1月8日に第4回実力考査を実施した。本来,英数コースの実力考査は九州大学以上の国立大学を意識した問題を作成・出題している。しかし,1年生の間はまだそのレベルの問題に対応することは難しいため,日々の学習の内容を中心に出題し,入学してからこれまでに至る内容がどれほど定着しているかがわかる問題を出題している。問題のレベルは難しすぎるということはなかった。そのため,コツコツと求められるレベルでの学習に取組んでくれた諸君は,努力が数字に反映されてきており,答案の質にも変化が見えてきている。
大学入学共通テストまで残り2年を切っている。うまくいった先輩たちは,その時その時に多少の気持ちの浮き沈みはもちろんあったものの,「今」を頑張ろうという姿勢を失わなかった。先輩の足跡を活かし,現状を重々理解した上でやり直しをしっかり行い,普段の家庭学習・授業の姿勢を振り返り,自分の意識や取り組みの改善を早急に行おう。
1年生3度目の実力考査である。実力考査はコースの趣旨に沿って九州大学以上の難関国立大学の二次試験を意識+1年生であることを考慮し,学習した内容をしっかりと押えておけば,十分合格点(基本的には6割)に達するレベルで作成した。第3回実力と同様,どこかで見たことがある問題ばかりという印象を受けたのではないだろうか。問題のレベルが高すぎるということは決してない。
【1】,【2】 語彙問題(速読英単語,解体英熟語) 20点分
日頃から語彙を身につける努力をしてきたかが分かる。8割(16点)以上は取得すべき。単語への取り組みは前回より幾分向上した諸君もいるが,熟語の定着は前回同様物足りない。全く手を付けられていない諸君も散見される。最低でも,単語だけは1冊分,1年生のうちにスペリングと音まで含めて,英語⇔日本語に瞬時に変換できる状態を作ること。
【3】~【6】 既習範囲文法問題 110点分
記号選択,語句整序,和文英訳(並),同意文言い換え,空所補充,誤文訂正と,定期考査の問題と大差ない形式と難易度だが,復習が不十分で,すっかり忘れている,あるいは,うろ覚えで得点に結びついていない様子がうかがえる。7割(77点)以上は取得すべきである。
【7】,【8】 長文問題 70点分
【7】,【8】は過去の英検2級と全統高1模試(1月)中でも読みやすい英文を選んだので,比較的得点できているものの,大まかな意味しかとらえられなかった人は得点が伸びていない。6割(42点)以上は得点すべきである。
以上を考慮すると,合格点は130点,甘く見積もって6割120点である。コース平均は82.1点。最高点175点。求められた学習に取り組んでいる人は答案に変化が見られ,今後の飛躍が楽しみ。一方で,覚えれば済むことさえ,未だに覚えていない諸君は空欄が多く、取るべきところを落としている。5割100点に到達していない人は,危機感を持って学習に取り組むこと。
第3回実力考査のコメントで「復習の徹底」を求めた。行動に移した諸君は解答に変化が出ている。高校で求められる学習は「わかる」を「できる」にするプロセスであることも述べた。間違えた問題を再度見たときにノーヒントで「初手」が思いつき,理屈を「言語化」でき,自分の手を使って(英語の場合は口や耳も使うことになる)「最後まで問題が解ききれる」状態にしてきただろうか?準備できる時間はどんどん減っていく。今すぐ次につながる学習をしていこう。文系でも理系でも英語が武器になると,選択肢が広がってくる。しっかり学力をつけてほしい。
教科担当者として強く懸念していることは,未だに学習習慣が確立していない人がいることである。そもそも,学習に取り組むことは高校生として当たり前のことである。周囲を見渡すと,すでに現状に気付き動き始めている仲間もいるはずだ。現状を客観的に捉え,動き出そう。学習には取り組んだのに期待した結果が出なかった諸君は,以下の具体的勉強法を再度熟読し,自分の学習習慣・学習方法に不備がないのかを確認してほしい。正しいやり方で,必要な時間,集中して学習に取り組めば,それぞれの能力に応じて学力はついてくる。勉強フォームと練習時間の確保ができているかを見直し,修正すべきことは修正しよう。これらを確実に実行したうえで,さらに自分に必要な+αの学習にも取り組むこと。
