2025.8. 26 2学期がはじまりました!
8月26日(火)から2学期がはじまりました。まだまだ暑い日が続いていますが、児童生徒は明るい笑顔で元気よく登校してきました。2学期は1学期の経験を生かして、児童生徒一人一人が成長できる学期になるよう教職員が一丸となって支援していきます。
以下は、始業式での校長からのお話の一部になります。
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これから始まる2学期ですが、中学校の新人大会や学園祭などの大きな行事もあります。また、9年生にとっては高校受験を控えた大切な時期にもなります。それぞれの目標に向かって、精一杯挑戦していきましょう。有名な発明家の「トーマス・エジソン」の言葉を紹介します。
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」という言葉です。エジソンは、電球や蓄音機などのたくさんの発明をした人です。その発明の裏にはたくさんの失敗がありました。その失敗をむだなものとはとらえずに、成功への原動力に変えて、挑戦し続けたからこそ、たくさんの発明がありました。ぜひ、みなさんも失敗を恐れずに、何度も挑戦し続けて、自分の夢や目標を叶えてください。
2025.7. 18 1学期が終了
4月8日にスタートした1学期も本日で終了しました。この1学期、児童生徒達は勉強に運動に精一杯頑張りました。この成果を2学期にもつなげて、更に成長してくれることを期待しています。以下は、終業式での校長からのお話の一部になります。
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今日で71日間の1学期が終了します。皆さんにとって、この1学期はどんな学期だったでしょうか? 普段の教室での授業に加えて、様々な行事もありました。
全校行事では色麻カップがありましたね。雨で、順延になってしまって水曜日に行いましたが、たくさんの家族や地域の方々に来てもらって、皆さんが一生懸命頑張る姿を見てもらいました。 皆さんの一生懸命頑張る姿は、大勢の人に感動を与えていました。まさに、一生懸命がかっこよかったです!また、5年生の松島合宿や7年生の女川研修、8年生の職場体験、9年生の修学旅行など、思い出に残る経験をたくさんすることができましたね。ぜひこれらの経験をこれからの人生に生かしてください。
そしておとといの水曜日には5年生以上が参加する合唱コンクールがありました。どのクラスもこれまで練習してきた成果が発揮されたすばらしい合唱でした。特に9年生の合唱は観客の心を震えさせるすばらしいものでした。
さて、明日からは38日間の夏休みが始まります。みなさんどんなことをしますか?ぜひ、じっくり本を読んだり、疑問に思ったことを調べたりといったように、普段できないようなことに挑戦してくださいね。その挑戦が皆さんを成長させてくれますよ!
2025.6.27 地区中総体が終了
5月から6月にかけて、大崎地区中体連の一連の大会(総体、陸上、駅伝)が終了しました。中学生にとって目標としている大会であり、本校の後期課程の運動部に所属している生徒にとってもとても大事な大会です。特に最高学年の9年生にとっては最後の大会ということもあり、一人一人の勝負にかける強い想いを感じることができました。残念ながら団体競技での県大会出場は叶いませんでしたが、これまでの努力は決して無駄ではありません。これからの学校生活や人生にいかしてもらえたらと願っています。
2025.5.28 授業研修会
2月に続いて2回目になる宮城教育大学名誉教授の相澤秀夫先生による授業研修会を実施しました。相澤先生の師範授業では、迫力ある朗読や意図的指名、温かい褒め言葉を通して、子どもたちの学びへの意欲と表現力が引き出されることを目の当たりにすることができました。まさに今求められている生徒指導の4つの視点(①自己存在感の感受、②共感的な人間関係の育成、③自己決定の場の提供、④安全・安心な風土の醸成 )を大切にした授業で、今後の我々の授業作りに大変参考になりました。
2025.5.16 新年度が始まって1か月
令和7年度がスタートして1ヶ月が経ちました。児童生徒は新しいクラスにも慣れ、楽しく学校生活を送っている様子がうかがえます。5月14日(水)には、1年生から9年生までの児童生徒が赤白の組に分かれて競い合う運動会(色麻カップ)が行われました。年長者が年少者を支える光景や一人ひとりが一生懸命に取り組む姿等が見られ私はとても感動しました。これからも、目指す学校像でもある「地域が誇る魅力ある義務教育学校~夢・挑戦・感動・飛躍にあふれた学校~」を目指して教育活動を推進していきたいと思います。
