚切りの滝がオススメ。
この滝の魅力は、落差22mのかなり傾斜の激しさを程よい水量で流れているところである。近くまで行って水の流れる音に集中すると日頃のストレスの最高のリフレッシュになるだろう。車で進める地点からmほど森の中の遊歩道を歩く必要があるが、この遊歩道の道中もなかなか楽しい。
遊歩道は整備されているが運動できる服装をオススメする。
四季折々の景色が魅力、正国公園
吉賀町真田にある正国公園は、様々な年齢の人が楽しむことのできる広々とした運動公園である。子どもたちが楽しめる遊具に加え、芝生や木などたくさんの緑で溢れており、全身で吉賀町の自然を感じることができる。春に満開になる桜は昼と夜で全く違う顔を見せてくれる。 季節だけでなく、時間ごとの変化も楽しむことができる。
家族で訪れたり、運動不足だと感じたりしたときに立ち寄って散歩するのにぴったりである。
花溢れる憩いの場、森英恵フラワーガーデン
六日市の町中にあるフラワーガーデン。森英恵氏の過ごした家があった場所がそのまま庭園となっており、心に優しい親しみやすい空間である。鮮やかなかわいらしい花が咲き、町民の憩いの場となっている。中心にある大きな木によって作り出される木陰が心地よい。また、季節によって雰囲気を変える花々にはとても心が惹かれる。ふと目につく心地よい空間に温かい気持ちになること間違いなし。
4つの彫刻が並ぶ、彫刻の道
彫刻の道は、吉賀町出身の彫刻家である澄川喜一氏をはじめとするアーティストの作品が道なりに並ぶユニークな場所だ。この道の最大の見どころは各作品に近づいて触れることもできることだ。触って質感を感じてみたり、くぐってみたり。美術館ではなかなかできないアートの楽しみ方ができるだろう。
周りには飲食店や病院などもあったり、隣接して六日市温泉ゆららがあったりするのでついでに寄るのもオススメだ。
ゆったり見学、コウヤマキギャラリー
吉賀町に原生林があり、町木であるコウヤマキを深く知れる場所。コウヤマキとは本州、四国、九州に自生する日本固有の常緑性針葉樹。木造の暖かさが溢れるきれいな建物には、コウヤマキの歴史が詰まっている。ギャラリー内の展示では吉賀町とコウヤマキの深い繋がりや、コウヤマキから作られる品や、吉賀町の昔ながらの暮らしと絡めた展示が非常に魅力的である。ゆったりとした穏やかな空間で吉賀町の歴史を知りたい方にオススメ。
※写真はオフシーズンのもの。9月10月頃になると緑色の部分が彼岸花で埋め尽くされる。
まるで赤い絨毯、ひがん花の里
ひがん花の里は9月頃に満開を迎える彼岸花畑だ。シーズンになると写真愛好家や地元の方々がたくさん訪れる穴場スポットだ。赤い絨毯のように一面に彼岸花が咲く姿に、写真で見るだけでは感じられない感動と美しさを体感できるだろう。
新緑と紅葉が魅力の渓谷、深谷大橋
山口県と島根県の県境にある深谷大橋は、渓谷の美しい景観を眺めることができる魅力的な橋。深谷大橋から見える、夏や秋の木の葉の色彩、夜の空に輝く満点の星は町内外の方にもたいへん人気だ。バスでの観光には停車駅でしかないので少し不向きではあるが、窓からでも見える渓谷の景観は吉賀町イチの絶景だ。また深谷大橋はツーリングでも人気の場所なので興味がある方はバイクや車での観光もいいだろう。
龍神を祀る、日本屈指の清流の水源
吉賀町に水源があり益田市方面へと流れている高津川は過去に何度も水質日本一を誇っている。そんな日本屈指の清流高津川の水源は大蛇ヶ池という池だ。この池では毎年6月中旬にわらで作った龍蛇を担ぎ出し、舞いながら雨乞い神事を行う祭りが行われる。この祭りは県内外関係なく人が集まるほどの人気のまつりだ。
水源公園内にはしょうぶ園もあり、時期が来れば満開のしょうぶ園を楽しむことができる。また水源会館という高津川にまつわる資料館も隣接しており、高津川の歴史を学ぶ事ができることも魅力の一つだ。