①授業の事後処理(Heartening・FACTBOOKの語彙・文法・例文の理解と定着・音読練習など)
②Heartening既習レッスンでのオーヴァーラップでの音読練習(※教科書を見ずにCDを聴きながら意味を音に合せて理解する力をつける。空読みしない。)
③理解できない問題の解決(調べるor質問)
④試験の都度,Reviewノートを作成し,折々に見直す等の活用
速読英単語1冊を日本語の意味,音・スペリングまで完璧に覚える。単語帳・熟語帳,Mikan,Quizletなどを活用して,必ず毎日時間を割いて計画的に取り組む。夜寝る前の確認,朝起きてすぐの復習に加えて,隙間時間を利用し,1日に何度も反復すること。反復する回数に比例して,定着度は上がる。眺めるだけでなく,音源を聴いたり,声に出したり,実際に手を動かしたりと五感を使うと定着度はさらに向上する。付属の英文と音源を利用すれば,長文対策にもリスニング対策にもなる。加えて,その日出会った未知の単語・熟語は,単語ノートにストックし,反復ができるようにしよう。可能ならその日のうちに,遅くとも週末までに覚えること。派生語まで調べて覚えると効果絶大。
まずは授業・質問・参考書を利用して,文法の概念を理解し,それぞれの文法を自分なりの言葉で説明できるようにすること。FACTBOOKのワークブックやPower Stageを用いて反復し続けると,徐々に正解を導き出すまでの時間も短くなっていく。さらに,その文法を含んだ例文を「理解した上で正確に覚え」て,瞬時に反応できるようにすること。せっかく覚えた例文もメンテナンスしていかないと,そこに費やした時間も無駄になってしまう。正しいやり方で勉強する+英語の学習時間を増やそう。
上記の学習方法で,1月~3月に真剣に取り組めば,英語が得意な人はさらに得意に,そうでない人も人並みには英語ができるようになってくる。受験生にとっては,文理問わず,英語が得意だと大きな武器になる。今から取り組んで,未来の自分に感謝される行動を取ろう。一緒に頑張ろう!
今回の実力考査は基礎事項の確認を120点分,応用力を見る問題を80点分出題した。基礎事項の120点分は,冬期休業中の課題であったフォーカスゴールドから数値を変えずそのまま同じ問題である。応用問題については,2024年の国公立大学入試問題から2題出題した。試験の形態については、第2回,第3回実力考査と同様であり,2学期末にも告知していた。まず採点してみての感想を述べる。
基礎事項の分野について,点数が二極化していた。冬期休業中課題にしっかり取り組めた諸君は十分得点できていたように感じた。120点満点中100点前後,8割以上得点できている生徒もいた。全体的に,二次関数はある程度基礎は固まってきたように感じる答案内容であった。一方,数ⅠAの後半で解説した三角比の出来は悪かった。フォーカスゴールドの学習で,前半の二次関数くらいまでは終わらせられたものの,後半の三角比までは終わらせられていない生徒が少なからずいるように感じた。3学期は本校入試による生徒自宅学習日が多く設定されているので,そのような日を使って冬期休業中には終わらなかった分野の復習に是非充ててもらいたい。また,120点分基礎事項として出題した問題は一様に,大学受験を見据えたときに当たり前のように取れなければならないレベル。コースに残る,転コースするなど全く関係なく,大学受験で数学を使うのならば解けなければならない問題なのである。その観点で改めて自身の答案を確認し,何が足りていないのか,そして1年生のうちにどのようにして内容を定着させるべきか考えてもらいたい。
