第58回全国野生生物保護活動発表大会で林野庁長官賞を受賞しました!
生物探究部の活動として行なっている相模川支流の八瀬川に生息するホトケドジョウ保全活動を、今年度の全国野生生物保護活動発表大会(環境省及び公益財団法人鳥類保護連盟が主催、文部科学省及び林野庁が後援の全国大会)にエントリーしました。その結果、なんと林野庁長官賞を受賞することができました!
11月27日(水)には、国会議事堂が一望できる環境省の会議室にて、2年生の代表生徒4名が口頭発表を行いました。全国の受賞校の発表を聞いて刺激をもらうとともに、保全活動に関する情報交換を行うことができた有意義な時間となりました。また、専門家の先生からは「地元密着の大切な取り組みである。この活動をどのように知ってもらうかを考えてほしい。」「変わっていく自然環境に対してどのような態度で接すれば良いか、部で出した答えを校内外に広めて欲しい。」などの貴重なご意見をいただくことができました。詳細は以下のリンクをご覧ください。
★生徒の発表は下の動画からご覧ください★
環境副大臣(左端)と林野庁職員(右端)の方と記念撮影
国会議事堂をバックに記念撮影
お世話になっている相模原市立博物館学芸員の秋山さん(専門家の一人として来席)と記念撮影
紅葉の日比谷公園にて
環境省の会議室から望む国会議事堂
表彰式の様子
協力して4人でプレゼン
会場内で他の受賞校の生徒と話す中で新しい考えや世界を発見すること出来て色々な人と交流する大切さを改めて実感することができました。保護対象の生き物の繁殖にチャレンジしている学校もあったためホトケドジョウの繁殖にチャレンジしていきたいです。(2年部長 矢田)
受賞校の方と関わることによって自分自身の理解を深めることにつながり、良い刺激を受けることができました。グッズを作っていた学校が何校かあったため、私達の保全しているホトケドジョウのグッズ作りなどに挑戦し、色々な人への発信にも力を入れていきたいです。(2年 新舘)
大きな場での発表は緊張しましたが、貴重な経験が出来て良かったです。交流を通して、知見を広めることが出来ました。保護活動を続けると共に、多くの人が自然環境について興味を持ってもらえるように意見交換会などを行いたいです。(2年 秋田)
他の受賞校の発表が素晴らしく、どの活動にも興味を惹かれました。お互いの活動の参考となる意見交換の機会はとても新鮮で楽しかったです。他校に負けずに、私たちが行っているホトケドジョウの保全活動をこの調子で深めていきたいです。(2年 栁谷)
2021年から継続して実施している、学校付近を流れる八瀬川のモニタリング調査に対して、中谷医工計測技術振興財団より30万円の助成金贈呈校に選出していただきました!
絶滅危惧ⅠB類に指定されているホトケドジョウ の保全活動をさらに発展させ、生物多様性を保全する意味について部内で共有し、校内外に発信していけるように頑張っていきたいと思います。
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