※2021年度は主に手話通訳およびCaptiOnlineを用いた遠隔パソコンテイクにより情報保障を提供します。
※一部の授業では、音声認識ソフト(UDトーク、Otterなど)やデジタル補聴システム(ロジャー)を使用しています。
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今後の新型コロナウィルス感染状況により情報保障の手段も変動する可能性があります。
対面、オンライン、ハイブリッド等の授業の開講形態と利用学生のニーズによってさまざまな情報保障の手段を組み合わせます。
手話通訳は双方向性を担保するために、感染防止に留意しながら可能な限り現地で行います。
授業担当者はZoomで講義を配信します(配信環境や授業担当者の話し方等によっては指向性マイクが必要になります)。
サポートルームではZoom配信から音声を外部出力し、iRig2を経由してタブレット端末のUDトークに流します。
情報保障者はスマホ等でZoom配信を視聴しながら、PC等でUDトークの修正を行います。
利用学生はPC等でZoom配信を視聴しながら、タブレット端末等でUDトークによる文字通訳を利用します。
授業担当者がZoomで画面共有をした際にUDトーク修正画面を見失うため、情報保障者がZoomとUDトークを同一画面で起動するのは推奨しません。
荒牧キャンパスから桐生キャンパスで行われる授業のZoom配信を視聴しながら手話通訳
画面を通して利用学生に手話通訳
画面を通して利用学生の手話の読み取り通訳
実習・実験科目等でやむを得ず現地で手話通訳を行う場合は以下の点に留意する
感染防止対策について情報保障者にできる限りの情報提供をする
不安を理由にした情報保障者の辞退はやむを得ないものと考える
情報保障者も原則としてマスク着用
体温測定を徹底してもらい、少しでも体調に気になることがあれば直前でもキャンセルしてもらう
急なキャンセルに対応できるよう文字通訳を併用する(現時点では併用希望のみ)
飛沫感染防止のために学生/情報保障者間の距離を2m以上確保するの
事前に学生の動きを確認して2m以上の距離が取れるように手話通訳者の立ち位置を確定する
手話通訳者は原則として立ち位置から動かないようにする
どうしても移動が必要な場合は事前に立ち位置を複数決めておく
移動時にも学生との距離が2m以上確保されるように時間差を設ける等して移動する
手話通訳者同士の距離も同様に2m以上取れるようにする
待機用のイスは同じものを2名で使うのではなく、それぞれに1脚を用意する
待機用のイスの間も2m以上離す
事前の打ち合わせを行う際は各自2m以上の距離を取れる部屋を確保する
2020.3.30:サポートルームスタッフ間でロールプレイを実施し、30分程度の音声認識のテスト(主な話者:五味)。Zoom配信からの音声出力→UDトークの認識は比較的良好。修正者2名で概ね問題なく修正可能。接続や設定に慣れるには試行数が必要。同一画面でのZoom視聴とUDトーク修正は避けたほうが良いことを確認。
2020.4.3:1時間程度のオンライン授業説明会でテスト実施。発信元の接続トラブルもあったが、修正者2〜3名で8〜9割程度は文字化可能。修正者が2名になると修正に遅れが生じる。サポートルームアカウントでの参加ができず(要原因確認)、スタッフ個人アカウントでそれぞれ参加。ブレイクアウトルーム時のルーム移動はできなかった。共同ホスト、利用学生側でのUDトーク親機操作も選択肢として検討する必要あり。
2020.4.6〜4.10:学生との面談にて文字通訳の効果検証と意向再確認。必要機材の追加発注、スタッフ用マニュアルの整備と設置等の習熟。遠隔手話通訳およびロジャーの検証。学生サポーター臨時講習プログラムの作成。部屋の確保。ブレイクアウトルーム機能により情報保障者が
2020.4.10〜4.17:学生サポーター講習の実施。遠隔情報保障およびロジャーの検証(継続)。授業担当者への事前アンケート実施。配慮願い配布。
2021.4.7〜:ハイブリッド授業の実施状況を見ながら情報保障の方法を調整
気になる点やご意見があれば以下にご連絡ください。
a_dis-support@ml.gunma-u.ac.jp