2025.4.8 令和7年度 始業式・入学式
4月8日(火)に令和7年度の始業式と入学式を行いました。新しい学級の友達や先生との出会いの中で、新しい経験を積み、心身共に大きく成長できる1年にしてほしいと願っています。以下は、始業式と入学式の校長式辞の一部になります。
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<始業式>
新しい学年になり、ドキドキ、ワクワクしている人もいれば、少し不安を感じている人もいるかもしれません。でも大丈夫です。先生や周りの友達がいつもそばにいます。さて、春は新しいことを始めるのにぴったりの季節です。新しい目標を見つけて、どんどんチャレンジしてみましょう。例えば、苦手な教科の勉強に挑戦したり、得意な教科をもっと伸ばしたりしてみましょう。目標を達成するためには、あきらめない気持ちと、努力することが大切です。時には失敗することもあるかもしれません。でも、失敗は成功のもとです。失敗から学び、次に活かしていきましょう。先生たちみんな、皆さんが目標に向かって挑戦する姿を応援しています。困ったことや分からないことがあれば、いつでも相談してください。この1年が、皆さんにとって素晴らしい1年になるように、一緒に頑張りましょう。
<入学式>
新入生の皆さん,入学おめでとうございます。皆さんは今日からこの色麻学園の1年生になります。色麻学園は1年生から9年生までいる義務教育学校という学校です。今、一緒に手をつないで入場してくれたのは、9年生のお兄さんお姉さんです。みなさんが入学してくるのを楽しみに待っていました。先生達も楽しみに待っていましたよ。 さて,校長先生は,皆さんが,この色麻学園で楽しい学校生活を送るために,大切にしてほしいことを3つお話しします。1つ目は,「元気にあいさつをしましょう」ということです。色麻学園はあいさつ日本一を目指しています。恥ずかしがらずに、元気な声で「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」というあいさつをしましょう。 2つ目は,「安全な生活をしましょう」ということです。交通ルールや学校のルールを守り、危険なことはしないようにしましょう。自分の身を守ることはもちろんですが、周りのお友達の安全にもつながります。3つ目は,「お友達と仲良くしましょう」ということです。色麻学園にはたくさんのお友達がいます。友達が困っていたら、優しく声をかけ、助けてあげてください。助け合うことで、みんなが楽しい学校生活を送ることができます。ぜひ今お話しした,3つのことを大切にしてくださいね。
2025.3.24 修了式
3月24日(月)に令和6年度の修了式を行いました。この1年間で児童生徒一人一人は大きく成長しました。次年度も夢や目標を持ち、一日一日の努力を大切にしてほしいと願っています。以下は、校長式辞の一部になります。
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みなさん、今日で令和6年度も終わりますね。思い出してください。約1年前の4月のことを、1年生は色麻学園に入学したばかりでした。それ以外のみんなも、新しい学年に上がり、期待と不安でいっぱいではなかったでしょうか?それでは、1年前の自分と今の自分を比べてみてください。新しいことを知ったり、身体が大きくなって力がついたり、思いやりの気持ちを持てたりと・・・一人一人が大きく成長したはずです。一日一日の小さな努力があったから1年間の大きな成長へとつながりました。これからも、色々なことに挑戦して、できることを増やしていきましょう。
「いままでやったことがないからやるんだ!」というやる気や、「失敗の中から何とか立ち上がろうとする気力とか!」「また失敗したか、よし、もう1回別の方法でやってみよう!」といった明るさをもった挑戦心がこれからの時代に求められています。ぜひ皆さん、行動するときには「あえて高い目標を立てて行動する!」「そんなことは無理だよ」とか「それをやっても結果が見えているよ」と言って最初から挑戦をやめる人間にはならないでください。悩み、苦しみ、くじけそうになったとき、「何くそ、負けてたまるか」と自分を奮い立たせて、そして再度挑戦してみようという気力をもってください。夢や目標に向かってあきらめず、挑戦し、そして失敗し、思い悩んでこそ、人は成長していくのだと私は思います。
