博士後期課程学生への支援について

博士後期課程への進学を考えているみなさん、在学中のみなさんに博士後期課程学生へのさまざまな支援制度をご案内します。

生活費などの経済的支援、研究費の支援、海外への渡航支援、修了後のキャリア支援など、大学が用意している支援に加え、公的機関の支援、財団等の助成などもあります。


◆主な支援制度

◆総合的支援

電気通信大学次世代研究者挑戦的研究プログラム                            キャリア支援/研究支援/経済的支援

本学は、我が国の科学技術・イノベーションの将来を担う優秀な志ある博士後期課程学生への経済的支援を強化と博士人材が幅広く活躍するための多様なキャリアパスの整備を目的としてJST(科学技術振興機構)が実施する次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)に採択されました。

本学では博士後期課程学生の将来キャリア開拓を特徴的なものにするために、学生の独自研究者ネットワーク構築、 オリジナリティを発揮させ商品開発にもつながる研究開発能力の育成、アジア圏内で将来の研究の場を形成することも視野にいれたアジア圏言語の習得を3つの柱としたプログラムを実施し、プログラム学生(次世代研究員)には生活費相当額と研究費が支援されます。

電気通信大学次世代研究者挑戦的研究プログラムのサイトはこちら

日本学術振興会JSPS)特別研究員(DC1、DC2)                           キャリア支援/研究支援/経済的支援

我が国の優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者の養成・確保を図る制度で、特別研究員には研究奨励金が支給され、研究費として科学研究費助成事業(特別研究員奨励費)の助成を受けることが可能です。

日本学術振興会各種事業の学内紹介サイトはこちら ※学内からのみ閲覧可能

◆経済的支援

授業料免除                                                     

学業優秀で経済的理由などにより入学料、授業料を支払うことが難しい場合、入学料、授業料の全額または半額を免除あるいは徴収を猶予する制度があります。

入学料、授業料の免除と徴収猶予のサイトはこちら

電気通信大学大学院博士後期課程奨学金                                            

理工系分野他の研究に強い探究心を持ち、本学大学院博士後期課程への入学を希望する優秀な者の入学後の修学に必要な支援を行うことを目的とした、大学基金を活用した給付型の独自奨学金制度です。

電気通信大学大学院奨学金制度のサイトはこちら

日本学生支援機構(JASSO)奨学金                                              

優れた学生で、経済的理由により修学に困難がある者に対し、学資の貸与を行うことにより、国および社会に有為な人材の育成に資するとともに、教育の機会均等に寄与することを目的としています。

日本学生支援機構奨学金の学内紹介サイトはこちら

地方公共団体、民間等の奨学金                                                

地方公共団体の奨学生の募集は大学を経由するものと経由しないものとがあります。その他、財団が募集する育英資金もあります。

地方公共団体、民間等の奨学金の紹介サイトはこちら

◆研究支援

電気通信大学リサーチ・アシスタント(RA)

本学が行う研究プロジェクト等に優秀な大学院博士後期課程在学者を研究補助者(RA)として参画させ、研究活動の効果的な推進を図るとともに、研究補助業務を通じて若手研究者としての研究遂行能力の育成を図ることを目的としています。

電気通信大学リサーチ・アシスタントのサイトはこちら ※学内からのみ閲覧可能

日本学術振興会(JSPS)若手研究者海外挑戦プログラム

博士後期課程の学生等が海外という新たな環境へ挑戦し、3か月~1年程度海外の研究者と共同して研究に従事できるよう、往復航空賃、滞在費100~140万円(派遣国により異なる)等を支給し、将来国際的な活躍が期待できる豊かな経験を持ち合わせた優秀な博士後期課程学生等の育成に寄与するプログラムです。

日本学術振興会各種事業の学内紹介サイトはこちら ※学内からのみ閲覧可能

財団等の研究助成

財団等が研究費等の助成事業の公募を行っています。原則として教員向けですが、学生が応募可能のものもあります。

学生が応募可能な公募情報サイトはこちら

◆海外渡航支援

電気通信大学基金による海外への学生派遣助成事業                           

大学基金を活用し、学生の交換留学、研究留学、国際インターンシップに係る海外派遣について、一定の条件のもと助成を行います。また、対象者には学資支援基金による渡航支援金も支給します。

電気通信大学金による海外への学生派遣助成事業のサイトはこちら

目黒会及び電気通信大学基金助成事業(学生英語発表にかかる学会参加費助成)                         

目黒会(同窓会)及び大学基金を活用し、学生の英語発表による学会参加費について、一定の条件のもと助成を行います。

 目黒会及び電気通信大学基金助成事業のサイトはこちら

日本学術振興会(JSPS)HOPEミーティング                                         

アジア太平洋アフリカ地域の大学院生等がノーベル賞受賞者をはじめとし た著名な研究者や同世代の参加者と交流を行い、将来の同地域の科学技術を担う研究者として飛躍する機会を提供します。

日本学術振興会 国際交流事業の学内紹介サイトはこちら(「JSPS国際交流事業」) ※学内からのみ閲覧可能

日本学術振興会(JSPS)リンダウ・ノーベル賞受賞者会議派遣事業支援                             

我が国における学術の将来を担う国際的視野、経験に富む優秀な研究者を育成するため、若手研究者がリンダウ・ノー ベル賞受賞者会議評議会及びリンダウ・ノーベル賞受賞者会議基金が主催する「リンダウ・ノーベル賞受賞者会議」に参加することを支援します。

日本学術振興会 国際交流事業の学内紹介サイトはこちら(「JSPS国際交流事業」) ※学内からのみ閲覧可能

◆キャリア支援

博士学位取得直後の研究者を対象とした5年任期の助教ポスト                                 

大学院博士後期課程との接続を主眼に博士学位取得直後の研究者を対象とした5年任期の助教採用制度「任期付助教制度」を用意しています。

任期付助教ポスト募集情報のサイトはこちら

日本学術振興会JSPS)海外特別研究員                                          

我が国の学術の将来を担う国際的視野に富む有能な研究者を養成・確保するため、優れた若手研究者を海外に派遣し、特定の大学等研究機関において長期間研究に専念できるよう支援する制度です。大学等学術研究機関に所属する研究者、又は当該研究者を志望する者を対象とし、派遣期間は2年間、往復航空賃のほか滞在費・研究活動費として年額約450万円~620万円(派遣国により異なる)が支給されます。

日本学術振興会各種事業の学内紹介サイトはこちら ※学内からのみ閲覧可能