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1.満興寺
2.大満寺
3.永安寺
4.宇佐八幡神社
5.鷲倉神社
6.雷神社
7.根白石小学校
私たちの町・根白石の歴史的な建造物についてご紹介します。
興味を持った方は、ぜひぜひ、実際にお越しください。
☆太桂山満興寺☆
曹洞宗。
永徳2年(1382)岩手県永徳寺梅雪禅東開山の古刹。
開基は初代藩主伊達政宗15代晴宗、その妻・裁松院、政宗の位牌を祀る。
現在の本堂は、明治に農家を移築したもの。
(前)山門は青葉城の辰ノ口門を、永安寺を経て移築したものと伝わる。
屋根は当初は茅葺きであったが、昭和元年(1926)頃からは瓦に。
政宗は、祖母裁松院が晩年白石城に住み、没後も城内に葬られたため、
墓参りに訪れた際は当寺に御仮屋を置き、宿泊したという。
満興寺に伝わる七不思議(一例)
1,境内の桂の木が一夜で成長した
2,境内で蛙の鳴き声がしない
3,軒端の雨だれの音がしない
4,境内に棲む白狐が村の変事を
前もって告げる
5,寒中でも蝮が出る
6,住職が亡くなると池から無縫塔が
現れる
7,清水がほしいときどこを掘っても
湧き出す
☆虚空蔵山大満寺☆
曹洞宗。
寛政元年(1460)国分家11代盛行の援助により、古内近江氏開基。
洞雲寺11世実底祥秀和和尚開山。
古内家の菩薩寺。明暦4年(1658)伊達2代忠宗が亡くなると、忠宗を中興開基
として、その位牌寺となる。
忠宗の養育係で後に奉行職・筆頭家老となり、忠宗逝去の後を追い殉死した、
古内主膳重廣の墓がある。
☆永安寺☆
臨済宗
承応2年(1653)、狩りに訪れた伊達忠宗が、眺望
絶景の地を見つけ、雲居禅師を招いた。
山が好きな雲居禅師はここに永安寺を開創した。
永安寺は、伊達家代々非常の場合の忍び所といわれ、旅の支度が備えられていたと伝えられている。
☆宇佐八幡神社☆
白石城址に祀られた神社。
天文年間(1532~1552)、石川某という修験者が、九州豊前宇佐宮の分神を笈の中に入れ八ツ森山の高いところに祠を建て白幡一流を立てて祀った。
これを白石城主が聞き、弘治2年(1556)宇佐八幡を城内に移したという。
宇佐八幡神社、兎口神社の他、政宗の祖母・裁松院の墓、黒川孝氏の墓、天保4年(1833)村人たちが裁松院の冥福を祈って安置した、西国三十三観音などもある。
↑西国三十三観音
←裁松院の墓
☆鷲倉神社☆
鷲倉神社は、福岡地区の村社として地域で崇拝されていた。口碑では、「推古天皇の御代592~628年、登喜多磨路の勧誘するところ」と伝えており、山そのものを祀って権現と崇められていた。
社殿は、西方の最高所に鎮座し、屏風岳西方にある鎖集落から鉄鎖に頼って崇拝していましたが、強風で破壊され東北へ移築し、参拝路小山集落よりに移された。
現代の社殿は、三度目の移転先といわれる。
明治15年建立の石碑には「慶長9年(1604)岩崎隼人康彪が伊達政宗から建造費の補助を受けて建てられた」と記されている。
樹齢数百年といわれる姥杉。 →
高さはなんと36メートル
☆雷神社☆
この付近では昔から落雷が多く、様々な被害に対する恐れと、稲作に恵みを与えるための降雨祈願が結びつき、建てられたそう。
社殿は高いところに位置し、社殿の周りには大小様々な石碑が建てられている。
☆仙台市立根白石小学校☆
1873年 宮城県の第17番小学校として開校。
1886年 根白石尋常小学校と改称
1941年 根白石国民学校に校名変更。
1947年 根白石村立根白石小学校に校名変更。
1955年 泉村立根白石小学校に改称。
1957年 泉町立根白石小学校に改称。
1971年 泉市立根白石小学校に改称。
1988年 仙台市立根白石小学校に改称。
仙台市立住吉台小学校が分離。
現在は、仙台市唯一の木造校舎であり、生徒も、大事にしています。
少しでも、ひとつでも、興味のある建物を見つけられた方は、実際に見に、根白石に足を運んでみてください。