2025.3.8 卒業式
3月8日(土)に卒業式が挙行され56名の生徒が色麻学園を巣立ちました。当日は穏やかな春の日差しにも恵まれ、たくさんの御来賓や保護者の前で、厳粛な雰囲気の中にも感動に包まれた心温まる式を行うことができました。56名の卒業生には、本学園で学んだことを力に変え、たくましく人生を歩んでいってほしいと願っています。以下は、校長式辞の一部になります。
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皆さんは義務教育9年間でたくさんのことを学び、さまざまなことに挑戦し、時には失敗もしながら、それでも一歩一歩進んできたと思います。その努力は、必ずこれからの人生の大きな力になると私は信じています。皆さんと私は1年間だけの関わりでしたが、その中で一番心に残っているのは、5月に行われた色麻カップです。最高学年としてリーダーシップを発揮し、下級生をリードして応援合戦などに全力で取り組む姿、全力で取り組んだからこそ流せる涙に、大きな感動をもらいました。色麻学園の合言葉にある「がんばることはかっこいい」をまさに体現していましたね。
皆さんは、物理学者の湯川秀樹博士という方を知っていますか?湯川博士は、原子核を構成している陽子と中性子の間には未知の粒子があり、それが素早く動きながら二つの粒子を結びつける力を生んでいるのではないかという仮説をもとに、未知の粒子である「中間子」というものの存在を証明し、1949年に日本人初のノーベル物理学賞に輝きました。その受賞は当時の第二次世界大戦後の苦難の中にあった日本国民に大きな勇気を与えました。この湯川博士が語った言葉に「一日生きることは、一歩進むことでありたい」というものがあります。湯川博士がノーベル賞を受賞するまでには約20年という年月がかかったといいます。その年月の一日一日の努力の積み重ねがノーベル賞という偉業を達成することにつながったということを、この言葉は意味しています。
さて、私たちは日々の生活の中で、自分のことを他人と比べて喜んだり悲しんだりしていないでしょうか?あの人にはかなわないとか、あの人はあんなに頑張っているのに、とか他人と比べるときりがありません。それよりも、昨日の自分と今日の自分を比べたほうが頑張る力が出てくると思います。今日一日を一生懸命生きれば、必ず成長しているはずです。たとえそれが、ほんの少しでもいいと思います。結果がでなくても努力しようとする気持ちがあれば、それが成長への小さな一歩になります。そして、一歩ずつ進んでいると何年か後には見違えるほどの自分になっていると思います。未来に向かって、一歩を踏み出す勇気を持ち続けることが、豊かな人生を作ることにつながると私は信じています。人生100年時代とは言いますが、100年という時間は、思ったより短いです。地球が誕生して46億年と言われています。この46億年を1年365日に置き換えて考えてみると、人類が誕生したのは大晦日12月31日の10時40分になり、今から数えるとほんの13時間前ということになります。そして、21世紀が始まったのは23時59分59秒という今から1秒前になります。つまり、人生100年という時間は地球の歴史から考えると1秒にも満たないとても短い時間になるのです。だからこそ、私たちが生きている一日一日はとても大切な時間です。ただなんとなく一日を過ごすのではなく、一日に少しでも前に進むための努力を続けていきましょう。
2025.2.26 授業研修会
2月26日(水)に宮城教育大学名誉教授の相澤秀夫先生をお招きして授業研修会を行いました。相澤先生には1年1組、2年1組の音読指導と3年2組、8年1組の道徳の師範授業をしていただきました。相澤先生の迫力ある朗読や意図的指名、褒め言葉などから力をもらった子どもたちが1時間の授業の中で変わっていく姿を拝見し、我々教職員の原点である授業力の大切さを再認識させられました。今回の研修会から学んだことを、今後の授業に生かして、子どもたちのよりよい学びにつなげていきたいと思います。
2025.1.23 色麻学発表会
1月23日(木)に色麻学の発表会を行いました。色麻学は色麻学園が3年生から9年生までの総合的な学習の時間で系統的に取り組んでいる「ふるさと学習」になります。地方自治体『持続可能性』分析レポート によると色麻町は「20歳から39歳の女性人口が2020 年から2050 年までの30年間に50%以上減少すると推計される自治体、いわゆる「消滅可能性自治体」 になっており、町外への転出を今後どうくいとめるのかが課題となっています。9年生は「色麻学」を通して、地場産業の活性化等による地域雇用の拡大や移住・定住促進政策や地域に人を呼ぶための取り組みを模索してきました。その内容を今回は色麻町の議員の方々の前で、堂々と発表しました。