応用問題については,2024年度の国公立大学入試問題から,北海道大学の確率の問題と佐賀大学の空間図形の問題を出題した。問題作成者としては,2024年度の入試問題で,数ⅠAの知識の中で解けるかつ諸君の現状を考えたとき比較的手が出るであろう問題を選定しようと問題を探したが,中々なく何とか見つけた2題。特に佐賀大学の空間図形の問題は高校数学の知識は一切使わず,中学数学だけで解ける問題になっており,レベルとしても易しいため出題することを躊躇ったが,やむなく出した問題である。確率については完答できた諸君が2割ほど。一方,白紙・点数に全くなっていない生徒もおり,出来に相当な差があった。本問は反復試行の問題であり,①1回あたりの確率を求める,②並べ方の式を忘れない,の2点に忠実に従えば十分解答できる問題であった。解けていなかった諸君は確率の問題を解く上での基本が欠落している。mathemataもしくはフォーカスゴールドの例題から立ち戻るべきである。空間図形の問題は配点50点と,総点に対する比重は高かった。だが,大多数は(1)だけ正解しての10点もしくは(1)すらできていない0点であった。配点が非常に大きい問題だが,国公立大学の二次試験も本問のような配点になる。九州大学の二次試験は1つの大問が50点の配点であり,共通テストの傾斜を考えると,1つの大問が共通テストの1科目分に相当する。そういう観点からすると数学は非常に点数差がつきやすく,出来が合否に直結しやすい科目である。そのことを意識しながら日々学習してもらいたい。ちなみに,本来三角比の単元として出題したかったが諸君にとってやや難しいかと思い出題しなかった問題を以下に示しておく。2年次以降の実力考査はこれくらいのレベルだということを把握するためにも時間があるときに解いてもらいたい。
四面体OABCが次を満たすとする。
OA=OB=OC=1,∠COA=∠COB=∠ACB,∠AOB=90°
このとき,四面体OABCの体積を求めよ。(2024 京都大 文系 前期)
今回の考査を踏まえて諸君には既習範囲の復習をしてもらいたい。12月末に文理,転コースするかどうかを決めた。諸君は来年度新クラスでスタートしていくことになるが,そのときに良いスタートが切れるように,また1年次で学習した内容は1年生のうちに定着させるためにも既習範囲の復習を計画的に行ってもらいたい。今回の実力考査の答案内容から,自分はどの単元の理解が弱いか見えているはずだ。まずはその苦手分野を復習すること。新たな問題集に手を出す必要はなく,mathemataもしくはフォーカスゴールドで十分。methemataであれば重要例題を中心に解き進め,躓く問題が多くなったときにそのページのA問題やB問題を解くのが良いだろう。3月終業式までに一通り復習が終わるように十分な計画を立ててもらいたい。3月終業式~4月始業式まで3週間ほど春休みがあるが,そのときに過去の英数生で出題した定期考査の問題を1日1つ解き,やり直しノートを作成することを課題にする予定である。そのときに,定期考査の問題がすらすら解けるように3月終業式までに復習してもらいたい。
次回の実力考査は来年度の4月になる。文理別の問題で,基礎事項を確認する問題を減らし,実力問題の比重をより高め,国公立大学の二次試験に一層近い形で出題する予定である。1年3学期を有意義なものにして,2年新クラスで良いスタートが切れるようにしてもらいたい。諸君の飛躍に期待したい。
これまで受験してきた実力考査や模擬試験と同様に現代文2題と古文・漢文の4つの大問から構成される問題を出題した。試験時間は通常の模試と比較して10分長くなっているため,全体での目標点は100点以上としたいが,個人では普段の自分の点数プラス1割の得点となっているかを確認してもらいたい。
大問1は文章A・Bの複数文章の出題で,戦後から現代に至るまでの日本社会の変遷をたどりながら「縁」について論じた文章。それぞれの筆者がどのようなことを言おうとしているのかを正確に読み取り,比較していかなければならない。問6の正答率は25%となっており,複数文章の読み比べを問われた際に,共通する部分を見つけられていないことを示している。
