レーザーカッター簡易操作手順

1、イラストレーターを起動する。

横635mm 縦458mm RGBモードで新規ドキュメントを作成する。

2、切断線を描く。

パスモードで線を描く。描いた線はスウォッチパネルで塗りつぶしを「なし」、実線を「赤」、太さを「0.01pt」にする。

3、彫刻線(彫刻モード)を描く。

白黒(グレースケール)で文字や画像を描く。

4、ファイルを保存する。

ai形式でファイル名は半角英数にする。

5、レーザーカッターを準備する。

レーザーカッターの電源を入れ、設備が初期化されるまで待つ。素材をテーブルにセットして、高さを調整する(自動)。

6、レーザーカッターにデータを転送する。

プリントを選択し、素材に合わせてプロファイルを設定する。プリンターと同じ要領でプリントを選択する。

ここでプリントボタンを押してもレーザーカッターは動かない。

7、レーザーカッターを動かす。

液晶画面に手順6で転送したデータのファイル名、レーザーの強さ、速度が正しく表示されている事を確認する。

集塵機の排気ダクトを外へセットする。

コンプレッサーと集塵機の電源を入れ、レーザーカッターのスタートボタンを押す。


レーザーカッターの仕組み

レーザー切断は、レーザー発振器から反射鏡などを用いて伝送されてきたレーザービームを集光レンズで細く絞って切断材料に照射することで局部的に溶融させ、レーザーと同軸に配置したノズルか補助ガスを噴き付け、溶融物を噴き飛ばすことで狭い溝幅の高精度な切断を行っている。


レーザーカッターの利点

1、 熱影響が少なく、熱変形が極めて小さいため切断精度が向上する。変形し易い薄板の精密切断と相性がよい。

2 、レーザーの照射によって溶けた部分だけを除去するため、切断幅がレーザーの集光径とほぼ同じ微小な幅で切断できる。

3 、高パワー密度ビームを照射する加工のため、溶融および溶融金属の除去が迅速で、従来の切断法に比べて切断速度が速い。

4 、非接触加工なので、歯の交換などは存在せず、レンズやミラー等の消耗部の劣化による交換頻度は接触除去加工に比べて低い。

5 、切断部の酸化が少ない。特に無酸化切断を行えば、そのまま実用されても、性能劣化は生じず切断後の仕上げ加工を省略可能。


レーザーカッターで加工可能なもの

カット・彫刻可(厚さ最大6mm)

ABS樹脂・アクリル樹脂・アボナイト(人造大理石)・厚紙・再生チップボード・コーリアン(メタクリル樹脂)・コルク・デルリン・ファブリック・発泡材・ケブラー(アラミド合成繊維)・ラミネート樹脂・皮革・大理石 (彫刻のみ)・マットボード・メラミン(不燃性硬化樹脂)・真珠母貝・MDF(硬質繊維板)・マイラー(強化ポリエステル)・ナイロン・紙・パーティクルボード・ポリプロピレン・ポリエステル・プレスボード(ボール紙)・レジン(ポリウレタン樹脂)・ゴム・シリコーン・シルク(絹)・ツイル(布地)・ザイロン (Zylon)・木材


彫刻のみ可

レンガ ・セラミック・グラスファイバー・ガラス ・御影石(花崗岩)・メゾナイト(硬質繊維板)・スチレン・タイル ・トラバーチン(多孔質石灰岩)・カーボンファイバー(炭素繊維)


レーザーカッターで加工できないもの

金属板(出力不足)、鏡(レーザーが反射するため)


レーザーカッターで加工してはいけないもの

ポリ塩化ビニル(有毒ガスが発生する、またレーザーカッター故障の原因となる)