2025.1.16 立志式
1月16日(木)に8学年で立志式を行いました。以下は校長式辞の抜粋になります。
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立志式は「元服」の風習の良さを現代に受け継ぎ、これまで支えてくださった家族の皆様や地域の皆様に感謝の気持ちを表し、これからの人生の目標を示す式になります。松下村塾を開いた幕末の思想家、吉田松陰の言葉に次のようなものがあります。「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし。」
夢をもつことからすべてが始まるということですが、夢があっても成功するとは限りません。しかし、夢をもたない限り成功することもありません。夢までのゴールを描き、計画どおりに実行することが成功への道であるということです。 ぜひ皆さん一人一人の夢や目標を大切にし、志を高く持ってこれからの人生を力強く生きてください。
2025.1.8 3学期始業式
1月8日(水)に3学期の始業式を行い、校長から以下のようなお話をしました。
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今日から始まる3学期は、1年のまとめとなる大切な学期です。これからの残りの日々をどう過ごすかが、これからの皆さんの成長を大きく左右します。
皆さんディズニーランドは知っていますね。9年生は修学旅行でも行きました。それでは、ディズニーランドを最初につくった人は誰か知っていますか?
アメリカのウォルト・ディズニーという人です。このウォルト・ディズニーがつくった会社のウォルト・ディズニー・カンパニーは、何度も失敗を繰り返して倒産しそうになったそうです。それでもあきらめずに挑戦を続けて、今では世界有数の大企業へと成長し、世界中の人々を楽しませてくれています。
ウォルト・ディズニーの言葉に次のようなものがあります。「あなたは挑戦しては失敗する。挑戦しては失敗する。挑戦しては失敗を繰り返す。しかし本当の失敗は、あなたが挑戦することをやめることだ。」というものです。皆さんはこの3学期も新しいことに挑戦し、自分自身の可能性を最大限に引き出してください。そして、9年生はいよいよ高校入試本番になりますね。一日一日の時間を無駄にせず、今やれる精一杯の努力をしてください。
2024.12.23 2学期終業式
12月23日(月)に2学期の終業式を行いました。今回は、インフルエンザ等で欠席者が増えてきているため、リモートでの終業式になりました。校長からは、以下のようなお話をしました。
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今年は元日に能登で大きな地震があり、とても不安な状態からのスタートでした。この地震によって、今も多くの方が苦労されていると聞きます。一刻も早い復旧復興を祈りたいと思います。さて、皆さんにとっての2024年はどんな年だったでしょうか?校長先生にとっては、4月にこの色麻学園に来て、皆さんに出会えたとても幸せな年でしたよ。そして、今日で終わる2学期も、毎日の授業や学園祭などの行事に一生懸命取り組む皆さんの姿からたくさんの元気をもらいました。ところで、皆さんは、元気がないときは、どんなことをしていますか?校長先生は、音楽を聴いたり、軽いランニングをしたり、山を登ったりしています。生成AIにも「元気がないときに、どうすれば良いですか?」と聞いてみました。そうしたら返ってきた答えは、「睡眠をしっかりとる」「リラックスできる音楽を聴く」「自然に触れる」「信頼できる人に今の気持ちを話す」「朝日を浴びる」「体を動かす」「無理に頑張らない」でした。ぜひ、皆さんにあったやり方を試してみてくださいね。明日からは楽しい冬休みが始まります。まずは、交通ルールを守り、危険な場所に近付かないなど、命を大切にした安全な生活をしてください。そして、本をたくさん読むなどの、長い休みにしかできないことをして、心の財産を増やしてください。また、9年生は入試に向けての勉強頑張ってください!1月8日、皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。
