仙台市立仙台青陵中等教育学校のホームページへようこそ!
仙台市立仙台青陵中等教育学校は,「仙台市中等教育学校基本構想(平成19年3月)」に基づき,平成21年4月に開校しました。前期課程(中学校3年間)と後期課程(高等学校3年間)の接続により,学びの連続性を高めた6年間の一貫した教育課程や学習環境のもとで学ぶ機会を提供することで,生徒一人一人の個性を重視した教育の実現を目指しています。後期課程からの入学制度はなく,前期課程で定員140名の適性検査を実施しています。
「知性を高め 感性をはぐくみ 意志を鍛える」という本校の教育方針のもと,6年間を2学年ごとに「根づく」「伸びる」「花ひらく」の3期に分け,その言葉どおりに生徒一人一人が地に足をつけ,たくましく成長できるよう教育活動を展開しています。その成果の一つとして,難関国公立大学をはじめとした高い進学実績を挙げることができますが,その土台となっているのが,多くの授業で取り入れられているグループ学習や話し合い活動で培われる「主体的な学習者」としての資質です。その資質が栄養分となり,学びの動機が根づき,興味関心を伸ばし,希望進路の実現という大きな花を咲かせてほしいと願っています。 また,学習活動においては,「学び,考え,伝える力」を育てるために,前期課程に本校独自のカリキュラムである「ことばと論理」「オールイングリッシュタイム」「数楽タイム」を設置しています。また,後期課程では,これまでの学びの集大成として,各生徒がテーマを設定した「研究論文」に取り組みます。研究論文完成までの経験から得られる学びは,大学における学びだけではなく,社会の変革に対応する思考力・判断力表現力・課題を発見解決し自分の考えを形成していく力を鍛えます。
これら6年一貫教育の強みを生かした問題発見・課題解決能力を育成する探究活動と連動させて,国際社会に貢献する人間の育成にも力を入れています。5年時に実施するオーストラリア研修,台湾交流校の中学,高級中学,大学との連携等を通じて,国際教育の推進及び英語を用いたコミュニケーション能力の向上を図っています。
その他,各学年に設定される体験活動や外部講師を招聘しての各種講義・講演会,部活動や委員会活動などについての情報も随時,本ホームページで配信いたします。開校から17年目を迎える本校ですが,これまでの教育実践を礎に今後も進化を続けてまいります。ぜひご覧いただき,今後とも,仙台青陵中等教育学校をよろしくお願いいたします。
令和7年4月吉日
仙台市立仙台青陵中等教育学校
校長 山田 善弘