(きのした かずひさ)
社会には、すばらしい商品やサービスを提供する会社があります。その会社のおかげで、多くの人が喜んだり助けられたりしても、利益がでなければ倒産してしまいます。社会のためには企業は存続しなくてはいけません。存続するためには利益を確保する必要があります。この利益を計算できるのは会計だけです。そして利益を確保できるように会計情報を会社で働いている人に提供することで、企業を管理し、会社をより良くすることが管理会計の大切な役目なのです。
管理会計の講義ではその名のとおり「会計」情報を扱います。会計は、企業はもちろん社会の様々な組織で活用されています。身近な所では、みなさんの家庭もそうですし、お小遣いやバイト代をもらっていればみなさんにも関係があります。
例えば、みなさんのお小遣いについて、もらった金額と使った金額を記録し、何にいくら使ったか分析してみましょう。思った以上にお菓子やジュースを買っているな、とか、○○に行くとたくさん使っているな、など色々なことがわかります。また、お菓子を買うのをがまんしたら欲しかった○○が買えるな、といったことができるかもしれません。会社も同じです。会計情報を働いている社員に提供することで、社員の行動に影響を与えることができるのです。
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