前回に引き続き【お客様が見ていないようで見ている】ポイント紹介の後編!
前回はご訪問前まででしたが、今回は施術準備~退出までの要注意ポイントです💁♀️
施術準備
・私物の扱い
・備品の広げ方
➡いくら自分のものだとはいえ雑に扱う、備品を広範囲や乱雑に広げるなどの行動は、お客様の持ち物に対する気遣いや普段の人間性も疑われます。
忘れ物を防ぐためにも中身を広げすぎないようにしましょう。
・備品の清潔さ
➡オイルボトルがベトベト、タオルにシミがあるなど、清潔感が感じられなければ施術への不信感にも繋がります。
・オイルボトルの置き方
➡気を付けていても漏れる可能性があるものを、お客様の寝具やお部屋の床に直置きしていませんか?
オイルは万が一のことを考え、お客様の寝具や床に直接ではなく、タオルなどの上に置くようにしましょう。
他人の場所だということを意識した気遣いも、接客姿勢のひとつとして見られています。
施術中
・スマホの扱い
➡手元においたり、施術中に予約対応する可能性がある場合は必ずお客様に【最初に】許可を得るようにしましょう。
手が離れたり、止まったり、片手での施術になるとお客様は敏感に察知します。
実際にスマホを触る際も許可を得てからにした方が、不信感を与えずに済みます。
・タオルワーク
➡かけ方が雑だったり、頻繁にタオルの位置を変えると落ち着かないと感じる方が多いです。
体位変換の際や、施術終わりの取り方にも十分注意が必要です。
・ポジショニング
➡自分の位置取りや移動の際、お客様の体に自分の体が当たったり、支えにしてはいませんか?
”このくらい”、”少しだけだし”、大丈夫だろうという気持ちが、お客様には不快感を与えてしまいます。
片付け
・片付け方
➡タオルを畳まずバッグに詰め込んだり、オイルなどの備品を雑に扱っていませんか?
・現状回復
➡施術をした場所は、自分で動かしたもの全て元に戻しましょう。
例)ベッドで施術を行なった場合
枕やクッションなどは元に戻し、掛け布団などは整える。
お客様が施術後お休みになる場所であることを心がけてください。
整えようとする姿勢に、お客様は気遣いを感じます。
セラピストさんを送り出した後、お部屋を片付けないといけないと、お客様は残念な気持ちになります。
退出時
・退出の挨拶(人間性・礼儀正しさ)
➡終わりよければ全てよし、という言葉があるように最後のご挨拶も重要です。
挨拶もそこそこにバタバタと退出するような慌ただしさが見えると、接客レベルが低いと感じられてしまいます。
しっかりとご挨拶し礼儀正しさもアピールしましょう。(最後に、またご指名いただきたいことや、レビューの記載をお願いできると◎)
ドアを開けてからお話をすると廊下に声が漏れ、それを良く思わないお客様もおられます。
ご挨拶してからドアを開けるようにしましょう。
番外編
伏臥位の場合は特にお客様はセラピストさんの行動が分かりません。
何をするにも体から手を離すことがあればお声がけをすることで、安心して施術を受けていただけます。
長時間の場合は水分補給が必要な時もあるかと思いますが、この時も必ず許可を得るようにしましょう。
さて、全編後編と2回に分けてお送りしましたがいかがでしたか?
当たり前だと思っていても、意外と難しかったり、うっかりということありますよね😥
少しでもご参考になればうれしいです✨
こんなポイントもあるよ、ということがあれば次の機会にシェアさせていただきたいので、是非LINEでお知らせくださいね!