季節を感じるお菓子作り

　私たち食物研究部は、２年生５名、１年生12名の計17名で毎週楽しく、元気に活動しています。本年度は、サイエンスフェア、白華祭など、様々なところに参加させていただきました。

サイエンスフェアは食物研究部での初の試みでした。科学の楽しさを知ってもらうためにシャーベット作りを企画しました。数日前から予行練習をして、準備を進めていきました。しかし、実際にやってみると小学生に説明したり、時間通りに進めたりしていくのがとても難しかったです。何度も回数を重ねていくうちに、私たちも徐々に慣れていき、最後には行列ができるほど、人気なブースに発展していてとても嬉しかったです。料理と科学はつながっていることに私たちも改めて気づき、いい経験になったと感じています。

白華祭では、ミニパウンドケーキを販売しました。猛暑の中、エアコンのない家庭科室で作るのはすごく大変でした。生徒主体で協力し、一週間かけて衛生面にも気を使いながら商品を作りました。

膨大な数だったため、本当に買ってもらえるのか不安でしたが、四時間で約九百個もの商品を、一般の方、生徒、先生たちが買ってくださり、おいしかったという感想もいただきました。頑張って本当に良かったと部員一同感じています。

　玉島高校百二十周年の今年、食物研究部は誕生して六十八年となりました。もっと長い歴史を作っていけるようにこれからも頑張っていきます。来年度の成長も見守っていただけると幸いです。

（白華　39号）