福田小学校の学区

東西に走る国道2号線の北側,中央の妹尾地区も学区となっています。

 北に御陵をいただく吉備の中山,西に縄文の貝塚が眠る高尾山をひかえ,

南と東に地味豊かな沖積平野の広がる福田学区は,岡山市の西端に位置して,

市のベッドタウンであるとともに交通の要衝の地となっています。

 学区の西方には,弥生時代初期の農耕を伝える土器の出土により,

多くの注目を集めた高尾貝塚,戦国時代の坪井城跡,

県下で最も古い寺子屋のうちの一つとされている浄泉寺を有し,古い文化の香りを今に伝えています。


 学区の東方には,江戸時代前期から埋め立てられ干拓された広大な農地が広がり,

古くから,い草栽培や稲作・麦作などの生産活動が展開されてきました。

 このような古い歴史と文化を伝えながら,農業を中心としてきた福田地区も,

国道2号線が学区内を通過するようになるとともに,

特に大福地区は宅地化が進み,急激に変貌しつつあります。


また,地域住民の価値観も多様化しつつありますが,教育に対する関心は高く,

地域とともに歩む学校づくりを目指した総合的な学習の時間や,社会科・生活科の学習,

クラブ活動などでは,地域の多くの方々のご協力をいただいています。


  


「福田ってどこにあるの?」

-福田っていう地名はないんだよ。

大福と山田の一文字ずつで福田に

なったらしいんだ。