元セラピストの運営スタッフが語る現場での少し笑える体験談をご紹介します。
お客様によってはご予約いただいた時間内一杯施術をするのではなく、ご希望であればお茶を飲みながらお話しをしたり、ゲームのお相手をしたりすることは皆様あるかと思います。
ある日の夜中おうかがいしたお宅、玄関を開けると足の踏み場もないほどの段ボールの山。
お客様から一言
『明日引っ越しやねん。。』
うん、施術受けてる場合じゃないね!
仕分けされていない荷物とお客様と一緒に格闘しました。
おひとりではどうにもならないと気付いた時には遅く、誰にも頼めない時間。
何とかして人手が欲しかったようです。
結果ご予約いただいた時間では足りず延長となり朝方まで頑張り荷造りを終えました。
一切施術はしませんでしたが謎の充実感がありました。
ポイントカードを導入している店舗で働いていた時の事です。
施術が終わり会計時にポイントカードを差し出したお客さまから
「名前が変わったんで、カード名義を変更していただけますか?」
と、依頼を受け、すかさず私は「おめでとうございます!」
そのお客さまは苦笑いで「あっ、逆です・・・」と、
それ以降、名義変更には複雑な背景がある事を知りました。
過去10年程のセラピスト経験の中でいろいろな環境で施術を行っており、対応力には自信がありました。
その中で私が唯一、一度だけ対応できなかった場面があります。
それは「ウォーターベット」です。
キングサイズで広さは十分、
ローベッドの高さではあるが問題はない、足場が安定さえすれば施術はできる。
そう思いお客様と「とりあえず試してみましょう。」と試行錯誤すること5分
二人で声を揃えて「無理だね!」
足元も安定しなければ、圧も逃げ放題。
満場一致で諦めました。
そのままお客様が寝付くのを見守り退出させていただきました。
そんな場面も想定しヨガマットを持参しておくことをオススメします。