鳥取県米子市の南に位置する南部町会見地区は、人口3,200人余り、四方を山々や丘陵に囲まれた静かな農村地帯である。

　主な産業は農業であり、稲作の他、東南部丘陵地帯において果樹（二十世紀梨、富有柿、西条柿）の栽培が盛んである。

　会見小学校はそれぞれ90年余の伝統を誇る手間・賀野両校の実質統合により、昭和41年9月1日、旧村境にあたるこの位置に開校した。

　以来、「よく学ぶ子、明るく正しい子、たくましい子」を児童の理想像としてその営みを続け、現在に至っている。

会見小学校　校歌

　　　作詞　永栄　宗文

　　　作曲　梅原　美男

まなかいに　　雲おしひらく

大山の　　そびえるところ

つどい来て　　学びのみちに

意気に燃え　　いそしむわれら

ああ希望あり　　会見小学校

ふるさとの　　みどりの山に

日の光　　輝くところ

わかたかの　　羽ばたきに似て

すこやかに　　のびゆくわれら

ああ力あり　　会見小学校

ゆたかなる　　みのりのさとに

学舎の　　並みたつところ

うるわしく　　心をみがき

文化のひ　　かかげるわれら

ああ栄あり　　会見小学校