東京農工大学・東北大学共催
農工融合研究シンポジウム
※盛況のうちに終了しました.ご参加いただいた皆様,ありがとうございました.
東京農工大学は平成30(2018)年度 に融合研究支援制度(TAMAGO)を創設し、農学研究院及び工学研究院の研究者による、先駆的な融合研究に取り組むチームを、学内公募により選定し、オープンイノベーションの中核形成に取り組んでいます。
東北大学では、農学研究科、工学研究科、未来科学技術共同研究センターなどが連携して企業も交えて様々な共同研究を推進しています。
今回のシンポジウムでは、東京農工大学より、TAMAGOの制度についてご紹介し、採択チームによる研究発表を行います。
また、東北大学より「東北大学が進める農工連携と産学連携」について講演いただくとともに、農工融合の研究発表を行い、融合研究を加速するにあたり、有益な知見の共有の機会を提供します。
2021年3月16日(火) 10:00-12:10
オンライン開催(zoom)
参加費無料。どなたでも参加できます。以下の参加申込フォームからお申し込みください。
折り返し参加登録票(接続情報)を送付します。
Program
司会:千葉祐生(東京農工大学研究支援課)
10:00 -10:05
開会挨拶
千葉 一裕 東京農工大学 学長
10:05 -10:15
基調講演
「太陽光発電から植物電池への誘い:農工融合研究スタート」
直井 勝彦 東京農工大学 理事(学術・研究担当)・副学長
10:15 -10:35
基調講演
「東北大学が進める農工連携と産学連携」
阿部 敬悦 東北大学 大学院農学研究科長
10:35 -11:35
東京農工大学 融合研究支援制度(TAMAGO)研究発表
■植物電池チーム
「植物から電気を得る植物電池」
大津 直子 グローバルイノベーション研究院 教授
沖田 尚久 工学研究院・応用化学部門 助教
■マイクロプラスチック総合科学研究チーム
「農学と工学の融合によるマイクロプラスチック汚染の総合的解決」
高田 秀重 農学研究院・物質循環環境科学部門 教授
■窒素・リンアップサイクリングチーム
「農工融合による排水・廃棄物からの栄養塩アップサイクリング技術の開発」
寺田 昭彦 工学研究院・応用化学部門 教授
■次世代メディカルツール創成チーム
「獣医学と生命工学の融合による次世代メディカルツールの創成」
吉野 知子 工学研究院・生命機能科学部門 教授
■野生動物データ科学研究チーム
「野生動物に関する情報のAIを用いたデータ解析手法の開発」
小池 伸介 グローバルイノベーション研究院 教授
■グリーンプロダクツ創製研究チーム
「未利用廃棄バイオマスを原料とする環境機能材料の創製」
兼橋 真二 工学研究院・応用化学部門 准教授
11:35 -12:05
東北大学研究発表
■「東北大学発リチウムイオン電池の特性と農業分野への応用展開」
千葉 一美 未来科学技術共同研究センター 特任准教授
■「地域特産品を対象としたスマートフードチェーンシステム構築に向けた東北大学の取組」
伊藤 房雄 農学研究科 副研究科長/農学研究科戦略統括部門長
12:05 -12:10
閉会挨拶
有江 力 東京農工大学 理事(教育担当)・副学長
東京農工大学の融合研究支援制度 (TAMAGO)
Technologically Advanced research through Marriage of Agriculture and engineering as Groundbreaking Organization
東京農工大学は、「人と輝くFlourish with people」を学長ビジョンに掲げ、科学を基盤に、人の価値を知的に社会的に最大に高める、世界第一線の研究大学を目指しています。
農学・工学研究院の枠を越え、先駆的な課題に挑戦する融合研究チームを組織・支援するため「東京農工大学融合研究支援制度:TAMAGO」を創設しています。
制度開始の2018年度から現在までに9課題を採択し、オープンイノベーションの中核の形成を目指し支援を行っています。
2020年度からは、支援対象を農工融合研究に限らず、本学独自の学際的な課題および「withコロナ」社会の課題に取り組む研究チームにも広げています。