2024.11.19 加美農業高校さんとの連携に感謝
色麻学園では同じ色麻町にある加美農業高校との連携を行っています。11月19日には、2年生が牛とのふれあいをとおして畜産業への理解を深める学習を行いました。また、3年生も加美農業高校の畑で栽培している白菜の収穫作業を行いました。高校の先生や生徒さんが優しく教えてくださるので、児童も楽しく作業や学習に取り組むことができました。大変感謝いたします。
2024.10.19 第2回学園祭の開催
色麻学園の学園祭は義務教育学校ならではの、1年生の可愛らしい演技から9年生の大人の雰囲気を感じさせる合唱といった,各年代ごとの特徴あふれる発表となっており、9年間の子どもの成長を感じることができます。 児童生徒は今日まで,より良い発表にするために,一生懸命練習や作品制作に取り組んできました。当日は、緊張しながらも練習の成果を存分に発揮し、ご来場の皆様に感動を与えてくれました。
2024.9.19 地区新人大会に向けてのお話
9月21日からの地区新人大会に向けて校長から以下のようなお話をしました。
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いよいよ、これまでの練習の成果を発揮する新人大会が始まります。自分を信じ、仲間を信じ、支えてくれる全ての人への感謝の気持ちを忘れずに大会に臨んでください。
色麻学園のめざす児童生徒像に「たくましく」という言葉があります。国語辞典で調べると「意志が強く、多少のことではくじけない」という意味が出てきます。試合には、勝敗がつきものですが、それよりも自分の限界にたくましく挑戦することが大切だと私は思います。ぜひ、最後まで、たくましく挑戦することで、自分の心を大きく成長させてください。
2024.8.23 第2学期始業式のお話
8月23日(金)に第2学期始業式が行われ,校長から以下のようなお話をしました。
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皆さん、長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まりましたね。1学期の終業式の日、校長先生は、「いろんなことに挑戦して自分自身を大きく成長させてください。」とお話をしました。皆さん、何かに挑戦できましたか? さて、夏休み期間中には、世界中が注目したオリンピックがフランスのパリでありました。日本は、海外のオリンピックで過去最高の20個の金メダルを含む45個のメダルを獲得しました。メダルをとった選手はもちろんですが、参加したすべての選手のひたむきに挑戦して頑張る姿に校長先生はとても感動しました。
ところで、元マラソンのオリンピック選手だった瀬古利彦さんという方がいます。その瀬古さんは「42.195kmのマラソンには、体が動かなくなる程苦しい地点があり、やめてしまおうと何度も思った・・・でも、怖くて止められなかった。」と言っていたそうです。さて、瀬古さんは何が怖かったと思いますか?・・・それは、「あきらめる癖がついてしまうのが怖かったそうです。」「一度あきらめてしまったら、苦しいことがあったときに、すぐにあきらめてしまう人になってしまう。それが一番怖い。」と話をしていたそうです。・・・皆さんどう思いますか?校長先生は、このお話を聞いたとき、まったくその通りだと思いました。人は挑戦して壁にぶつかったとき、もう無理だと思い、あきらめてしまうことがあります。あきらめてしまうのは簡単です。でも、そこで挑戦を続けようとする強い気持ちがとても大切だと思います。スラムダンクという漫画に出てくる安西先生も「あきらめたら、そこで試合終了ですよ!」と言っていました。 ぜひ皆さん、苦しいときでもあきらめない強い気持ちをもって、これからも挑戦を続けてください。
2024.7.19 第1学期終業式のお話
7月19日(金)に第1学期終業式が行われ,校長から以下のようなお話をしました。
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みなさん,いよいよ明日から夏休みですね。梅雨明け宣言前にもかかわらず,暑い日が続いて,今年の夏休みも猛暑になる予感がします。児童生徒の皆さん,水分補給などの熱中症対策をしっかりして,夏の暑さを乗り越えてくださいね。さて,今日で1学期も終わりになります。1学期の授業日は,71日ありました。この71日間の中には,入学式,9年生の修学旅行,色麻カップ,生徒総会,地区中総体,5年生の花山合宿,7年生の女川研修などの大きな行事がたくさんありました。ぜひ,これらの経験から学んだことを,自分自身の成長につなげてげてください。
