学校DX推進校(9月訪問)
学校DX推進校(9月訪問)
みなさんこんにちは。ICT支援員事業を受託している富士電機ITソリューション(株)です。私たちは9月17日~24日にかけて、4校の学校DX推進校を訪問しました。年度内に2回訪問することになっており、次回は12月頃を予定しています。
児童生徒の皆様の元気な挨拶に迎えられ、今年度最初の訪問となりました。校舎内を歩きながらネットワーク環境を確認したり、教室で児童生徒が実際に端末を使っている様子を見せていただいたりしました。担当の先生からは、これまでの学校の取組についても丁寧にお話を伺うことができました。
こちらの学校様では、授業での具体的な活用方法の工夫や、子どもたちが制作したものを学校外へ発信する方法の検討、さらに特別支援学校ならではの要望に応じたポータルサイトの改修などに取り組む予定です。その様子は校務DX支援サイトなどで公開する予定ですので、参考にしていただけたらと思います。
静内町から帯広市へ移動して2日目です。テスト期間を終えた落ち着いた雰囲気の中での訪問でした。授業では多くの教室でプロジェクターが使われており、実際の画面を見ながら先生方から活用方法を教えていただきました。
こちらの学校様では、これまでの校内サーバーから、スクールドライブやGoogleドライブへデータを移行し、ポータルサイトを通してよりスムーズに情報へアクセスできる環境を整えていきたいと思います。また、各クラスごとに発信していた情報を一元化し、先生方の負担を軽くする提案も考えていきたいと思っています。
今度は札幌市のお隣、北広島市での訪問です。こちらの学校では主幹教諭を中心にICT環境が整えられており、校内のルールも浸透している印象でした。授業では生徒たちがグループ学習で端末を活用し、手慣れた操作を見せてくれました。
こちらの学校様では電子決裁に向けたシステムの構築方法や課題点を探るため、様々な検証を行う予定です。今回はICT教育推進課様が見本で作成している検証用のシステムを実際に見ながら、設定や利用方法について、学校様が考える利便性やICT教育推進課様が懸念している課題点等を話し合いました。
最後に訪問したのは鷹栖高等学校様です。他校様との交流活動の中でICTが使われており、その様子を私たちも見学させていただきました。端末を机の上に置いている生徒が多く、必要に応じて活用している様子です。
こちらの学校様では授業での生成AIの活用をテーマとし、今回はその第一歩として、生成AIの研修を実施しました。皆様と一緒に生成AIを使ってみることで、初めて使用された方も楽しく学ぶことができたと思います。今後は生徒の声も取り入れながら、より実践的な活用方法を探っていきます。