令和5年度「わたしの人権メッセージ動画チャレンジ」

入  賞  作  品

 岡山県教育委員会では、令和5年度「わたしの人権メッセージ動画チャレンジ」の作品募集を行いました。この募集は、学校における人権学習等の成果を踏まえ、人権啓発メッセージ動画を制作・発信することを通して、互いに尊重し支え合いながら、共に生活する共生社会の実現に向けた意欲や態度を育成することを趣旨としています。

 審査会を経て、優秀賞5点、優良賞3点が選定されましたので紹介します。

優秀賞【小学校】

津山市立弥生小学校 集会委員会 

「弥生小学校から考えよう~LGBTQ~」

 学校にある「性別の違いによる差」を考えることで、ジェンダーレスへの視野を広げていこうという取り組みをまとめました

●更衣室の違い  ●トイレの違い  

●性別の違いによる決めつけ ●性別に違いによる思い込み

和気町立佐伯小学校 佐伯小学校6年生 

人権問題について~ジブリ作品にのせて~

 学習発表会で行った人権学習劇です。6年生はハンセン病問題について、話を聞く機会がありました。話を聞いたことで、実際に長島愛生園に行きたいと思い、研修に行きました。また、社会科の歴史学習の中で、差別されてきた人々がいたことについても学びました。自分たちが学んだことをより多くの人に知ってもらいたいと思い、学習発表会で発表することにしました。ジブリ作品のシーンと関連付けながら発表した人権学習劇です。その発表を通して思ったことや感じたことを動画にまとめました。


「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」の映像の一部を使用しており、著作権保護のため作品の一部を加工しています。

優秀賞【中学校】

玉野市立荘内中学校 生徒会執行部 

Fair

 人権週間のテーマは『Fair』。「差別は許されないことは当然ですが、私たちの身の回りに不要な区別はないでしょうか?Fairって何?」このテーマについて全校生徒に考えてほしいと思い制作し、校内で放映しました。

【あらすじ】:ある夫婦と娘の家族連れが散歩の途中でリンゴの木を見つけます。リンゴを取ろうと3人とも同じ高さの台を使います。しかし、台があっても娘は背が低くてリンゴに手が届きません。お父さんが提案します。みんな同じ台を一個ずつ使うのではなく、お母さんの台を娘が使おうと。それは平等ではないのでは?という娘にお父さんが言います。そんな一場面をドラマにしました。

※作品の中のイラスト <出典>   Interaction  Iinstitute  for  Social Change / Artist : Angus Maguire

浅口市立鴨方中学校 生徒会 

鴨方中学校の人権の取組

 鴨方中学校が行っている「ほめ言葉のシャワー」と「コミュニケーショントレーニング」の取り組みをドラマ仕立てで紹介しました。






優秀賞【特別支援学校

岡山県立岡山聾学校 4年A組 

思いやりレンジャー レベルアップ!

 昨年も取り組んだ思いやりレンジャー。今年は山の学校で学んだ「友愛」「自律」「奉仕」「協同」の4つの言葉を胸にレベルアップを目指しています。思いやりの輪を小学部に広げていくために、友達のよい所を見つけるようにしたら、泣いている友達に優しく声をかけたり、忘れ物を届けたり、掃除を頑張ったりしている友達がいることに気が付きました。友達に新たなレンジャーになってもらうように呼びかけ、これからもっと気持ちのよい学校にしていくことを誓いました。

優 良 賞

●瀬戸内市立牛窓東小学校 〈4年生あいさつ隊〉

  「みんなを笑顔にできる 一人一人を大切にした 毎週水曜日のあいさつ運動」

●倉敷市立東陽中学校

  「東陽中の生徒会は人権集会もがんばります

井原市立井原中学校

  「ありがとうで繋がろう~虹の輪プロジェクト~