ところで,みなさんが毎日使っているipadやiphoneというスマートフォンを作っているアップルという会社を知っていますか?それでは,その会社をつくったスティーブ・ジョブズさんという方を知っていますか?スティーブ・ジョブズさんは,学生時代から「もし今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?」ということを毎日鏡の前の自分に問いかけて後悔しない生き方をしていたそうです。そして,毎日いろんなことに挑戦してやがて世界を大きく変えるパソコンやスマートフォンを開発しました。児童生徒の皆さん,明日からの夏休み,毎日をただ何となく過ごすのではなく,勉強や自由研究など・・いろんなことに挑戦して自分自身を大きく成長させてください。(ただ,危険なことはしないでくださいね)
2024.7.11 学校運営協議会
7月11日(木)に今年度2回目となる学校運営協議会を行いました。委員の方々には,5校時の授業を参観していただいた後,学校の課題等について話し合いを行っていただきました。校長からは,学力向上への取組として行っているAIドリルの活用や教員による授業研究等についてお話ししました。また,児童生徒の指導についても保護者と連携し,教職員が一丸となってチームとして取り組んでいることについてご理解をいただきました。今後の学校運営協議会の活動としては,体験学習等でサポートしていただくことについても話し合うことができ,大変有意義な会となりました。
2024.6.21 芝生の校庭
本校の校庭はきれいな天然芝になっており,休み時間になると芝生の上で楽しそうに遊ぶ子供たちの光景が広がります。天然芝の維持管理はとても大変なことですが,それを行っていただいている町の教育委員会や用務員さんに感謝いたします。
2024.5.11 色麻カップ(運動会)
5月11日(土)に義務教育学校になって2回目の色麻カップ(運動会)が行われました。当日は好天に恵まれ,たくさんの来賓の方,地域の方,保護者の方にご来場いただき,盛大に開催することができました。義務教育学校ならではの1年生から9年生までの年齢の大きく離れた児童生徒が一堂に会して競い合う姿は大変素晴らしいものがありました。これからも,このような行事を大切にしていきたいと思います。
2024.4.8 入学式の校長式辞(一部抜粋)
4月8日(月)に入学式が行われ,40名の児童が色麻学園の新しい仲間となりました。以下は,入学式の校長式辞の一部となります。
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新入生の皆さん,入学おめでとうございます。皆さんは今日からこの色麻学園の1年生になります。色麻学園は1年生から9年生までいる義務教育学校という学校です。皆さんが入学してくるのをお兄さんやお姉さん,そして先生方も,みんな楽しみに待っていました。
校長先生も皆さんが立派に入場してくる様子を見てとてもうれしくなりました。
さて,校長先生は,皆さんが,この色麻学園で楽しい学校生活を送るために,大切にしてほしいことを三つお話しします。
一つ目は,「元気にあいさつをする」ということです。人に会ったら「おはようございます」「こんにちは」,別れるときは「さようなら」という元気なあいさつをしましょう。
二つ目は,「お話を良く聞く」ということです。学校では先生が毎日皆さんに大切なお話をしてくれます。その話を良く聞いて,たくさんのことを覚えましょう。
三つ目は,「お友達と仲良くする」ということです。お友達と仲良くするためには,お友達がいやがること,悪口を言ったり,たたいたりするようなことは絶対にしないことです。
今,お話しした「元気にあいさつをする」「お話を良く聞く」「お友達と仲良くする」の三つのことを大切にしてください。
そして,保護者の皆様,本日はお子様のご入学,誠におめでとうございます。お子さまは今日から9年間の義務教育がスタートいたします。ぜひ,毎日お子さまを励まし,学校に送り出してください。そして,いっぱい褒めてあげてください。我々教職員も,心を込めて,お子さま一人一人の良さや可能性を引き出していきたいと思います。
どうぞ,本校へのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。