大問2は病気で入院する明石という男の内省を中心に描いた文学的文章である。会話部分とその他の人物描写を読み取ることに加えて,本文が五十年以上前に成立したものであるため,当時の医療技術や状況を想定して読み進めなければならない。小説に関しては全体的に得点率の偏りはなかったが,登場人物の具体的な言動を示す部分と内省を描く部分をしっかりと区別して読み進めるようにしてほしい。
現代文の記述に関しては大問1・大問2ともに部分点の獲得まではできているものの,全体として惜しい解答内容が多い。記述問題では自分自身の考えを問われているわけではなく,必要な事項を文中から抜き出して,指定の字数内で文章化する構成力を問われていると考えてほしい。各採点項目が設定されているため,ニュアンスだけで得点を獲得することは難しい。
大問3はかつての恋人であった姫君を探す男とその姫君に仕えていた女法師とのやり取りを中心に描かれた文章である。女法師との会話の中で出てくる登場人物や敬語に注意しつつ読まなければならない。敬語の設問では冬期講座中に集中的に取り組んだが,平均正答率が4割となっている。これから古文単語テストで敬語の章が範囲にもなるので,3学期の期末考査までに敬語を習得できるように取り組んでほしい。
大問4は元が南宋を滅ぼした際の後日談で,君主に仕える臣下としてのあり方を文章の中の将軍を批判的に描いた文章である。登場人物ごとの言動を整理し,注釈から本文の内容を補って全体像を構成していかなければならない文章である。問1の語句の読みではbの「毎」(つねに)の正答が少なかった。漢文の語句の読みや意味は問われる語句をその都度忘れないように復習を徹底してほしい。問7ではレ点を2つ施すシンプルな返り点の問題であったが,送り仮名が付属しているものが多く,丁寧に問題を読むことを意識してもらいたい。
現代文・古典それぞれ100点ずつの配点としたが,大問ごとの平均得点率は大問1が47%,大問2が59.9%,大問3が40.4%,大問4が38.5%という結果であった。得点率が低い古文・漢文については,日頃の授業の中で教員が用いている文法の語句の意味を正確に理解して聞くことができているか,ということだけでその後の問題演習や解説での理解度が変わってくることを十分に理解してもらいたい。1年生を終えた時点で受験に使う古典文法の8割以上は習得していることになる。あとは各文法事項の理解度を深めていくことになる。進度ではなく,深度が問われるようになることを意識してほしい。
予習だけで手いっぱいな状態では,本当の意味での学力はつかない。
コツコツとした学習(反復×継続=定着)
積み残しがない状態とは?
数:ノーヒントで初手が浮かぶ,最後まで計算できる
英:apple⇔リンゴが瞬時に浮かぶ,選択問題は根拠を持って正解できる
国:古典文法&単語が完璧
化:mol計算(量的関係)が完璧な状態
1年3学期になり,1年生で学習する内容が終わろうとしているが,かなりの積み残しがある。特に,英語の語彙力・基礎文法力や,古文・漢文の基礎事項が身についていない状況は,これから2年生以降の学習で大きく躓く要因になる。日本語が母語である諸君にとって,「国語」は勉強しなくても何とかなるだろうと思うかもしれないが,大間違いである。どうにもならなくなって困るのではなく,今の段階で適切な手当をしていこう。次回の2年第1回実力考査ではいい意味で変化した諸君に期待したい。
第3回実力考査(10月)
第4回実力考査(1月)
第3回実力考査では350点以上2名だったのが,今回は8名に激増。300以上で見ると,11名→16名となっているので,努力を継続している人は着実に力をつけていると言える。300点未満~200点は25名→31名。200点未満~100点が36名→43名。100点未満が9名→4名と全体的に学力向上の兆しが見える。意識改革をし,冬休み自身の課題に真摯に取り組んだが結果と言える。まだ努力が数字に表れていない人も,「以前よりも分かる!」「解答が書ける!」と言う状態なら,いずれ成績が上がってくる可能性があるが,どうだろうか。「このままではマズイな…」と思いながらも,依然として動けていない諸君が少なからずいるかもしれない。今回の実力考査の結果は,日頃担任や教科担当に指導されていることを実践したか,しなかったが表われている。文理が分かれた2年次になると授業スピードは今までの比ではなく,さらにレベルも高いものになる。各教科からの講評を真摯に受け止めてもらい,改善すべきところを今すぐに改めることで,未来は変わる。君たちが受験する共通テストまで「まだ,2年もある」とも言えるし,「あとたった2年しかない」とも言える。結果を受け止めて自身でしっかりと考えてもらいたい。ここからの2年間を真剣に勉学と向き合ってほしい。状況を良い方向にするための全体的なアドバイスを2つ送る。
3学期は,来年度好スタートを切るための準備期間である。つまり1年生の残された期間ではなく,2年0学期である。特に、この期間は本校入試に伴う【自宅学習日】が多く,また3月以降は午前中授業となるため、君たちに使い方を委ねられている時間が増える。これまでに本コースで求められている基準で学習する習慣がついている諸君は,学校に通うのと同じ時間だけ難なく学習に励むことができるであろう。一方で,習慣が身についていない諸君はこの期間を休憩期間のように捉え,これまで頑張ってきたんだから(あくまで自分の基準で)とやらない理由探し,時間だけが経過してしまう危険がある。はっきり言えば,差が開く,2年生以降の岐路に立たされている期間なのである。だから諸君はこの期間,惰性で過ごすのではなく,よりアクティブに行動を起こす必要がある。
来年度それぞれがいいスタートを切るためには今何をすべきだろうか?それは英数国の積み残しの解消である。英語はもう少しで文法の復習,長文の演習に入っていく。授業中に演習+解説をするような形式は,家庭学習でいかに復習するかがポイントになる。きちんと言われたやり方で事後処理することで,今までに学習した範囲を1つ1つおさらいしてほしい。
数学は2学期にⅠAの学習を終え,国語は3学期で古典単語小テストを終え,知識の確認が完成する。あとは時間をかけてそれを定着させられるかだ。それぞれの科目で取り扱っている問題集・単語集の内容をしっかりと定着させよう。また,理系に進む諸君は次年度から化学も主要教科になる。少なくともmol計算を完璧に仕上げよう。
それぞれの教科で復習すべき内容があるはずだ。1年生で学習した内容を,1年生のうちにきちんと消化できるように,そして次の学年にうまく繋げていけるように,この3学期を有意義に過ごそう。
次の実力考査は4月上旬。これが新クラスになって初めての考査になる。来年度以降,英数コースで頑張る諸君について,文系は英数国,理系は英数国に加え化学(100点満点)で実力考査を実施する。
また転コース者にとってはコースにより試験科目は異なるが,新天地で自分の力がどれくらいなのかが試される,重要な試験であることは間違いない。やるべきこと(求められていること)は同じである。基礎・基本に忠実に,上述の通り積み残しの解消から始めてみよう。特に新たなクラスでは,君たちが核となることが期待されている。選んだ選択肢が正解となるように,直向きに努力を継続してほしい。
それぞれにとって,本当の勝負はここから始まる。例年次の4月の実力考査を境に急激に伸びていく諸君,1年生のときは上位だったものの低迷し続ける諸君が必ず出てくる。それは時期に応じてきちんと動いていた諸君と意に介さず全く動いていなかった諸君,それが1年経過して結果となって表れてきただけである。今までは中学時代の貯金,ポテンシャルの高さで何とかなっていたかもしれないが,ここからいよいよ,いい意味でも悪い意味でもごまかしはきかない。大学進学を見据え,ここからは本当に力をつけていかなければならない。腹を括って学習に取り組んでもらいたい。